皆さんこんにちは、長浜奈津子です🌸
2019年6月のモスクワにいったとき、街にふわふわと白いものが飛んでいました。
北国育ちの私『雪虫』かと思いましたが、それは綿花でした。
通訳の日本人の方が、僕はこれをモスクワの『ふたつめの雪』と呼んでいます、と仰ってとても素敵な呼び方だなと思いました。
ロシア演劇の研究家の方の言葉なので、素晴らしいです。
どこから飛んでくるのだろう…ふわふわと、雪のように風にはこばれてきます。
そう思っていましたら、出演するお芝居のために劇場へかよう道で、私はその小さな綿花がついた枝をひろいました。
「あっ」と声をあげました。これこれ、と同行のひとたちにみせましたが「ああ、」とそんな感じ。喜んでいるのは私だけです。
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嬉しかったので、鞄に入れてホテルに持ち帰り
触ったち、手のひらにのせてみたり…
窓際に置いて毎日眺めていました。
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ということで、今、うちの玄関に飾ってあります。
(ポーチに入れたまま忘れていたのです)
モスクワの街に、ふわふわ浮かんでいた情景が目に浮かびます。
アルバート通りの芝居小屋のことも思い出します。
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いま、オミクロンでまた在宅が増えていますが、
なんだかこんな時に、ふと玄関の綿花を見て、あの6月を思い出しました。
現実逃避といわれても、やはり良い時間だったので、思い出すと今のことも前向きになれます。
少しでも気持ちに余裕が生まれると、誰にたいしてもやわらかい気持ちになれます。
自分の稽古や、リモート教室や、歌の教室などもしながら、
自分も朗読したり歌ったり、もちろんお芝居することが好きだけど、教室で一緒にお稽古しながら、生徒さんの喜ぶお顔を拝見していると…
自分の好きなこと(お仕事) が、誰かの喜びになれたらもっといい… そんなふうに思えます。
朗読や歌、生徒さんと一緒にいろいろなテクストや曲に触れていると、楽しいからです。
皆さんもそんなふうに仰って下さいます。
好きなことって、もう一つの『心のワクチン』なのでは。。。。。
Vivi studioで、みーちゃんと🐱
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最後までお読み頂きましてありがとうございました🌷