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高橋裕之のシネマ感G

シネマコミュニケーター称号授与から18周年
感じる×感想×伝道×映画館=シネマ感
尼崎から全国へ映画情報を発信中!

ドキュメンタリー映画 「オン・ザ・ロード〜不屈の男、金大中〜」宝塚シネピピア3月14日(金)公開

2025-03-09 15:42:22 | 2024年関西公開作

©2024 MYUNGFILMS & CINEMA6411 ALL RIGHTS RESERVED.

宝塚シネピピア3月14日(金)公開<20日まで>

14:25~16:40



ドキュメンタリー映画
「オン・ザ・ロード〜不屈の男、金大中〜」

(HP)
https://www.sumomo-inc.com/ontheroad

(予告編)
https://youtu.be/W7eQHgAHsq4?si=a2FqxIubDz8Dv5P5

(概要)
生誕100周年を迎えた、
元韓国大統領・金大中(キム・デジュン)の
生涯と政治家人生を本人の肉声や関係者のインタビュー、
そして本邦初公開の映像を含む
6,000時間に及ぶ膨大な映像資料を基に
制作された画期的なドキュメンタリー映画。

<高橋裕之のシネマ感>
韓国製作だが
日本編集版で
ナレーションは
ソウジ・アライの日本語である。

大人になるまでは
キム・デジュンと読まず
キンダイチュウと言ってたような気がする。
(日本では通称だったらしいが)

金大中事件の時は
小学生だったので
名前を呼んだというよりも
新聞などで見たという感じだった。

キム・デジュンの歴史イコール
韓国の歴史だと思う。

議員になるまでは
何回も落選を繰り返したようで
どの国にでもある
運動とか圧もあったに違いない。

大統領候補になった後に
金大中事件があったんだね。
(1973年)

拉致、軟禁、投獄、死刑判決、
幾多の困難もあったんだね。

激動の時代の韓国も
描かれており
演説などの貴重な映像もある。

モノクロは時代を感じ
カラーは現実味を知らされる。

いつも国民寄りの
姿勢だった印象があるが~

作品は悲壮なシーンも
反り落とさずに組み込んでいる。

キム・デジュンは
”死”を何度も乗り越えているが
”死”は覚悟の上で行動していたと思う。

日本への、日本での
影響もかなりあった。

世界各国で
キム・デジュンを
支援する人は多かった。

作品も前半は韓国国内中心
そして日本が関係し
後半は世界主要国が絡む。

ラストは不屈の男を証明する。



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映画『劇場版モノノ怪 唐傘』

2025-03-06 22:08:50 | 2024年関西公開作
(C)ツインエンジン
 

 

 

 
映画『劇場版モノノ怪 唐傘』
 
(HP)
 
(予告編)
 
 
<あらすじ>
大奥とは、男子禁制の“女の園”であり、
重要な官僚機構でもある特別な場所。
この地に、新人女中のアサ(黒沢ともよ)と
カメ(悠木碧)が足を踏み入れる。
キャリアアップを図る才色兼備のアサ、
憧れの大奥に居場所を求めるカメ。
正反対の二人は初日から、
集団に染まるための“儀式”に参加させられる。
御年寄の歌山(小山茉美)は、
大奥の繁栄と永続を第一に考え
女中たちをまとめあげるが、
無表情な顔の裏に何かを隠している。
そんな中、少しずつ、彼女たちを覆っていく“何か”。
ついに決定的な悲劇が起こり、
薬売り(神谷浩史)はモノノ怪を追って
大奥の中心まで進むが、
モノノ怪を斬り祓うことができる退魔の剣は
「形」「真」「理」の三様が揃わなければ、
封印を解き抜くことが叶わない。
薬売りが大奥に隠された恐ろしくも切ない真実に触れるとき、
退魔と救済の儀が始まる──。
 
 
<高橋裕之のシネマ感>
キャラクターを確認の候
 
シネスコサイズで
見応えのある作品。
 
テレビではなく映画向きやね。
 
和風で懐かしさもある。
 
「大奥」が基盤で
話は面白い。
 
この世界に魅入ってしまう。
 
“アサ”の出世が早い。
 
物語全体にスピード感がある。
 
しつけなのか?いじめなのか?
 
この映画好きです~
 
この「大奥」に秘密があった。
 
終盤にかけて
迫力のある動きの多い展開の
描写で楽しませてくれます。
 
幻想的な世界が広がる。
 
エンドロールもGOOD!
 
