うまい下手で論ずる輩（やから）

ホルンは…「◯◯さんよりも××さんの方が上手い（あるいは、下手）ですね・・・」
時々、他の楽器の人から言われたりするのですが、
こんな発言を耳にすると、とても嫌な気分になります。

悪気はないにせよ、音楽仲間に対して、大変失礼な発言であると思います。
もしかすると、ご自身の（楽器の）上手い下手も…いつも他人と比較しているのでしょうか
まぁ他人と比較するのは勝手ですけど、その物差しで他人同士を比較するのはいかがなものでしょうか？
…というか、そもそも比較して何になるのでしょう。

そういう輩は、音楽の「良し悪し」＝「上手い下手」とでも考えているのでしょうかねぇ。。
だとしたら、相当に哀れで不幸な方です。


ホルンを永年吹いていますが、まだまだ技術的にも未熟ですし、とても…「上手とは言えません。」
（言葉を変えれば、イメージ通りに吹ける時もそうでない時もありますしね～）

でも、決して他のホルン吹きの方と比べたりはしませんよ。（そこに意味もありませんし。。。）
むしろ、みなさんそれぞれ持ち味があって、私はいつも学ばせていただいています。
根底にはrespect（尊敬）の念。そして、ご一緒できて（ハモっていただいて）感謝しています。

ホルンの仲間内では、お互いの長所・短所は…知り尽くしています。
だからこそ、オーケストラでは、互いに協力（時にはカバーしあって）最良のハーモニーを作り出すわけです。

さらに…
ホルン吹きは…ある程度のレベルに達していれば、他人との比較など無意味なことだと気づいています。

どこかの歌のセリフではありませんが、、、

まさに、オンリーワンを目指しているからなのです。


こんな話をたとえしても、上手い下手で論ずる輩には、、馬の耳に念仏でしょうけど…