釣趣悠々 な日記

趣味の船釣りの釣行記と海水魚のアクアリウムの奮闘ブログです。

2007/08/04 LT(ライトタックル)アジ釣り

2007年08月05日 | 釣行記(アジ)

今日は、LT(ライトタックル)アジ釣りに、葛西橋「第二泉水」さんへ行きました。

ノーマルのアジ釣りにはよく行っていますが、最近は行く度に、満員&オマツリ多発で釣りにならず、アジ釣りはもうこりごり・・・と、しばし釣行を避けていました。

しかしながら、浅場でのLTアジなら、少なくともオマツリはそれほどでもないだろうと、ひさびさに釣行を決意しました。

ひとつ心配なのがアジのサイズ。サビキで釣るようなちっちゃいアジだと、いくらライトタックルでも盛り上がらないだろうしね。そこそこのサイズが来てくれることを祈ります。

さて、8/4(土)葛西橋「第二泉水」さんへ向かうと、風がビュービューふいています。
それもそのはず、台風の影響で南西風が結構ふいています。
東京湾の形状から、南西風はもっとも海が荒れる、天敵の風なんです。

「今日、本当に出るんだろうな~」

と、半信半疑で船宿に向かいます。

y-sanさんからも「本当に出船できるの?」と問い合わせがありましたが、船宿の回答は「出船できますよ」との事でしたので、やめるわけにはいきません。

少し早めに船宿に到着すると、すでに先客が5人もいました。ガラガラかと思ってたのに・・・。
こんな強風が吹いている中、バカな方々がいるんですね~私たち以外にも。

受付を済ませ、船上で準備を開始しますが、やはり風が強く、停泊中にもかかわらず船が揺れるほど。やっぱ心配だ~。

波風は天気予報どおりの悪天候でしたが、曇りというのはハズレ、みごとな快晴です。

使用するコマセは、イワシのミンチ。付け餌はイカの赤タンになります。

仕掛けは、全長1.5mの2本バリ(ムツ10号)、ビシは40号を使用します。
全体的に通常のビシアジ仕掛けをコンパクトにしたような感じです。

定刻AM7:30に、釣り客13名で出船しましたが、やはり波・風が強く、船はなかなか思うように進めません。おまけに船は揺れるし、波はかぶるで避難するのも一苦労です。

あまりにも、波風がひどいので、川崎あたりの運河に迂回して、釣り場に向かいます。
ちなみに、こんなルートを進みました。


「今日は、しけ後の荒食いで、釣れるんじゃないですか~」と気分をもりあげようとすると、戎さんが「こんな天候じゃ、底荒れして釣れないだろ~」と、一言で台無し!
こんな苦労してるんだから、せめて釣果がよくないと・・・。

運河を抜けるときに、べブリッジの下を通ったので、記念撮影。いいアングル!

だいぶ時間がかかりましたが、釣り場の中の瀬沖に到着!
良い反応を見つけたのか、船長がアンカーを入れて釣りを開始します。

水深は18m。さっそく仕掛けを投入して、釣りを開始します。
船長より、「ビシが着底したら、コマセを撒き、底から1mのところで待って」「アタリがあったら、聞き合わせてハリ掛りさせて」と指示があります。

すると、早速戎さんにアタリがありました。
横で見ていると、オモリ負荷が少ないロッドなので、「クン、クククン」とアジの引きもなかなか良い感じに見えます。
上がってきたのは18cm位のアジでした。まるまるとしてうまそ~

そして、私にもアタリが来ました。
「クン、クンクン、グ~ング~ン」といい感触。通常タックルで釣ると、ほとんど引き味なんて感じないけど、ライトタックルで釣ると楽しいかも~。
上がってきたのは、これも18cm位のアジ、ダブルでした。


遅れてy-sanさんにもアタリ!
上がってきたのは、これも18cm位のアジでした。このサイズなら満足でしょう。


そして続けてダブルで釣れました~

ダブルで釣ってないのは、あとは戎さんのみ。
y-sanさんと「一人ダブルで釣ってないので、写真取れなくて困りますよ~」からかっていると、「ほらほら~、ダブル来たよ~」と、戎さんが叫びます。


釣りを中断して待つ私。
上がってきたのは、ダブルではありませんでしたが、20cm以上のなかなかのサイズのアジでは・・・・ん!?なんか模様が・・・?

