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①玄米1カップを白米と同じように丁寧に炒ります。
炒り加減は、白米の炒り加減と同じですので、前の記事の1枚目の写真を参照してください。
②炒りあがった玄米に水10カップを注ぎます。
③白米の時と同じ要領でゆっくり煮だしていきます。
④こちらは沸騰して水分が減った分を2カップ程度足していただいても風味を損なうことはありません。
⑤網で漉して出来上がりです。
*こちらは(泡立ちには関係ないので)軟水、硬水どちらでもかまいません。
ぶくぶく茶は、とてもシンプルな材料から出来た飲み物です。
玄米と白米と水。さんぴん茶。これがすべてです。
作り方も、炒る⇒煮出す⇒漉す と、とてもシンプルです。
「すべての条件が揃うといとも簡単に泡立ち、ひとつでもおろそかになるととたんに泡立たない」
これは家元のお言葉です。ぶくぶく茶の厳しさ、奥の深さを教えてくださる言葉だと受けとめています。
稽古に行っていたころ、うんともすんとも言わない鉢を抱えて大きなため息を何度もつきましたが、
家元がかかれた本を拝見すると、レシピ化されるまでの10年間の泡との格闘の記録(ただ年表になっているだけのページですが)があり、本当に頭が下がります。
油気のない鍋(フライパン)で、米&玄米の炒り加減は【ムラなく濃いキツネ色】。じっくりじっくり煮出す。…これを合言葉(?)に、年末年始のお休み、みなさんも機会があれば、ぶくぶく茶作りに挑戦してみてください。
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こちらはご参考までに…↑私がぶくぶく液を作っているところを以前写メしたものです。
私はジャスコで一番お安いテフロン加工のフライパンを【ぶくぶく茶専用】にしています。
油っ気をつけないためです。もちろんコンロ近くで振りますし裏にも傷がつきます。たくさんの白米と玄米を炒るのでテフロンがダメになれば買い換えるのでこの価格は助かります。
私は面倒くさがりで、洗いものがヘタなので、炒る作業も煮出す作業もこれひとつでやっています。
沖縄では水道水も硬水というぶくぶく茶にとって恵まれた環境ですが、大阪では硬度の高いミネラルウォーターをかならず使って作っています。