偏平足

里山の石神・石仏探訪

里山の石神端書278 道祖神(千葉県成田市旧下総町)

2024年04月02日 | 登山

千葉県佐倉市(旧下総町)大和田路傍の道祖神

 利根川下流の下総町が成田市と合併したのは2006年。旧下総町の丘陵地帯を訪ねました。そこで見たのが路傍の一角に祀られた小さな石祠の道祖神の集まり。屋根・室部・台座が一緒になった20センチ前後の道祖神です。



 大和田の路傍の道祖神は、土手に上に祀られた石祠を取り囲むように小さな石祠が並んでいました。高さは20~30センチで屋根の形は流造りと切妻造り。室部の掘り窪みはなく銘もありません。台座も一緒です。大きさからして個人の奉納のようです。造立目的を下総町では道祖神として、夫婦円満、安産・子育てと案内しています。
 同じような道祖神は冬父の集会所でも見ましたし、中里にはとてつもない大量に奉納されている場所がありました。このような小型の道祖神は成田市や佐倉市の一部でも見ていますが、その他の地域では見ていません。
(地図は国土地理院ホームページより)



コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 屋上菜園2024-04闘病日記25 | トップ | 昭和の石仏写真館(169)川口... »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。