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D'Trick mania

Le champagne et la santé, hier et aujourd’hui

Noel a la mode - fair -

2008-12-04 | bacchus

内容を分けてもいい加減長すぎるトピですが、年1回の祭典なのでご容赦頂き、とりあえずこちらも。笑

催事場の3分の1が会場だとすると、正面が時計の6時で、バーが12時のところ。
なので11時から逆に回って、間に食事をしつつ、ほぼ全部を回りました。



まずは壁側11時のところに、ボアゼル(去年さの人買ったやつ)。
値上げをしておらず、メジャーでないので、結局1番コストパフォーマンスの高いシャンパンだと思いました。

10時のところにはアンリオ。 06年のワイナートにはオーナーが息子になって、真面目にやり直しを図る的なことが書かれていましたが、日本の社員も気合が入っているようで、「え、そっち開けちゃう!?」と思う良いものを試飲であけてしまっていたりで、勢いを感じました。
活気があるので、結構売れていたんじゃないかなー。
もう少し大人になったら買いたいな。笑

9時の辺りにはポル・ロジェ。
好きだけど、美味しいけど、値上げしたよねー、結構、というカンジで、これならボアゼル買うよ、と思ってしまいました。

その向かいの内側のスペース外周側にテタンジェがあった気がするけど、スルー。

内側8時の辺りにはRMコーナーだったようで生産者がいました。

多分通路側最初がローズ・ドゥ・ジャンヌ(だったかと・・・)。
3種くらい試飲させてもらいましたが、自然というか、農産物と言うか・・・、私にはシャンパンのエレガントさが感じられず、「高ー!」と思ってしまいました。



そこから内側に入って、更に陽気なフランスのおじさんが・・・。
エリック・シュレイバーというRM。
頼りないけど明るい通訳のおばさんは既に酔っているのか、楽しそうに自分で接客していて、エリックはお金持ちそうなおばさんにアンチョコを見せながら接客中。
そこに「試飲させてくれー」と入り込んで、うっかりフランス語がちゃんとしゃべれる友人は通訳をするようなカンジになってしまい。笑
バイト代にすべてを試飲させてもらいました。笑
人柄の良く出ているシャンパンなので、葡萄自身を強く感じるシャンパンですが、(ビオだからと良く地下でここのシャンパンを買うらしいお金持ちのおばさんが言っていました)、何だっけ?最後に飲んだドゥミ・セックがついうっかり買ってしまいそうになる程、美味しかった!

そのお隣、時計の6時辺り内側はスーツを着た対照的なフランス人。
ゴネ・シュルコヴァのブース。
19世紀のすとんとしたドレスを着た女性達が踊っている、個性的なラベルだったので、「何でアール・ヌーヴォーのラベルなの?」と聞いたら「母が描いた絵で、ヌーヴォーでなくて、デコだ。」と。苦笑
エリックと対照的に、こちらのシャンパンは繊細でエレガントでした。笑

ゴネ・シュルコヴァの向かい側、時計の5時半、もう少し外郭寄りのブースに、アルロー。
白いシャツは胸元が大きく開いて、レースふりふりで、黒いブラが透けているよ!みたいなおば様がオーナーのようで。
イタリア人?!みたいな、むんむんと激しいカンジでした。

本当、この辺りを飲み比べると、そのまんま人柄とシャンパンが直結していると思います。笑



ちょっと戻ってエリックの向かいの正面の外壁裏にルイナール。
前からNoel a la modeに出ていましたが、いつも端っこにいて、販売員もいないし、気になってはいるけどビジュアルがなー、なんて思っていたここのシャンパン。
しかし飲まず嫌いなだけだったようで、私の中で、今回のベスト・オブ・シャンパンメーカーでした。
ストーリーがあるシャンパン、とか、フィネス(ってよく書いてある)ってこんな感じを指すのではないか、とか、思ったり。
ちょうど向かいに惣菜コーナーがあって、フォアグラ試食を始めたので、それを取ってきてもらい、苦笑、一緒にテイスティングしたのもすごく良かった。笑
そして、せっかくいいシャンパンなんだからもっとプロモーション頑張ってよー、と酔っ払いは言ってしまいました。笑

そして催事場正面はいつものことながらドゥーツ。
なんかお金の匂いを感じてしまうよ・・・。
ってことでスルー。苦笑

5時辺りにドラピエ。
結構混んでいたので、イエローラベルをひとくちもらって次へ。

内側ドラピエの隣3時あたりはニコラ・フィアット。
これが見納めかなーなんて思いつつ、マイナーな壁面に移動。


なんでもありの棚の一押しを試飲させてもらいつつ、2時の辺りはキャティア。
フツーの飲んだことないのよねー、とNVからブラン・ド・ブランやロゼを飲ませてもらい、貰ったアレはブラン・ド・ノワールだった事を初めて知る。苦笑
知らぬ間に開けずにおいて良かったー!
ロゼのボトルデザインはどうかと思うし、変なギフトボックスとかいらない、なんて思うけど、今回のベスト・バイ、ボアゼルに並ぶコストパフォーマンスの良さだと思います。

そして現物を一度見てみたいと思っていたアルマン・ド・ブリニャックは、その隣(催事場の一番奥地)にあったのですが、誰も関心を向けていたようには見えませんでした。苦笑
・・・現物見ると、ちょっと成金アメリカン?!って思ってしまうもの。

ニコラ・フィアットの反対側にはサロンの結構なヴィンテージのボックスが無造作に積まれていて涙・・・でした。
一昨年はちゃんと造作したブースで、正面のいい場所だったのにね・・・。

その内側、12時内側ブースの半面がアルフレッド・グラシアンがあったり、色々の寄せ集めコーナー、半面がロデレール。
どうでもいい什器にこのあたりのブランドが陳列していると、この催事の衰退振りを感じないわけにはいかない・・・。
それを置いておいて。


クリスタルでなくて、ロデレールの方、順次在庫が切り替わり次第、パッケージが変わるそうな!
びっくり!!
見比べると、変わる前の、写真の、いかにもな方が私は好きです。

最後にテタンジェの後ろにあるボランジェの、上段には、この現物が・・・!素敵だったけど、笑えました。

今回の同行者はどちらかと言えばブラン・ド・ブラン系が好きな、シャンパン・ラヴァーだったので、色々と話しながら回れて楽しかったです。

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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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いいですね~ (あをい)
2008-12-05 00:01:39
ルイナールぜひ飲んでみたいです~
007のやつすごい…
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007 (Marie)
2008-12-06 00:58:23
映画にあわせたのでしょうが・・・。
一体どういうヒトが買うのでしょうね。
・・・売れ残ったらどうするんだろう?苦笑

週末は寒くなるようですので、気をつけてくださいねー!
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