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高橋裕之のシネマ感G

シネマコミュニケーター称号授与から18周年
感じる×感想×伝道×映画館=シネマ感
尼崎から全国へ映画情報を発信中!

映画「[窓]MADO」

2024-03-10 21:26:36 | シネマ(邦画)
(c)towaieLLC
 
 
映画「[窓]MADO」
 
 
 
<あらすじ>
 
とある団地で起きた、
タバコによる受動喫煙問題を巡り、
4500 万円の損害賠償を求めた
裁判が⾏われた。
2 つの家族が辿り着いた先に⾒たものとは?
郊外のすずめ野団地に静かに暮らす、
江井家。
江井家は、英夫、英⼦、
そして 1 ⼈娘の英美の 3 ⼈家族である。
英夫は、娘の英美が 2016 年 2 ⽉から、
階下に住む家族”備井”の部屋からくるタバコの煙害
に苦しめられていることを問題と思う。
備井家の家族構成は、美井夫、美井⼦、
そして⻑⼥の美井美。
江井家と同じく 3 ⼈家族である。
英美は、歌を歌うことが好きでよくベランダで
歌っているのだが、タバコの煙害によって
ベランダに出ることが出来なくなり、
歌を歌えなくなってしまう。
英美の体調は⽇に⽇に悪化していく⼀⽅で、
英夫は、トラブルを克明に記録するために
⽇記をつけ始め、なんとかこの問題に対して
対処しようと奮闘する。
そんな中、英夫は娘が「化学物質過敏症」の
疑いがあるということを知り、
英美が「化学物質過敏症」を発症したとして、
遂に医師から診断書を発⾏して貰う。
これを機に、A 家と B 家の裁判闘争が
本格的に始まるのであった。
 
 
<高橋裕之のシネマ感>
 
俺の誕生日9月22日から始まる(笑)
意外と聞く話である。
まあ自分も喫煙してた時は
マナー悪かったかもしれないと
思い出しながら鑑賞した。
前半、娘さんの咳が気になる。
揉めてる話だが
意外とコメディタッチ。
A家(西村)年金生活という
背景も重要である。
画面から煙を感じてくる。
終盤の展開は予想外でした。
 
 
 
↓ZOOMインタビュー<動画編集予告編付き>
 

 

 

 
 

 


 
 
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伝説のトルネード・フィルム映画!「幽霊VS宇宙人」

2024-02-18 01:11:00 | シネマ(邦画)
自分の中で
”マニア”と呼べるのが色々ありますが、
音楽では「エイベックス」
実は映画は「トルネードフィルム」なんですよね。
エイベックスの松浦社長の戦略に躍らされ
そしてトルネードフィルムの叶井社長の
行動にも負けてしまいます。

比較的、大作はいいかと思うのですが
公開日数の少ない
「トルネード作品」を見るのも楽しみです!

というわけで、最近は
「幽霊VS宇宙人」を観ました!
(実はシリーズ第3弾!)

「呪怨」「輪廻」の清水崇監督と
「ユメ十夜」の豊島慶介監督の
2本のオムニバス映画です。

ホラーなら当たり前、
しかし本作はコメディ、
いやいや「トルネード」なんで
おバカ・ムービーです。
これまたジャンルありません。
だんだんと有名になってきた監督二人が
自主制作映画ののりで作ったんですよね~

意味不明な
オープニング、幕間?、エンディング。
劇中に突如現れるパロディ。
すいません、一般の方、立ち入り禁止です!
このセンスと「トルネード」が好きな方だけ
ご覧下さい!

公開終わってしまったけど・・・
”ハリセンボン”がナビゲーター役でした。


<「輪廻」記事>

2006年のトップきって公開された
優香主演・清水崇監督の映画「輪廻」

あの「JUON」で全米1位に輝いた
後の凱旋作品でしたが、
これがまた怖い!

