一陽来復~近藤聡彦のファゴットブログ~

ニューヨーク帰りのファゴット奏者が綴る下関音楽日記

ティップマシン掛けよう

2024年02月21日 | リード
朝から雨が降る今日の下関
こんな日はリードの微調整には不向きなので、
ティップマシンやっとこう

糸巻きまで終えたけど、まだ先端はくっついてる。
この状態を英語ではブランク(白紙)、
ドイツ語ではプッペ(人形)って言うけど、
今日はここからスタート

ドリル状のリーマーで縮んだチューブの経を拡げる。

ティップカッターで先端をカット。

チューブに丸い棒やすりを差し込んで内側をきれいに

ここでティップマシン登場。
左のアームが微妙に曲がってるのは、
僕と一緒に何度も太平洋を越えたから
ある時トランクを開けたら曲がってた

セット完了

先端から三分の一ほどを削る。

こんな感じ。

という訳でティップマシン終了~

左がティップマシンで削る前で右が削った後。
先端はこれでだいぶ削れるけど、
ここからは手削りでもっと削り込む。

完成にはまだまだ時間も手間も掛かるよ
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3 pièces pour quintette de bassons - Peter JANSEN

2024年02月16日 | 動画
YouTubeを漁っていたらフレンチバソンのアンサンブルが、
ヤンセンの「ファゴット五重奏のための3つの小品」を演奏してるのを発見
1番を吹いてるのはパリ・オペラ座管首席で、
レ・ヴァン・フランセでも演奏しているジルベール・オダン。

みんな音色がモコモコモヤモヤしてないから、
誰一人埋もれずクリアに聞こえてる。
楽器がよく鳴ってて素晴らしい
コントラが他の4人と音色がちゃんと揃って、
全体の中でのバランスもよく取れてるなあ

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ユースの季節

2024年02月12日 | レッスン
下関市内の中高生有志が一緒に演奏する、
下関ユースウインドオーケストラが、
来月のコンサートに向かって頑張っています
今日は3回目のリハーサル。
ファゴットパートのレッスンをしに、
朝から出掛けてきました

とは言え、ファゴットパートはいつものC中の二人なので、
普段のレッスンの延長とコンサートで演奏する曲のお悩み解決。
本番までにはまだ時間があるから、しっかり練習して上手くなろうね

いつも元気で賑やかな二人
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息が大切

2024年02月07日 | レッスン
朝から糸巻きまくり

そして夕方からはC中ダブルリード二人のレッスンへ。
市ソロコンまであと少し

先日のホール練習を聞いて、
二人とももう少し息が欲しいなあと思ったので、
毎日ブレスビルダーを吹いてみてと言っといたんだけど、
今日聞いたら効果出てる
いい息は安定した演奏につながるね。

本番は楽しく吹いて良い経験をしてきて欲しいな
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ソロコン近づく

2024年02月04日 | レッスン
昨日の夜中。
週末だし美味しいお酒でも~と一杯やっていたら、
「急ですが明日朝から生涯学習プラザでホール練習をします。
 そちらにお越しは難しいですか?」とC中O先生。
そうか~次の週末は市のソロコンだし付き合うしかあるまい
という訳で朝から頑張って起きて生涯学習プラザへ。

今日の練習に参加してるダブルリードはC中の二人だけ。
前回のレッスン時にちょっと聞かせてもらったけど、
あれから市アンコンもあったしどうなったかな?と思っていたら、
二人とも随分仕上げてきててビックリ

「短時間ですが合間に楽屋でレッスンを」とO先生。
少し気になった部分を話して最後にもう一度演奏したら、
1回目の演奏よりグッと良くなった
あんなに変われるならあと一週間もあればまだまだいけそう。

頑張れ頑張れ
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魔の二月が来た

2024年02月02日 | レッスン
午後からY高ファゴットパートのレッスンへ

今の時期は一年中で一番リードが不機嫌だからみんな困ってるよね
出してくるリードを片っ端から調整しながら吹き方チェックして、
上手く吹けない箇所の攻略法を伝授。

2人ともまだ1年目にしてはよくやってるよなあ。
前回のレッスンよりいろいろ良くなってるし素晴らしい。
何よりも楽しそうなのが良いね。
写真からも伝わる

まだしばらくリードの機嫌が悪いけど何とか乗り切ろう
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