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天地明察

<4月21日の日記>
冲方丁の時代小説「天地明察」(上・下巻)を読了。
冲方丁? 名前も知らない、その読み方も知らなかった作家ですが、本の帯に「本屋大賞第1位」とあったので手に取ってみました。
「冲方丁」は「うぶかたとう」って読むのですね。
10年位前の作品で、映画にもなっているようです。

初めて読む作家ですが、読み始めてすぐに作中に引き込まれていきました。
ま、簡単に言うと、江戸時代前期に実在した渋川春海と言う人の伝記なのですが、とても面白かったです。
渋川春海は、天文暦学者であり、囲碁棋士であり、神道家であり算術家。非常に多才な人であったようです。
四代将軍家綱、5代将軍綱吉の治世の話で、作中には関孝和や水戸光圀も登場し、読み応えもあるし魅力がいっぱい詰まった読本です。

冲方丁は他にも、清少納言や水戸光圀を扱った時代小説を書いているようなので、いずれ読んでみたいと思います(^-^)

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