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BOOTES(ボーティーズケンネル、コーギー専門犬舎)

BOOTESとはギリシャ語で牛飼い座の意味を持ちます。コーギーは牛を追う犬なので、これを犬舎名としました。

シロツメクサの草原で

2010年06月01日 | 犬の話
たまに訪れる草原、今の時期はシロツメクサでいっぱいでした。


みんな笑顔でいいんですが、この草原、マダニの巣窟なんですよ・・・
ダニ避けをしとかないと、恐ろしいことになります。


マダニは、犬だけでなく、人にもついて吸血します。
その姿が気持ち悪いだけでなく、病気を媒介することがあるため、とても厄介なのです。
マダニには種類があり、それによって保有する病原体が異なるため、今まで気にしなくてよかったのですが、温暖化により、生態が異なりつつあります。

例えば、バベシア症は今まで九州、四国、近畿の山中にいるマダニが保有しているバベシア原虫が原因でしたが、この原虫が、最近は関東、東北のマダニで発見されています。
マダニが吸血し始めて、36時間以降、この原虫は活性化するため、マダニを発見したら、フロントラインをするなどして、処置をしなければなりません。
すべてのマダニが病原体を持っているわけではないようなのですが、山歩きをする時は、処置をした上で歩くのが安全です。
最近はダニの忌避剤があり、吸血前に避けることができる薬剤があります。

この辺ではヤマビルも問題になっており、草原や山歩きは楽しいのですが、躊躇するものがあります。
温暖化や、里山が失われつつあることが、いろいろな原因を産みつつあります。
いや、原因の移動というべきかもしれない。

今はフィラリア予防も、5月から10月までですが、そのうち1年中になるのではないかと心配しています。そして、蚊もヤブ蚊だけでなく、ハマダラカ(マラリアを媒介する)もそのうち見られるようになるんでしょうね・・・

いろいろと厄介ですなあ・・・・


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