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老師と少年

2009-01-22 | 最近読んだ本&コミック
引越ししてから開いてない荷物がまだあったので
整理してたら出てきた本。

『老師と少年』 南 直哉 著

― 師よ、本当のぼくは誰ですか?
― 師よ、人間とは何ですか?

― 裂けたもの、欠けたものだ。

― 何が裂け、欠けるのですか?

― 人はそれを探して、苦しむ。

若者の自殺が大きくクローズアップされた2年ほど前に
たまたまTVに出演していた著者に興味をそそられて
この本を知ったので買っておいた。

著者は禅宗の坊さんだけど、さすが。
禅宗というと『禅問答』とかめちゃくちゃ面白くて好き。
単純なのに深く、とかくごちゃごちゃした現代だけども禅問答の中には
竹を割ったように「スパッ」っと単純明快な真理がいっぱい詰まってるというか・・・。
それでいて、やっぱり難解・・・みたいな。

この本もそんな感じに似ている。

人は誰も一度くらいは「人間ってなんで生きてるのか?」とか考えるのかな?
オイラも若かりし頃にはそんなことも考えたなぁ。
今はひとつの答えを持って毎日を生きてますが、その答えは人それぞれでしょう。

「人とは何か?」
人間として究極の問いでしょう。

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