ぼくの思うこと想うひと

ふと思うことや想いを起こさせる人などを文字や写真で残したい。そして、誰かの目にとまることがあれば…… 

ペコロスの本を読んだ.笑った.泣いた.

2013-05-13 16:38:06 | Weblog
〔写真1:表紙;本の表紙の絵〕

雑誌「文藝春秋 2013.3」を購入して、アレッ!と思いました。
第148回 芥川賞の受賞作「abさんご」を読むために買った雑誌でしたが、3月号には、漫画が掲載されていました。
漫画を描いた作家「岡野雄一氏」を紹介する前記事『本誌デスクも泣いた「ペコロスの母」を知ってますか』がありました。
その記事の最初(要約)を引用します。

『主人公は九十歳、認知症の母。主な舞台は長崎、入江に面した町の介護施設――。
そんなマンガが静かに読者を広げている。
昨年一月、自費出版としてはじめ五百部刷られた“ペコロスの母に会いに行く”。
地元長崎の老舗書店で売上ランキングのトップとなり、同七月、西日本新聞社から
再編集版が刊行された。初版は五千部だったが、半年経った現在、十二万部の
ベストセラーに。現在、映画化も進んでいる。』

「本誌デスクも泣いた・・・」は、雑誌社の記者が長崎に出向いて、この本の著者岡野氏にインタビューして記事を書いています。
(記事内容は略)

この本が西日本新聞社から発刊されたのは2012.6.30なので、このブログ記事の約一年前になります。出版後、テレビ各局、
Youtube、図書紹介記事、様々なブログ記事などで「ペコロス」が取り上げられています。
昨今、介護の在り方が話題になっていますので、これからも「ペコロス」は、人々に語り継がれることでしょう。


〔写真2:著者岡野氏の優しいまなざしを感じるシーン〕

ブログの筆者は、笑い(ほほ笑み)ながら、この本を読み進みました。
そして、次第に著者が伝えてくるメッセージを受け取る感度が上がってきて涙しました。

筆者は、名古屋の友人にこの本を送りました。友人はペコロスと同じように施設でお母様を介護しています。
その友人から返信が来ました。そのなかの二行です。

『とても分かりやすい介護指南書と思いました。何より、絵が楽しいです。
気負わず自然に筆書きされている漫画本は初めての気がします。
それと一つ救われた思いでしたが、施設へ見舞いに行く介護もあるということ、
自宅介護じゃないことで気おくれがありました。』

以下は、「ペコロスの母に会いに行く」に関連するネット情報です。沢山ある情報からピックアップして引用しました。

本の紹介記事
「漫画レビュー > 老いの先に訪れる矛盾の中の幸福……『ペコロスの母に会いに行く』の福音」
このブログの筆者は本の内容を丁寧に(御上手に)紹介しています。  ⇒ここ


映画「ペコロスの母に会いに行く」(1:54)
文藝春秋の記事でも映画化が紹介されていました。映画化に関連させて、著書の内容を動画化した素晴らしい作品です。  ⇒ここ


お時間が許す方、もっともっと知りたい方は、次の情報をご覧ください。

Amazon カスタマーレビュー
2013.5現在、93件が書き込まれています。うち、74件が「五つ星」です。
⇒ここ


「ペコロスの母に会いに行く/まんが 岡野雄一/うた 田口公人 Movie "Pecoros" (5:02)」
漫画の動画に歌がついています。
⇒ここ


出版した西日本新聞社の関連記事です。
⇒ここ


(終)

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