【企画展示】
「この物語が忘れられるのを、
じっと待っている人たちがいる」 アーサー・ビナード展
会期:2019年11月1日(金)〜23日(土) 13〜19時
場所:望雲507号室 ※期間中水曜休
※11/1(金),2(土)はオープニング企画でご予約制
丸木俊と丸木位里が描いた大連作「原爆の図」をもとにアーサー・ビナードが、ストーリーをつむぎ、絵を切りとって創作した紙芝居『ちっちゃいこえ』を中心に展示会を開催させていただきます。7年にわたったその気の遠くなるような制作過程のさまざまな工夫を絵といっしょに見ていただくと同時に多種多様な絵本もご覧いただけます。(紙芝居と著書を展示販売いたします)
◾️アーサー・ビナード
詩人。1967年アメリカ・ミシガン州生まれ。
ニューヨーク州のコルゲート大学で英文学を学び、1990年の卒業と同時に来日、日本語での詩作を始める。 詩集『釣り上げては』(思潮社)で中原中也賞、『日本語ぽこりぽこり』(小学館)で講談社エッセイ賞、
『ここが家だーベン・シャーンの第五福竜丸』(集英社)で日本絵本賞を受賞。2017年には早稲田大学内坪内逍遥大賞奨励賞を受賞。著者他多数。文化放送では「アーサー・ビナード午後の三枚おろし」平日の午後に放送。
オープニング企画 ※要予約
この世はぜ〜んぶ紙芝居?! アーサーさんによる紙芝居の実演とお話の会
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11月1日(金):1部14時〜16時
2部17時〜19時
2日(土):1部14時〜16時(満員御礼)
2部17時〜19時
定員:35名限定 参加費:¥2000 場所:望雲 507号室
クロージング企画
「すべての道はミナマタに通ず」
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詩人アーサー・ビナードさんと 水俣 相思社の永野三智さんの対談を開催いたします。猫が二人のあいだを取り持って、水俣と広島が響き合い、その本質が明らかになります。この対談をご提案いただいたフォトグラファー亀山ののこさんにもご参加いただきます。
2019年11月24日(日)※要予約
[開場]12:30[開演]13:00[終了]16:00
※小さなマルシェ開催
場所:龍国禅寺 本堂(糸島市二丈波呂474)*駐車場有。
JR筑肥線「一貴山駅」より徒歩40分
一般:4,000円 学生:3,000円 定員:120名
◆永野三智
1983年熊本県水俣市生まれ。2008年一般財団法人水俣病センター相思社職員になり、水俣病患者相談の窓口、水俣茶やりんごの販売を担当。同法人の機関紙『ごんずい』に「患者相談雑感」を連載する。
2014年から相思社理事、翌年から常務理事。2017年から水俣病患者連合事務局長を兼任。『みな、やっとの思いで坂をのぼる―水俣病患者相談のいま』は初の単著(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
◆亀山ののこ
東京生まれ。18歳から写真を撮り始め、人物写真を撮ることに夢中になる。2000年よりフリーフォトグラファーとしてポートレイトを軸に、雑誌、広告、写真集などで活動。 3.11をきっかけに、生き方や社会で起こる問題を写真を通して問い始める。2011年夏、福岡県へ移住。
2012年秋、写真集『100人の母たち』を南方新社より上梓。2016年には『9 憲法第9条』を出版。他写真集に『The Springtime of Life―ひとりの少女の18歳からの5年間の記録』(2007年、ポイズンエディターズ刊)3児の母。
《主催・問合せ》望雲 ☎︎092-733-1135 mailbouun@cosmic-f.co.jp
《協力》童心社/丸木美術館/龍国禅寺
【ご予約】望雲092-733-1135 または bouun@cosmic-f.co.jp
ご予約時に、希望時間帯/ご参加者名/人数/代表者の連絡先電話番号 をお知らせください。
307号室 フードイベント / MICOURIER
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「ミクーリエのラビオリ」日時:11/2(土)・3(日)・4(月) 12時〜18時
福岡でビストロを営むミクーリエの出張喫茶室。
イタリア料理ラビオリをスパイスなどでミクーリエ風に。
食事:ラビオリ ほかデザート、ドリンクなど
販売:パン、菓子、スパイスオイル