 
 
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時系列追体験 ドキュメンタリー映画 「NO ハンブルク NO ビートルズ」3月28日(金)宝塚シネピピア公開

2025-02-05 21:17:14 | 2024年関西公開作

A BI Hamburg Production Ltd ©2024

時系列追体験
ドキュメンタリー映画
「NO ハンブルク NO ビートルズ」
2024年製作/57分/イギリス

(HP)
https://nohamburg-nobeatles.beatles-filmselection.com/

(概要)
誰もが知る伝説のロックバンド、ザ・ビートルズ。
ビートルズがリヴァプール出身なのは
周知の事実だが、
生前ジョン・レノンは、
「僕らはリヴァプールで生まれ、
ハンブルクで育った」と語っていた。
1960年のハンブルク初訪問の経緯から、
1963年の「プリーズ・プリーズ・ミー」のヒットを経て、
1966年の6回目の訪問までを、
元メンバーと関係者の証言やアーカイブ映像と音声、
アニメーションなどを使って、
まるで昨日のことかのように生き生きと蘇らせる。

<高橋裕之のシネマ感>
BEATLESの映像作品は
いつく製作されるのだろうか?
歴史的には、まだまだあるやろね。
本作は1960年から1966年の
ハンブルクの6年間中心の作品。

モノクロ映像がBEATLES的やなあ~

戦後のリヴァプールなど
貴重なフィルムも。

エルヴィス・プレスリーも。

聴きなれた曲も使用されている。

イギリス→オランダ→ドイツと
移動していたんだね。

ハンブルクも
熱気のある不思議な街だったんだ
BEATLESには不釣り合いな感じもするが
それが逆に良かったかも?

この時期のBeatlesも
若くてカッコよい。

黒いBEATLESも登場。

BEATLESの物語であり
ハンブルクの物語でもあった。

ちょっとクラッシック映画を
鑑賞している気分になる
約1時間だった。

ファンは必見




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映画「愛に乱暴」amazonプライム会員特典配信中

2025-02-02 23:08:48 | 2024年関西公開作
(C)2013 吉田修一/新潮社 (C)2024 「愛に乱暴」製作委員会
 
森ガキ侑大監督作
江口のり子主演
映画「愛に乱暴」
スタンダートサイズ
105分
 
<あらすじ>
夫の実家の敷地内に建つ“はなれ”で暮らす桃子は、
結婚して8年になる。
義母から受ける微量のストレスや
夫の無関心を振り払うように、
センスのある装い、
手の込んだ献立などいわゆる
「丁寧な暮らし」に勤しみ毎日を充実させていた。
そんな桃子の周囲で不穏な出来事が起こり始める。
近隣のゴミ捨て場で相次ぐ不審火、
愛猫の失踪、不気味な不倫アカウント…。
平穏だったはずの日常は少しずつ乱れ始め、
やがて追い詰められた桃子は、
いつしか床下への異常な執着を募らせていく。
 
<高橋裕之のシネマ感>
原作が吉田修一氏であるので
話は一筋縄でいかない。
 
そして森ガキ侑大監督の脚本
それに江口のりこ主演となれば
”普通”の”温厚”な日常作品ではない。
 
映画もスタンダートサイズで
よそ様の”夫婦””家庭””生活”を
覗き見な感じでの鑑賞になる。
 
チラシや予告編にあるように
ヒューマン・サスペンスで
ビックリさす”恐怖”ではなく
”狂気”が伝わってくる作品。
 
”乱暴”の意味
物事の仕方が不当に荒々しいこと。
 
無法なふるまい。
丁寧でないこと。
 
主人公だけに当てはまるのではなく
登場人物全員に当てはまるかも?
こんな”夫婦”いるだろうけど
知りたくなかったな~
こんな”状況”あるだろうけど
知りたくなかったな~
知りたくなかったことを
知らされる”乱暴”さを味わってください。
 
実は「愛に乱暴」ではなく
形を変えた”乱暴”は
世の中にあふれていることを
思い知らされるかも?
 
感情が入り乱れる105分
 
誰が一番、乱暴なのか?
 

 

 

 
 
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韓国映画「地獄でも大丈夫」いよいよ神戸公開!

