goo blog サービス終了のお知らせ 

Take It Easy ~下町勤務医のまったり生活ダイアリー

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

桜満開

2022-04-02 19:29:06 | 日記

 今日の都内は、肌寒かったものの好天に恵まれ桜の花見には絶好の一日でした。

 

 前日の当直は2名の新規入院が入りバタバタしましたが、同僚に残務を譲り

 午前中に帰宅し仮眠を取った後に午後から隅田川沿いの散策へ出かけました。

 

 自宅前のお寺での一枚、桜と周りの風景のコントラストが絶妙です。

 

 

 隅田川沿いの風景、桜の周りには多くの観光客が訪れていました。

 

 

 桜並木と隅田川を下る船の光景、きっと今も昔も変わらないのでしょう、

 滝廉太郎の名歌“花”の歌詞へ想いを馳せながらしばし時を忘れて午後の

 ひとときを川辺で過ごしました。

 

 ここの風景を眺めていると、仕事で疲れた自分の心を鎮めてくれます。

 

 

 

 


これはヤバいことになった

2022-03-27 08:57:35 | 日記

 コロナの蔓延防止が解けて、2年ぶりに春スキーへ出かけて来ました。

 

 今シーズンは雪に恵まれ、絶好のスキーコンディションだったのですが

 油断をしてすっかり日焼け対策を忘れてしまいました。

 

 結果がコレ

 まるでよっぱらい、同僚から二度見された挙げ句にがっつり笑われました。。

 

 公園焼けですか?ひょっとしてハワイ??一昨日は一日中こんな会話の

 繰り返しでした。

 

 年休を使ったとはいえ、診療運営委員会や院内表彰式(我が部門は院長賞

 を受賞したのです)を欠席した手前、病院上層部とは顔を合わせたくない、、

 と、マスクをしてうつむきながらなるべく人目を避けて過ごしました。

 

 しかし、昨日は次年度院外から看護研修生を迎えるための指導者Web会議へ

 参加せざるを得なく、後から当院研修予定の看護研修生からこんなメールが。。

 

 先生の顔を拝見しN95マスクの跡が印象的でした!

 

 重症コロナ診療の最前線で働いている姿を想像し身が引き締まる思いでした!

 

 これはヤバい!! 

 

 Webでも顔が見えづらいように遠近法まで駆使したのに。

 

 コロナどころかスキーの最前線に行ってました、とか今さらいえない。。


いろいろあった7 days

2022-03-20 19:58:23 | 日記

 今週はあっという間に過ぎた一週間でした。

 

 水曜日に職場復帰し、その日の当直中に大きな地震へ見舞われました。

 

 縦揺れから始まりゆったりとした横揺れが長く続き、古い病院も鈍い音を

 立てて大きく揺れました。東京は震度4で、病院の壁も一部損傷したようです。

 

 直前まで休む間もなく忙しくようやく眠りにつけたところだったので、

 しばし何もなかったかのようにソファで横になって休んでいたのですが、、、

 

 間髪入れずに先生大丈夫ですか~~??と気を利かせた看護師さんが当直室

 までわざわざお迎えに来てくれました。トホホ、、、

 

 眠い目をこすりながらICU、CCU、HCUと安全確認を行い、結局その後も

 重症COVID-19入院が来たりして朝まで殆ど眠れない一晩を過ごしました。

 

 金曜日から仙台で予定されていた学会も開催前日の木曜日に完全WEB開催

 へと変更され、発表を控えた同僚達も右往左往していました。

 

 コロナパンデミック以降、想定外の事態への対応に慣れてきたことと家族が

 コロナへ罹患し濃厚接触者となったため、自分は予め録画した動画での発表を

 選択し今回事なきを得ました。

 

 2月末からのウクライナでの悲劇には心を痛めました。

 

 かつて米国で臨床研修を共にし、現在ボストンでプログラム責任者を務める

 ロシア出身のAllaからは、家族・親族がウクライナとロシアに散らばっており

 現在も安否が取れないと嘆いていました。

 

