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日々の音楽雑記

The Guitar Plus Me@日本橋Co-Net

2008-12-11 02:00:48 | 音楽
今月初旬に4枚目のフル・アルバムを出したtgpm。前作に引き続き、年間ベスト3に入る屈指の出来の新作『Highway』のレビューはまた別にするとして。
tgpmは最後の登場だったが、直前のミュージシャンがストイックなノイズ系だったこともあり、tgpmがやたらにポップに感じる。まるでコブクロか何かのようだ……とかなんとか、どうでもいいことを考えながら、個人的には年初のワンマン以来のライヴだったため、観てる方としても思わず力が入る。
いやいや、素晴らしい! ヴォーカルはややハウリング気味の音響だったこともあり最高の状態とは言い難かったが、ギターの音色は相変わらず美しい。もともと音数の少ない音楽だけど、ライヴだとさらに削ぎ落とされ、完全にギターと声だけになる。それにより浮かび上がってくる曲の良さね、もうそれが何よりの魅力だね、ほんとにね、派手じゃないけどこの胸にしみ入るメロディの良さね、そしてバロックとカントリーを行き来するギターね、これでドリンク込みで1000円って安すぎるね。
新作からの曲を中心に、クリスマス・ソングのカバーなども含めた全10曲。一番ハッとしたのは"Frozen"。最近の曲とはまた違った、独特の密室感がたまらなく心地よい。
YouTubeで、レコ店でのインストアライヴの映像や新作からの曲を視聴できる。1月17日には渋谷HMVでフリー・インストアライヴが、3月にはやはり渋谷でワンマン・ライヴがある。tgpm未聴の人がいたら、是非観てみて欲しい。

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