釣趣悠々 な日記

趣味の船釣りの釣行記と海水魚のアクアリウムの奮闘ブログです。

06/10 八丈島釣行記(カンパチ釣り編)

2006年10月29日 | 釣行記(八丈島)
今日はムロアジの泳がせ釣りでカンパチを狙います。

出船はAM6:00との事なので、AM4:00頃から起床して準備万端、気合十分だ!
ところが、AM5:30に部屋を出ると「遅いですよ、船長待ってますよ!」と言われて
しまった。???。だってAM6:00出船じゃ・・・。
どうらや私の勘違いだったようだ。

慌てて港に行こうとすると、ええっ!?車はMT車ではないですか!?
一応、MT車の免許は持っているが、取得以来十数年、AT車しか乗っていない。
宿の方も承知(一応常連のつもりです。私も・・・)で、いつもはちゃんとAT車を用意し
てくれるのだが・・・。

その旨を言うと、「近いから大丈夫でしょう」と軽く言われてしまった・・・。

たしかに、今回出航する港は「神湊港」なので、船着場までは車で5分程度なんです
けどね。
でも、遅刻中なので文句を言っている暇はない。いざ!と気合を入れて運転席に。

運転すると、車がガックン、ガックンと踊りだす。さっそくエンストだ・・・。
でも、ちょっとしたアトラクションの乗り物のようで面白いな。
しかし、とばっちりを食っているのは、荷台に乗っている戎さんだろう。

車が踊るたびに、必死にしがみついている。
戎さんはどうでもよいが、竿が落ちないか心配だな(笑)。

結局5~6回はエンストしたが、なんとか船着場には着いた。もう疲れましたわ。

さて、今日と明日の2日間お世話になる船は「狐北丸(コホクマル)」さんです。
私たちは初めて乗る船なのですが、船長は41歳と若く、話してみるとなかなかあた
りの良い方でした。

遅刻をお詫びして、荷物の積み込みを開始すると、あ、あれっ!?ムロアジを釣る
サビキがどこにも見あたらない!

前日、船宿にたのんでいたのに・・・。

慌てて、アトラクションカーに乗り込み、宿に逆戻り。
しかし、宿にはすでに人がおらずカギもかかっている。どうしよう・・・。

しばし待ったが、なにも出来ず船に戻り、「どうしようか?」とみなで話していると、コマ
セの入ったバケツに仕掛けが入っているのを船長が発見してくれた!
なんでコマセのなかに? まあ、遅刻して事前確認が出来なかったのがすべての元
凶なので仕方がないか・・・。船長たびたびすみません!

朝からのドタバタですっかり気がそげてしまったが、釣りには行かなければならない。
AM6:00過ぎ、ようやく神湊港を出航。

今日の天候は快晴。海もベタ凪。泳がせ釣りの条件は最高です!

神湊港から5分程度の近場で、まずは餌のムロ釣りだ。
仕掛けは、片テンビンにサニーカゴL 100号、ゴムクッション2.5mm径 50cm、ハリス8号のサビキ(5本バリ)の下に30号のオモリをつける、というデタラメな仕掛
けだ。

でも、ここは潮の流れが速いし、ムロアジも40cmクラスが5本パーフェクトに掛かる
こともよくあるので、オモリとこの位の強度は必要なのだろう。

一投目からコンスタントにアタリがあり、25cm位のムロアジが順調に釣れて来る。
でも、ムロが順調に釣れる時ってあまりいいことないんですよね。いつも・・・。

ふと、後ろの戎さんを見ると、なにやら格闘している様子。
「なにやってるんですか?」と聞くと「メジナが来たらしい」との事。一気に30m程のさ
れたそうだ。
「強引に撒いて切っちゃたらどうですか?」と言ってはみるが、サビキのハリスは
8号。
なかなか切れない。とりあえず無視して餌を確保しよう。

しばらくすると、戎さんが「船長!、船長!」騒いでいる。
あら?まだ格闘していたんだ。

どうやら、釣れているのは青物らしい!