怖いと言うよりも
「寒気」を感じる映像ばかりです。
今、思い出しただけでも
「寒気」が・・・

話も非常に練られていて
良い出来です。

ラストは「成仏」できて
めでたしめでたしかなと思っていたのに
まんまと騙されました。
そこが清水崇なんですね。

優香も難しい役柄を
見事に演じていました!

「怖い」からやめよではだめだめ。
まずはこの映画を鑑賞して
今年の邦画を楽しんでいきましょう!

鑑賞中寒気を感じながら
「わあー」っと声をだして
怖さを楽しんだbobbyshiroでした。

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トルネード・フィルム!映画「日本以外全部沈没」(過去記事)

2024-02-18 01:09:00 | シネマ(邦画)
「河崎実監督」「トルネードフィルム」
信者のbobbyshiroは
「日本以外全部沈没」を観た!

「日本沈没」の原作が発売された時も
その後を追って
この「日本以外全部沈没」が発売された。

「日本沈没」のリメイク映画が
公開されたのに挑発されて
この作品が製作、公開された。

<日本以外、全部沈没したらどうなる?>

その辺を原作を同じなのかどうなのか
河崎実監督ワールドで表現されている。

この監督の作品は
「常識感覚」で鑑賞してはならない。
映画を、単に楽しむべき!

藤岡弘と村野武範の
元祖「日本沈没」が出演しているだけでも
充分楽しめる。

原作の筒井康隆
そして監督自ら出演しているのには
拍手です!

特撮監修も実相寺昭雄で
「ミラーマン」のような
映像が楽しめました。

映像や、話で笑いを誘うのではなく
雰囲気もんです、これは・・・

北朝鮮ネタがリアルタイムすぎて
笑えない箇所もありますが・・・

#新内閣

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映画 「神さま待って!お花が咲くから」

2024-02-16 16:42:40 | シネマ(邦画)
©海と空キネマ
 
映画
「神さま待って!お花が咲くから」
 
 
<はじめに>
2019年クリスマスイヴに出版された一冊の絵本
『そらまめかぞくのピクニック』。
作者は、小児がんのため同年1月に
12歳で亡くなった少女、森上翔華さん。
広島県福山市で生まれた翔華さんは、
5歳のとき左足に悪性の腫瘍がみつかり、
入退院を続けてきました。
つらい抗がん剤治療で髪が抜けても、
闘病の辛さを表に出すことなく、
みんなを笑顔にしたくて、
いつも自分も笑顔を絶やさなかった翔華さん。
明るく前向きな彼女の言動から、
みんながたくさんの元気をもらっていたのだとか。
絵本は、翔華さんが病床で約3ヶ月をかけて
完成させたという入魂の作品です。
「希望や元気を与えてくれる
この絵本を多くの人に読んでもらいたい」と、
翔華さんの死後、彼女を支え続けた
岡山大学病院の看護師や保育士らが
出資を募り出版を実現。
この絵本との出会いが、
本作誕生のきっかけとなりました
 
<高橋裕之のシネマ感>
実話をヒントにした物語です。
小児がんで余命が出ている
11歳の少女の物語ですが
明るい雰囲気の映画でした。
テーマに”ファンタジー”とあるように・・・
森上翔華役の新倉聖菜さんの
のびのびした演技が良かったです。
学園物であり
病院物でもあった。
章で進んでいく~
余命1年を明るく生きる
がん治療の事も少し描かれています。
病院には色んな人がいる。
そんな人達が順番に・・・
致し方ないね。
でも次は自分かと思ってしまうね。
終盤は、やはり切なくなる。
爽やか涙の感動作でした。
彼女の短い人生に「はなまる」を!
 
 
 
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映画「鳩のごとく蛇のごとく 斜陽」amazonプライム会員特典配信中

2024-01-30 17:36:05 | シネマ(邦画)
 
映画「鳩のごとく蛇のごとく 斜陽」
 
これぞ文芸作品と言う
映画でした!
 
太宰治の自叙伝的?
「斜陽」が原作
だから太宰治物語かも?
 
