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地方在住40代既婚男性の日常
さよならteacup



前々回の記事でこれからジャズを聴こうと書いたが、ジャズと言っても何から聞けば良いのかサッパリ分からんよね。そんな時に役に立つのが本屋でよく見かける名盤ガイドだ。この手の本は大体似たようなCDを紹介しているのでどれを買っても大差ないのだが、ちょいと趣向の違ったガイド本を購入したので紹介しようかと思う。

購入したのは後藤雅洋「一生モノのジャズ名盤500」だ。

一生モノのジャズ名盤500 (小学館101新書)一生モノのジャズ名盤500 (小学館101新書)
後藤 雅洋

小学館 2010-08-02
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著者はジャズ評論家で自身もジャズ喫茶を経営している人で、ジャズ界ではそれなりに名が知れているらしい。

この本のアプローチは他の本と少し違っていて、まず18のジャンルにアルバムを分け、各ジャンル毎に19枚の代表作が紹介されている。その中でも各ジャンルの1枚目に紹介されているアルバムをまず聴いて、気に入ったジャンルがあればそこから残りの18枚のアルバムを追っていくと自分の好みにあったものに出会えるという仕組みだ。

このジャンルというのが、いわゆる「バップ」「ビバップ」「モード」などいう分け方ではなく、著者自身がこれまでに培った感覚で分けているのが特徴だ。ちなみに18のジャンルは以下の通り。

第1章 これがジャズだ!
第2章 新・これがジャズだ!
第3章 巨匠たちのじゃず
第4章 グルーヴィ・ジャズ
第5章 リラックス・ジャズ
第6章 ジャズに浸ろう
第7章 新・ジャズに浸ろう
第8章 ピアノジャズ
第9章 新・ピアノジャズ
第10章 白人たちのジャズ
第11章 クールジャズ
第12章 コンテンポラリー・ジャズ
第13章 ユニーク・ジャズ
第14章 フリー
第15章 ヴォーカル
第16章 新・ヴォーカル
第17章 ビッグバンド
第18章 歴史的名盤

と、まずこれら18ジャンルの代表作を1枚づつ聴くってわけだ。最低でも18枚聴かなければならないから、それはそれで大変だが、これからジャズの世界へ飛び込もうとするのならこの程度は覚悟しなければならない。手始めに100枚くらいは聴かないとお話にならないって世界らしいからね……

オレもまだ18ジャンルの代表作全てを聴いたわけではないが、第1章・第2章あたりがしっくりくる。特に第2章「新・これがジャズだ!」の代表作であるマイルス・デイヴィス「Four & More」はかなり良い。「そうそう、ジャズってこんな感じだよね」というイメージ通りのアルバムで大変良い。

まだまだ細かい事は分からんが、とりあえずはこの本を指南書としながら聴いていこうと思う。ハマりすぎて偏屈なジャズ・オタクにならないようにだけは気をつけないとねって話(´∀`)

Four & MoreFour & More
Miles Davis

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