船長と私が慌てて駆け寄るが、時すでに遅し。戎さんが仕掛けを掴んだ瞬間に
魚は最後の力を振り絞って走り出し、ラインブレイク。
戎さんは、予想外の魚にパニクっていたのか?後ろの私を失念していたようだ。

「タモっていってくれれば~」に「すっかり忘れてた」だって(笑)。

本人は「シマアジだ!」と思ったそうだが、私が見たときに黄色い側線がはっきり見
えたので、きっとヒラマサだろう。2~3kgくらいはあったみたいだ。
いま、八重根堤防などで結構釣れているらしいから間違いないだろう。

またドタバタしてしまったが、無事ムロアジを確保したので、そろそろカンパチ釣り開
始です。

場所は、ムロアジを釣った場所からわずか5分程度の港前の場所です。

移動の間に、今回購入したフローティングベストを付けた私たちを撮影した。
やっぱり、自分たちに出来る最低限の安全は確保しないとね。
ちなみに戎さん、こういう風(↓上)に撮影してくださいよ。風景とマッチしてるでしょ!

仕掛けは、ハリス60号 3mの泳がせ仕掛けにオモリ300号。巻き上げは大変だ
が、私は電動なので楽チンだ。
ハリス60号は太すぎる!という方もいるとは思いますが、ハリスは根ずれして、結構
傷が付くのでこのくらいの太さは必要だと思います。

なお、最近の釣果を見ていると小型のカンパチが多いので、今回は捨て糸とサルカ
ンの接合部分のところに、枝ス30cm程度でソフトルアーを付けてみた。

単なる思いつきなので、あまり期待は出来ないが・・・。

ポイントに到着すると、船長「いい反応でてるよ~」との事。

期待十分で釣りを開始するが、全くアタリがない。
時折ムロが暴れるので、なにかいる事は間違いないのだが、餌に食いついて
くれない!

ポイントは、神湊前から小岩戸方面へ順次移動するが、まったくアタリなし。
ドタバタした朝とは間逆の静寂な時が刻々と過ぎていく・・・。

試してみたソフトルアーは、フグと思われる魚にかじられ、ぼろぼろにされてしうの
で効果は期待出来そうにない。早々に取り外してしまった。

そこへ無線で連絡があったようで、急遽島裏の八重根港前へ長期移動。

ここも反応が良いとのことなので、気合を入れなおし釣り開始だ。
すぐ近くには、例の常連の方が別船で釣りをしている。あの方が釣ったのかな?

船長はいろいろな場所を攻めてくれて、時折ムロが暴れるのだが、肝心の大物の
アタリはまったくこない。またまた静寂な時が過ぎていく・・・。

ここで船長が、状況を打破すべく「切り身でもやってみよう」との事だったので、私の
ほうだけムロアジの半身で挑戦することにした。

と、向かいの船で例の常連の方がなにやらやりとりをしている。魚を取り込むところ
は見れなかったが、無事取り込めたようだ。

あとで聞いたらヒラマサだったようだ。うらやまし~。

それを見て二人とも気合を入れなおしたが、結局、その後もアタリなし。

結局、今回のカンパチ釣りもまたまたボーズに終わってしまった。
暇なので景色はいっぱい撮れたけど・・・。ちなみに噴火しているように見える
八丈小島。

今回の釣行で、あらためて自分の腕のなさを思い知らされ、がっかりした一日でした。
船長いわく、朝一の神湊港前と移動後の八重根港前がいい反応がでていた。との
事だったので、ここで駆使できるテクニックがあったら・・・釣れたかもね。

やはり、誘いなどのアクションも加えたほうが効果的なのだろうか?今度の検討
課題だ。

釣果は、

 戎さん  カンパチ0匹 ヒラマサ バラシ!
 私     カンパチ0匹

本日の釣りルートです。


泳がせは今日で終了。明日はアオダイ釣り。気分一新がんばろぅ・・・・はぁ。



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