僕たちは3.11を忘れない。～ソロ編～

3.11

昨年の今頃、東日本大震災が発生し、太平洋沿岸部をメインに東北地方は甚大な被害を受け、その爪痕は今もなお残されたままです。
震災発生時の自分は福井で仕事していましたが、普段は使われていないディスプレイから緊急放送は見ていました。
事の重大さを認識するのに大分時間がかかってしまいましたが、あれから一年たった今も、その深刻さは日に日に増すばかりです。

一介の自転車乗りとしての僕は何ができるのだろう。
できることがあるのなら、全力でやってみたい。そう思った矢先のことです。
17年前に同じく大震災の被害を受け、そして復興を果たした関西地方より、自転車仲間であるストラーダレーシングの”巨匠”佐野大先生の一声で、
「シクロクロスで東北に元気を送ろう」という話になり、
関西シクロクロスのご協力のもと、3.11メモリアルシクロクロスを開催しました。

その参加費ならびにグッズの売り上げをTOHOKU CX Projectを通じて東北に寄付しようという趣旨のもと、大勢のライダー達が一堂に集まり、大いに盛り上がりました。
なお、今回のシクロクロスはポイントの影響を受けず、参加カテゴリーを問わずソロはC1と同等の1時間を走りきるという異例のルールとなりました。


(以下撮影、佐野巨匠のご友人に撮っていただきました)


今回初めて裏方として前日から設営やコース作りに参加しましたが、それがどれだけ大変なことか理解しました。
スタッフの皆さんは、縁の下の力持ちですね。(＾－＾)




微妙に乾いた泥エリアは渾身の出来栄えです。
皆さん大いに苦しんだことでしょう(笑)




佐野巨匠からキャンバー(←誤字修正)のターンを作るところのこだわりも伺うことができました。
自分達で作ったコースを走るというのも、感慨深いものがありますね。




もうお気づきかと思いますが、今回のニューウェポンは脚につけているSpeedoのパフォーマンスゲイター。
1hという未知の領域で一度脚攣りで止まってしまいましたがそこからの回復が思ったより早く、以降は何事も起きずに済んだのはきっとコレのおかげです(笑)

結果は56/68位で9周回できましたが、それよりももっと特別な達成感が得られました。(＾ー＾)
このあとチームで2時間走る競技にも出場しますが、その様子は丹南山岳自転車部録にて後日UPします。←UP完了！