
野本梢監督作(脚本)
田村魁成初主演
(企画・プロデュース)
「思い立っても凶日」
<あらすじ>
誠が高校生のとき、ひょんなことから
キャプテンの未生(みお)に頼まれ、
女子フットサル部の引退試合の
記録係を手伝うことになった。
そのときの未生の采配によって、
試合に出られずに悔しい思いをしていた秋保に
誠は励ましの言葉をかけるものの、
未生に遮られ秋保とは微妙な空気のまま別れてしまう。
誠にとって「凶日」であった。
卒業してからも彼女を想い続けていたのだが、
街で彼氏らしき男性といるのを目撃してしまい、
"秋保奪還計画"と題して特技を活かした
謎のトレーニングに励む誠。
そんな盲目な誠が未生をはじめ周りの人物に
現実を突きつけられていく中で、
あの「凶日」の記憶が自分の中で
書き換えられたものだったことに気づく。
<高橋裕之のシネマ感>
49分の中編で
高校生活時代の物語から始まる。
誠(田村魁成)の頼りなさそうな演技。
さすがに話の展開が早い
7年後になるから20代中盤に
いまだに誠は凶日を過ごしている。
大阪のノリが感じられる?
狭い世界での群像劇が
この作品の魅力だと思う。
色んな事が
ラストに向けて
回収されていくので
まとまりが良い。
やはり、もうちょっと観たかった。
この作品も”野本印”映画。
主演・企画・プロデュース 俳優 田村魁成さん リアルインタビュー
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