 大学と目と鼻の先にある原爆資料館からよく反戦運動の声が聞こえたり、

 教会の平和の鐘が鳴る街で6年間を過ごした自分にとって、戦争や核兵器の

 脅威に晒されているウクライナ市民にはとてもいたたまれない気持ちです。

 

 三連休の中日の今日は、長女の中学校卒業式でした。人流が制限される中

 我が家からは家内が代表として参加しました。

 

 3年間ルーチンを欠かさなかった彼女は、成績優秀で優秀賞をもらって

 表彰されていました。日頃からの努力が報われることを体現した形です。

 

 私の部署も昨年4月に立ち上がりましたが、同僚達のストイックかつたゆまぬ

 努力のおかげで院長賞を受賞することができました。

 

 暗いニュースが続く中で、こうした嬉しいニュースは明日からの励みになります。

 

 

 

 


自宅待機生活

2022-03-13 19:55:59 | 日記

 次男のコロナ感染で自宅待機が続く毎日ですが、私は元気に過ごしています。

 

 元気なのに働くことができないのはいろんな意味で辛いです、、

 

 ①力が有り余ってしまう、②ヒトとの接触が限られている、③同僚への罪悪感

 

 昔の幽閉生活もこのような感じだったのでしょうか

 

 とはいえ、ただじっとしているのも辛いので、これまで忙しさを理由に

 後回しにしていた大学院の論文執筆へ力を入れています。

 

 いい加減、卒業論文を仕上げないと子供に先を越されてしまう(笑)、、

 

 今日は午前中に運動がてら荒川沿いをサイクリングし、午後は自宅で

 ゆっくり過ごしながら事務作業へいそしみました。

 

 ここ数日は自宅で過ごすことも多く、夜は家内と近所を散歩しながら

 スカイツリーの夜景を見るのが日課になっています。

 

 下の写真は、ウクライナの国旗をイメージしているものでしょうか、早く

 彼の地に平和が訪れることを願うばかりです

    


家族がコロナに感染するということ

2022-03-10 10:28:14 | 日記

 いつかこの日が来るとは思っていましたが、現実になるとやはり

 悲しいものです。

 

 今月末に初回ワクチン接種を控えていた小学低学年の次男が

 日曜日の夕方から発熱し、火曜日にPCRで診断されました。

 

 抗原検査は陰性だったので、一瞬大丈夫かと思っていたのですが

 頭痛や軽度の咳嗽があって怪しいなとは思っていました。。

 

 本人は日曜日の夜こそ38度台の発熱をしましたが、その後は解熱して

 症状もなくけろっとしています。

 

 むしろ、外出できなかったり家族とも接触できずに個室隔離されて

 いることにショックを受けてうちひしがれています。

 

 周りで見ている両親も見ていて辛く、油断するとすぐ近くに寄ってくる

 次男を思わずハグしてあげそうになってしまい、あわてて部屋へ戻します。

 

 といいつつも、両親に隠れてここぞとばかりにゲームに熱中していますが(笑)。

 

 現在、我が家は子供3人含む5人暮らしなので、昼間は家内と次男を

 残して他の三名は人と合わない場所へ外出をして、夜間は個室隔離と

 洗面所・トイレ・浴室・洗濯・食器の隔離と消毒を徹底しながら毎日を

 送っています。

 

 このようなときに、コロナ診療に従事していたときに得られた知識が

 役立つものなのですね。

 

 とはいえ、自分と家内は現在濃厚接触者として出勤停止、長男は幸いにも

 高校卒業式を終えたので問題なく、長女も期末試験を終えたので卒業式に

 出られるかどうかが大きな問題です。

 

 濃厚接触者としては7日間、仮に患者とうまく隔離ができていないと想定

 するとここにさらに10日間の出勤停止が加わります。

 

 医療従事者がこのように長期出勤停止になると、あっという間に医療崩壊へ

 つながってしまうのがよく分かります。

 

 今回、長男・長女の逆隔離も検討しましたが、幸いにも彼らの次男への理解も

 あり、逆隔離はせずに優しく対応してくれています。

 

 このように、コロナは家族の絆までも分断しかねない性悪のウイルスであり、

 一刻も早く終わって欲しいと願うばかりです。