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ひとり言はつれづれに・・・

いつまで続けられるかわかんないけど~日記

梅雨の晴れ間に

2010-06-25 21:20:43 | 日記
大学病院へ行く。
親の付き添いである。
急に決まったので、有休を頂いてのにわか親孝行。

9時前に入り、診察が終えたのが12時過ぎ。
予約優先で空いた時間に診察。

その間、電光掲示板に出る受付番号を目でおい時間をつぶす。
新聞も無ければ、テレビも無い。
感染症云々で広い待合には観葉植物などの緑の一つも無く、おまけに受付に立っているお嬢様たちは、機械的な愛想はしてくれるものの癒されるような笑顔も無く・・・

やっと診察。
先生はカルテなど見ながら質問し、カタカタとパソコンに入力し記録を怠らない。
隣の診察室からも同様に聞こえてくる。

診断は特に・・・高齢&既往歴から来るものだから“辛抱”するのが最善の策のよう。

「こんなはずではない自分の体」と言いたげな親を説得するでもなく、次回の検査と受診のため予約を取る。

遠慮しながらも頼ってくれる親にうれしさを感じる反面、自信とプライドを少しずつ削り取ってしまうようで苦しくもおもう。

そんな私の気持ちを、この医者は気づいてくれているのだろうか。

私に出来ることは、ただただ両親が今の自分の形を受け入れられるようになるまで手伝うのみ。


病院で働いている人たちもそう、そして、そこへ訪れる人たちも。
キュアは大事です。けれどもケアが必要な人で溢れかえっているようでした。
例外なく私も。

広いロビーの一角から、珈琲の芳しい香りが漂う。
胸いっぱい香りを吸い込み外へ。

いつもより青空が眩しかった