2025-01-24 18:08:57 | 2024年関西公開作
 
神戸 元町映画館  2025年 1月25日(土) ~
 
 
 
韓国映画「地獄でも大丈夫」
109分/シネスコ
 
(HP)
 
 
(あらすじ)
二人だけの決死の修学旅行がはじまる―
いじめに悩まされてきたナミとソヌは、
クラスメイトとの修学旅行に行かずに
自殺を図ろうとするもやはり断念。
2人は死ぬ前に、自分たちをいじめたリーダーで、
今はソウルで幸せに暮らすチェリンへの復讐のため、
2人だけの修学旅行の旅に出る。
遂にチェリンと再会するも、
なんと改心して別人のようになっていた・・・。
チェリンが改心するきっかけとなった
インチキくさい宗教団体の施設で過ごすこととなった
ナミとソヌの復讐計画は果たして実行されるのか!?
 
<高橋裕之のシネマ感>
新鋭・イム·オジョン監督の
鮮烈なデビュー作である。
 
題名に反してPOPな感じで始まるが
”イジメ”という名の”地獄”が存在する。
 
でも自殺未遂がきっかけで
”地獄”という思いからの脱出で
第一の転換!
 
女子二人のバディストーリーです。
 
そして復讐修学旅行へ・・・
 
信じる者は救われる路線
微妙に不思議な異様さがある。
 
予想外の展開だが
じっくり見守る感じで鑑賞。
 
シリアス度が増してくる。
 
新宗教的?要素。
 
驚きの展開になるが
そこが見所で興味深い。
 
本当の悪とは?
※あえて正義と書かない※
 
本当に題名から
あらすじから予想できない話。
 
しかし奥底のテーマはしっかりしている。
 
 
 
 
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映画「悠優(ゆうゆう)の君へ」十三シアターセブンアンコール公開

2025-01-14 22:56:26 | 2024年関西公開作
(C) 2023「悠優の君へ」製作チーム
 
 
<作品紹介パターン>
いよいよ監督の地元
関西公開始まる!
 
映画「悠優(ゆうゆう)の君へ」
上映時間58分(HP)
※【強迫性障害とは】の
説明もありますが
作品内でも描かれています※(予告編)
 
(あらすじ)
人との間に壁を感じ、
学校や家で一人で過ごしている
高校生の悠<はる>(水崎涼花)
4月になり、
女子バスケ部のマネージャーをしている
優乃<ゆうの>(小谷慈)と同じクラスになる。
いつも明るく友だちと楽しく過ごしている優乃は、
時々「定休日」と称して学校を休んでいた。
ある朝、悠が遅刻して登校しようとすると、
近くのベンチにうずくまっている
制服姿の優乃を見かける。
別の日の朝も、
公園で時間を持て余している優乃に出会う。
「学校に行きたくない」という優乃を、
悠は近くの海辺へと誘う。
悠は、入学した頃から優乃のことが気になっていた。
いつも同じ時間に人けのない手洗い場で
手を洗い続けている優乃の姿を偶然見ていたのだ。
優乃は、抱えている悩みを
誰にも悟られないよう必死に隠して生きていたが、
悠に知られていたことを知り、
打ち明けることを決める。
 
 
<高橋裕之のシネマ感>
福原野乃花監督の実体験を元にしている。
 
強迫性障害を知る、理解する作品。
 
知らないと知らずのうちに
ヘイトしてるかもしれないね。
 
明るくても悩みはある(優乃)
 
空→白→自由の表現か?
 
誰かに打ち明ける事が大事
打ち明ける相手がいることが大事
難しい事ではあるけど。
 
40分頃のシーンも印象的
 
強迫性障害を知ってもらうための作品
でもソフトな感じで描いている。
 
ロケ地としては
葺合高校
アジュール舞子が映る。
 
※この意味を知ってみると
なるほどと納得。
<悠優とは>
1.
こせこせせず、十分ゆとりがある態度。
「―と歩く」
2.
限りなく、はるかなさま。
「―たる天空」
 
〇公開情報
 
〇公開情報 十三シアターセブン
アンコール公開 2025年
1/18(土)〜24(金)
1/18(土)18:00の回上映後 舞台挨拶予定
<登壇者> 福原野乃花 監督
1/19(日)18:00の回上映後 舞台挨拶予定
<登壇者> 福原野乃花 監督
1/22(水)14:40の回上映後 舞台挨拶予定
<登壇者> 福原野乃花 監督
 
 
栃木県 宇都宮ヒカリ座 2025/1/17(金) ~
群馬県 前橋シネマハウス 2025/1/25(土)~
 
 
福原野乃花監督ZOOMインタビュー

 

 

 
 
 
 
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55分の小さな自主映画が起こした奇跡 映画「最後の乗客」1月17日(金)宝塚シネピピア公開

2025-01-11 20:38:50 | 2024年関西公開作
(C)Marmalade Pictures, Inc.
 