〈鑑賞メモ〉
昭和20年
貴族だった島崎家が
没落貴族になり
西伊豆に引っ越した所から始まる。
 
女主人公 島崎かず子は
6年前に上原二郎と出会う。
(かず子は一目惚れ)
 
そして半年後、戦争に行っていた
弟、島崎直治が帰ってくる。
 
荒れた生活を止めさせる為に
直治を東京に行かす為
かず子は下見に東京で
そこで上原二郎と再会。
 
東京での
上原二郎、かず子、直治の
物語が始まる。
 
戦後の文芸ドラマ
戦後の雰囲気を出すのが凄い
 
居酒屋の女将の「さよなら」は
→「さよならを言うように」に
繋がるのか?
 
 
〈映画会社への短表〉
素晴らしい文芸ドラマでした。
戦後の再現も大変だったと思います。
和子と上原の話が中心でしたが
島崎家のドラマでしたね。
色んな人間模様があり
釘付けになりました。
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映画「熱のあとに」

2024-01-28 18:10:17 | シネマ(邦画)
(C)2024 Nekojarashi/BittersEnd/Hitsukisya
 
映画「熱のあとに」
 
 
(予告編)
 
 
<あらすじ>
愛したホスト・隼人を
刺し殺そうとした過去を持つ女・沙苗。
事件から6年の時が経ち、出所した沙苗は
林業に従事する健太とお見合いで出会い、結婚する。
健太は沙苗の過去を知り、
受け入れた上で結婚に踏み切ったのだった。
平穏な結婚生活が始まったと思っていた矢先、
2人の前に謎めいた隣人の女・足立が現れる。
気さくに接してくる足立が抱える秘密とは。
そして、全てを捧げた隼人の影に翻弄される沙苗が
たどり着いた、“愛し方”の結末とは――。
 
 
<高橋裕之のシネマ感>
殺人未遂、結婚詐欺的、出所を越え
嚙み合わない二人だったのに
沙苗と健太は結婚。
上手くいくか?いかないか?を
見守りながら鑑賞するのですが~
意外と沙苗の過去の愛は
狂ってる様な気がする。
隣人の女・足立登場で
ミステリアスな展開に
サスペンスの展開が加わる
足立は夫婦仲を壊そうとしてるのか?
でもあっけなく足立の正体が
バラされるのだが
余計に恐ろしくなったりもする。
そして沙苗が
隼人との関係を話す。
隼人の失踪を追ったりもする。
後半は”愛のかたち”物語。
相関が不思議になるが違和感はない。
”愛”の終着点は?
橋本愛も磨きがかかり
更なる演技派になったと思う。
それを追っかけるように木竜麻生も。
仲野大賀も良い。
隼人役は
今人気の水上恒司。
派手な作品ではないが
グイグイ引き込まれる。
 
 

 

 

 
 
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映画「ホゾを咬む」

2024-01-26 00:58:02 | シネマ(邦画)
(c)2023 second cocoo
 
 
脚本・監督・編集
:髙橋栄一
プロデューサー・出演
:小沢まゆ
映画「ホゾを咬む」
 
(HP)
<あらすじ>
不動産会社に勤める茂⽊ハジメは
結婚して数年になる
妻のミツと⼆⼈暮らしで⼦供はいない。
ある⽇ハジメは仕事中に
普段とは全く違う格好の
ミツを街で⾒かける。
帰宅後聞いてみるとミツは
⼀⽇外出していないと⾔う。
ミツへの疑念や⾏動を
掴めないことへの苛⽴ちから、
ハジメは家に隠しカメラを設置する。
⾃分の欲望に真っ直ぐな同僚、
職場に現れた⾵変わりな双⼦の客など、
周囲の⼈たちによって
ハジメの⼼は掻き乱されながらも、
⾃⾝の監視⾏動を肯定していく。
ある⽇、ミツの真相を確かめるべく
尾⾏しようとすると、
⾒知らぬ少年が現れて
ハジメに付いて来る。
そしてついにミツらしき
⼥性が誰かと会う様⼦を⽬撃したハジメは...
 
