トルコに行った事情が事情だったので、ほとんど観光は出来なかったのだが、トルコのおいしいものはたくさん食べた。
私は基本的にはあんまり肉は食べないし、まして羊は苦手なのだが、タイトル画像の「アダナケバブ」は別で、これなら羊も食べられる。ケバブにもいろいろあって、地中海アダナ地方で食べるケバブで、ひき肉に香辛料を入れて棒状にして焼いたものだ。ピリ辛で、羊臭さもあまりなく、香ばしくておいしい。アンカラ . . . 本文を読む
先月、二度目のフランス料理のお教室に行った。日本でもお料理教室なんて行ったことのない私にとっては、なんだかマダムっぽいことをしているような気がしてウキウキする。お蔭で、集合時間を間違えて30分も早く到着してしまい、先生のお宅の近くのMonoprix(スーパー)をぶらぶらした。ちょうど、ロワール旅行に行く前だったので、旅行ガイドでも見ようかと立ち寄ったところ、2006年版のミシュラン・ガイドが発売さ . . . 本文を読む
夫と私は運動不足解消のために、こちらにある日本人のテニスサークルに入っている。毎週日曜日は、パリの郊外にある大きな公園の中の屋外コートで練習だ。朝11時集合で、2時間ほど練習した後、コートのそばの森でピクニックランチをする。コートのある公園は家から車で40分はかかるので、10時半前には家を出ないといけない。外でのテニスとその後のピクニックランチは、とても気持ちよいのだが、おにぎりやサンドイッチを作 . . . 本文を読む
このところ、私の拙い手料理の記事が続いたので、今日はホンモノのご馳走を披露しましょう。
バルビゾンは、パリの南フォンテーヌブローの森の近くにある小さな村。ここは、ミレーをはじめとするバルビゾン派の画家たちに愛された村だ。ミレーはこの村で、「晩鐘」や「落穂拾い」といった傑作を残したのだ。今でも村にはミレーの家が残されている。(ミレーの家をクリックして、Guide tourに進んでください。ミレーの . . . 本文を読む
今日は金曜日なのに、明日から三連休なのに、もう八時半なのに、夫はまだ帰ってこない。ご飯の支度も、後はこの間日本へ帰ったときに買ってきた牛タンの味噌漬けを焼くだけなのに、夫はまだ帰ってこない。ちょっと時間が余っているので、今夜のメニューを披露。
と思ってブログを書き始めたところに、夫が帰宅してしまったので中断。戦勝記念日の3連休明けに改めて続きを書いています。
今、フランスでは白アスパラが旬。こ . . . 本文を読む
先月から、月に一回のフランス料理の教室に通い始めた。動機は、少しぐらいパリに住んでいるマダムらしいことをしてみようかなあと思ったのと、さらに切実な理由があった。それは、ワイン。
もともとワインは好きだったが、こちらに来てから手ごろな値段でいろいろな地方のおいしいワインを飲めるので、旅行に行ったり、ワインカーブ(酒屋)に立ち寄ったときに、ついワインを買い込んでしまう。レストランで飲むより家で飲むほ . . . 本文を読む
去年の夏のある日。夫が仕事から帰ってきて私に言った。「せっかく、時間があるからどこかにドライブに行って、なにかおいしいものを食べよう」
「どこかって、どこ?」と私。
「あのさ、前に話したガンゲットに行って見ない?」と夫。
ガンゲットとは、生演奏を聞きながらダンスをしたり、食事のできるJoinville という街のマルヌ川沿いにある昔ながらのレストランのこと。100年以上前からの昔ながらのスタ . . . 本文を読む
大学時代からの友人が、パリに遊びに来たとき、カフェに入ってメニューを見ていると、ふと友人が言った。
「ねえ、デザートにParfaitってあるけど、これって日本のパフェのこと?」
フランス語では正確にはパルフェ(ルの音はのどの奥から出す)。
「どうかしらねえ。でも、Parfaitって、『完璧!』って言う意味だよ。家に帰ったら調べてみるよ。」
家に戻って辞書を見ると、確かにParfaitは完璧 . . . 本文を読む
サロン・ド・ショコラ。それは、チョコレートの見本市。フランスの名だたるchocolatier(チョコレートの作り手)はもちろんのこと、チョコレートで有名なお隣ベルギーや、なんとシリアからも出店していた。日本からも大森にあるMadame Setsukoというショコラティエが出店していて、抹茶パウダーなど日本の素材を使った和風チョコレートが好評を博していた。
見本市なので、たいていのお店がdegus . . . 本文を読む
両親がパリに来て、もちろん私と夫は本物のフランス料理を味合わせてやろうと、ミシュランガイドを片手に選りすぐったレストランに連れて行った。
我が家から歩いていけるほどの近さにある1つ星のレストランPassifloreは、オーナーシェフがとても気さくで、値段も手ごろ、もちろん味も抜群だ。シェフは良く日本にも行くらしく(服部料理専門学校の講師をしたこともあるらしい)、私たちにもとてもフレンドリーだ。前 . . . 本文を読む