って、サバじゃないですか!待ってて損した。

すると、また戎さんが「ダブル来たよ~」と、叫びます。

「どうせまた・・・」と無視してたら、今度は本当に釣っていたので、慌てて撮影しました。



その後もこんな調子が2時間近く続き、午前中の釣果で、私:53匹、戎さん:27匹、y-sanさん:23匹となりました。バケツにはアジがいっぱいです。


なお、二人の釣果が伸びていないのは、y-sanさんは船酔いのため。戎さんは途中で配布された青イソメを使用せず、赤タンでがんばったためです。

今日は、水が濁っているせいか、釣り開始後1時間以外は、青イソメの方が格段に釣果が良かったですね。
そのため、支給された青イソメを午前中で使い切ると、釣果はさっぱり。

ふふふ、こんなときのために「バイオワーム」を用意してたんです。


「いでよ!バイオワーム!」

ごそごそ・・・

ごそごそ・・・

ごそごそ・・・


あれ?ないな・・・。あ~~~~!忘れてきた・・・。


その後は、波が少し治まり、船酔いから完全復帰したy-sanさん(船釣りに慣れてくると、状況が良くなると回復が早いです。戎さんの隣にいた初心者の方は最後まで回復しませんでしたから。)とともに、赤タンでがんばりますが、釣果はいち。

ときどき、戎さんのところにいた青イソメ(ほぼ脱走し行方不明)や、干からびてカピカピの青イソメを見つけると、y-sanさんと二人で、それを餌にして釣ります。
カピカピの青イソメで、釣れると思わないでしょ。しかし、釣れるんですよ、これが。
今日のアジは、青イソメならなんでもいいみたいでした。

ところで、名前が出てこない戎さんは、というと、爆睡モード。


「会社勤めでの、ストレスや残業疲れが、釣りというリラックスした環境で、出てしまうんだよ。」と本人は言っていました。

しかし、私とy-sanさんの予想では、

 ①前日飲みすぎた
 ②釣れなくなって眠くなった

のいずれか、ということで一致してるんですけど・・・(笑)。

最後のほうで、「一荷だ!」と思うほど、いい引きがありました。
たしかに、一荷ではあったんですが・・・。

ハゼではないですよね?こいつがそんなに引いたとも思えませんが・・・


その後も、青イソメを見つけては数匹釣る。というパターンで、午後の釣果は、私:21匹、戎さん:4匹、y-sanさん:10匹となりました。
バイオワームがあったら、もっと釣果が良かったでしょうね。残念です。

最後の方で、目が覚めた戎さんが、「あと3匹釣って、30匹にするか」と、いまいちだった赤タンで、あっというまに3匹釣り上げたのには、驚きました。さすがはベテラン釣り師ですね。

やるときにはやるんですよね~戎さんは。めったに見られないですけど(笑)

最終的な釣果は、というと・・・。

 私     :アジ74匹、サバ1匹、ハゼ?1匹
 y-sanさん:アジ33匹
 戎さん  :アジ31匹、サバ2匹

船中釣果は・・・。

 18~102匹。2番手93匹、3番手89匹という、すばらしい結果でした。

今日は、一度も移動しなかったので、いい群れに当たったんでしょうね。


今回、初めてのLTアジは、面白かった!

ライトタックルなので、アジの引きがものすごく良く感じますし、道具の操作性も抜群です。強風の中でも、それほど苦労せずに釣りが出来ました。
アジのサイズも、9割以上が18~22cm位の食べごろサイズでした。実際、脂がのっていて最高の食味です。
また、サバが掛かると、ものすごい引きをして、これがまた楽しめます。
y-sanさんも「サバが釣りたかった」と悔しがっていました。

私たちの夏の定番の釣りになるでしょう。


惜しむらくは、今回釣れすぎたことです。
私が持ち帰ったのは60匹。これを一人で食べないといけません(現在20匹完食)。

いくら、美味しくても、当面アジを食べたいとは思わないだろうから、「釣ってこよう!」という気がおきないでしょうね。今期は・・・。



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