宝塚シネピピア
1/17(金)から1/30(木)上映決定!
 
55分の小さな自主映画が起こした奇跡
映画「最後の乗客」
 
<あらすじ>
深夜のタクシー 
偶然乗り合わせた4つの人生。
道行く先に待つ、予想外の結末。
タクシードライバーの間で “深夜、
人気のない歩道に立ちずさむ女“の噂話がささやかれるなか、
今日も遠藤はひとりハンドルを握り
閑散とした住宅街を流していた。
いつもと変わらぬ夜―。
噂の歩道傍で、手をあげる人影。
顔を隠すように乗り込んできた女性が告げた行き先は「浜町」。
走り出すや、路上に小さな女の子と
母親の二人が飛び出してきた。
どうしても乗せて欲しいと言って聞かない
その母娘を同乗させると、行き先はやはり「浜町」。
奇妙な客と秘密を乗せたタクシーは。
目的地へと走りだすーーー。
 
 
<高橋裕之のシネマ感>
東日本大震災から10年の宮城が舞台
ファーストキーワード”奇蹟”
1組目の乗客
「浜町」まで顔を隠した女性
2組目の乗客は
飛び出してきた母娘
そして不思議な偶然が~
台詞がミステリアス
観客としては勝手に
話の展開を予想してしまう。
とにかく台詞を一語も聞き逃さないように。
そして全ての行動が意味深
”お守り””おにぎり”への想い
”手紙”の存在
10分話が進むとまたまた不思議
漂流ポスト?
やはりになるのだが・・・・・
「最後の乗客」がわかる?
徐々に不思議なパズルが
解いていく。
 
 
 
コメント (1)
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映画「アイミタガイ」 宝塚シネピピア 公開中

2025-01-03 20:39:37 | 2024年関西公開作
(C)2024「アイミタガイ」製作委員会
 
 宝塚シネピピア 公開中
 
映画「アイミタガイ」
 
「アイミタガイ」=「相身互い」
誰かを想ってしたことは、
巡り巡って見知らぬ誰かをも救う。
誰の胸にも眠っている助け合いの心を呼び起こし、
何気ない毎日をやさしく照らす、
あたたかな物語が誕生した。
 
(HP)
 
 
(あらすじ)
ウェディングプランナーとして働く
梓(黒木華)のもとに、ある日突然届いたのは、
親友の叶海(藤間爽子)が
命を落としたという知らせだった。
交際相手の澄人(中村蒼)との結婚に踏み出せず、
生前の叶海と交わしていたトーク画面に、
変わらずメッセージを送り続ける。
同じ頃、叶海の両親の朋子(西田尚美)と
優作(田口トモロヲ)は、
とある児童養護施設から娘宛てのカードを受け取っていた。
そして遺品のスマホには、
溜まっていたメッセージの存在を知らせる新たな通知も。
一方、金婚式を担当することになった梓は、
叔母の紹介でピアノ演奏を頼みに行った
こみち(草笛光子)の家で
中学時代の記憶をふいに思い出す。
叶海と二人で聴いたピアノの音色。
大事なときに背中を押してくれたの
はいつも叶海だった。
梓は思わず送る。
「叶海がいないと前に進めないよ」。
その瞬間、読まれるはずのない
送信済みのメッセージに一斉に既読がついて……。
 
 
<高橋裕之のシネマ感>
感動のパラレルワールドストーリーだった。
 
恋人とは赤い糸で繋がってると言いますね
友達とは青い糸なのか?
 
こちらは”落としてないスマホ”が
心の支えになります。
 
親子は何色で繋がっているのか?
 
人はやはり”見えない糸”で繋がっている。
 
冒頭から登場人物の行動、言葉を
見落とし、聞き逃しなしで
鑑賞して欲しい。
 
観客が
ひとつひとつの
相関図を組み立てていく楽しみもある。
 
それは予想通りか?予想外か?
 
全てが繋がっていく終盤
「アイミタガイ」という
言葉の意味が胸にささる。
 
実は・・・と
なるほど・・・が
見事に重なる。
 
鑑賞後の短い芸術の秋
メランコリックに
人と接したくなるに違いない。
 
改めて
”アイミタガイ”は
会釈から始まるのだと思った。
 
個人的に好きな展開の作品。
 
黒木華が主演だが
全ての出演者に見所ありで
重要な位置づけ。
 
 
 
 
 
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47年の時を経て K修復版にて劇場初公開 「ペパーミントソーダ」

2024-12-18 00:23:28 | 2024年関西公開作
(C)1977 - TF1 DROITS AUDIOVISUELS - ALEXANDRE FILMS-TF1 STUDIO
 
47年の時を経て
K修復版にて劇場初公開
「ペパーミントソーダ」
1977年製作/101分/フランス
原題:Diabolo menthe
 
(HP)※あらすじ・概要※
 
<高橋裕之のシネマ感>
鑑賞動機は予告編
フランス女子高生もので
「ラ・ブーム」に近いかな?と思ったが
意外と「グリーイング・アップ」女子版?
 
おませな女子たちの日常は
POPな感じでした。
 
1977年製作で
1963年が舞台で
それを2024年に鑑賞する事は
貴重な体験であり自然レトロ映画に・・・
 
お国は違うが
1960年代~70年代の
若者世代は懐かしくもあり
今ではありえないだろうなな展開。
 
主人公と姉、
友達、恋人的な人とのエピソードもあり
”学校”が舞台なのも面白く楽しめる。
 
ディアーヌ・キュリス監督の
体験記も織り込まれてるとか?
監督のデビュー作であり
その後も女性映画を撮り続けた。
ソフィー・マルソーの愛人〈ラマン〉
観れないかなあ?
 
フィルム時代の作品なんで
話の切り替えが急だったりするのも
1977年製作を感じさせる。
 
現代にも通用するPOPな作品でした。
 
”ペパーミントソーダ”は
どういう形で扱われているのか?
劇場で御確認を。
 
観客は女性比率が高かったです。
 
関西は1週間限定公開の為
Tジョイ京都と
Tジョイ梅田で
12月19日(木)までの上映
 
渋谷 ホワイトシネクイント上映中
 
名古屋 センチュリーシネマ12月20日(金)
 
その他も少し上映あり(HP)にて
 
来年、塚口サンサン劇場でやるのか?さて?
 
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原作・谷崎潤一郎×監督・井土紀州 映画『痴人の愛』十三シアターセブン12月21日(土)公開

2024-12-17 23:38:53 | 2024年関西公開作
(C)2024「痴人の愛」製作委員会
 
<作品紹介パターン>
 
原作・谷崎潤一郎×監督・井土紀州
映画『痴人の愛』
 
 
(あらすじ)
かつてシナリオコンクールで受賞したものの、
未だプロデビューを果たせずにいる
脚本家志望の男・河合譲治(大西信満)。
ある日、同じシナリオ講座に通う若者たちと
入った寂れたバーで、譲治はナオミ(奈月セナ)
と名乗る美しい女性と出会う。
店で働きながら俳優を目指しているという彼女に
「シナリオ講座の講師」と勘違いされた譲治は
苦笑しながらも、自身の身の上を明かす。
やがて譲治は、シナリオ講座の講師・椿(村田雄浩)に
「自分の代わりに映画の脚本を書いてみないか」と誘われる。
原作は、谷崎潤一郎の『痴人の愛』……
譲治は二つ返事で依頼を引き受け、
今度こそ成功してみせると脚本を書き始める。
脚本執筆に苦戦する中で、
譲治はナオミと再会し、
二人の関係は急速に近づいていく。
しかしそれが、ナオミと執筆との間で身を引き裂かれる、
甘く、苦く、狂おしい時間の始まりだった……。
 
<高橋裕之のシネマ感>
シナリオ学校や脚本
映画界的な話だけでも
興味が凄くわく。
 
谷崎潤一郎原作の『痴人の愛』が
映画と二重構造になっている。
 
ダブルティストやね。
 
「痴人の愛」が原作で
映画も「痴人の愛」の展開で
また、その中に「痴人の愛」が出てくる。
 
ナオミは怪しげで魅力的
譲治が溺れるのもわかる。
 
映画の中の映画と
現実がクロスし
観客も不思議な世界観へ・・・
 
人は支えにもなるし邪魔にもなるな~
 
ナオミの素がバラされる。
 
わあっな展開。
 
大阪 シアターセブン 12/21(土)~1/3(金)
 ※ただし12/31と1/1は休館です。
 
 
 
お陰様で再生700回越え(めざせ1000回)
奈月セナさん(主演・ナオミ役)ZOOMインタビュー

 

 

 
 
 
 
 
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