 
<高橋裕之のシネマ感>
モノクロームの世界観が
似合いすぎる作品でした。
やはり引き込まれます。
登場人物が
みんな物静かで不思議感。
主人公は家でも会社関係でも
楽しくないんだろうな~と。
現実ではない
邦画ダークファンタジーっぽく
どこか昭和を感じる。
自宅における
主人公と妻の会話は
個人的に好きです。
主人公は初心のシャイなんやろな。
隠しカメラや尾行は
良くない行動かもしれないが
観ている方も
妻の秘密を知りたくなってくる。
終盤の展開は予想出来ませんでした。
*妻として幸せなんやろか?
 
 
髙橋栄一監督インタビュー

 

 

 


 

 
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映画「光る鯨」

2024-01-25 22:40:34 | シネマ(邦画)
(C)studio solars
 
映画「光る鯨」
 
 
<概要>
築50年の都営団地を舞台に、
一冊の小説「光る鯨」をめぐる
SFヒューマンストーリー
コンビニのアルバイト店員・志村イトは、
失踪した幼馴染みを追って
幼少期に住んでいた都営団地へと向かう。
そこの老朽化したエレベーターに乗り、
この世界とよく似ているが全く違う
異世界=パラレルワールドへ降り立つ。
そこで彼女は現実の世界から
消えてしまった人々と再会するのだが――
 
 
<高橋裕之のシネマ感>
ショッキングな
冒頭エピソードから始まり
それから15年後の物語。
姉妹物語が進みつつ
25分ぐらいから不思議な世界へ・・・
導入と共に
観客も異世界に放り込まれることに。
色んな事が展開されるが
主人イトよりも早く
直ぐに理解できる。
イトも何故か
パラレルワールドに来たのをわかる。
ちゃんと”愛”も表現
映像に吸い込まれそうになる
シーンもある(月)
不思議な展開だけど
引き込まれていく。
死の世界を描く
新しいパターンの作品。
制作費が少ないと思うが
SF感が伝わってくる。
現実とパラレルワールドの
境目がわからなくなるのが
またまた観客も
パラレルに迷い込んでるんやろなあ~
ラスト20分
更にビックリや!
到達点が”それ”で感動。
歌の”詞”が全てを語っている。
 
 
 

 

 
森田博之監督ZOOMインタビュー

 

 

 

 

 

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山田涼介×浜辺美波 内田英治監督・原案・脚本 「サイレント・ラブ」

2024-01-23 13:40:34 | シネマ(邦画)
(C)2024「サイレントラブ」製作委員会
 
 
山田涼介×浜辺美波
内田英治監督・原案・脚本
「サイレント・ラブ」
 
<概要>
声を捨て、毎日を
ただ生きているだけの蒼(山田涼介)。
ある日、不慮の事故で視力を失い
絶望の中でもがく音大生・美夏(浜辺美波)と出会う。
何があってもピアニストになるという
夢を諦めない美夏に心を奪われた蒼は、
彼女をすべてから護ろうとする。
だが、美夏に想いを伝える方法は、
そっと触れる人差し指と
ガムランボールの音色だけ──。
 
<高橋裕之のシネマ感>
山田涼介出演作も好きやなあ~
浜辺美波の作品も鑑賞9本目です。
それだけでも見る価値あるけど
更に内田英ハル監督とくれば
外さないでしょう?
美夏(浜辺美波)
急に視力を失うことは辛いよね
網膜剥離、白内障?
俺の左目と一緒です。(左眼失明中)
それに話せない蒼(山田涼介)
どう愛を伝えていくのかが
初めは気になった。
やっぱり色々酷なことが起こるね。
観ていて「あー」と言いたくなる。
人は何故、逆の事を選ぶのだろうか?
スクリーン内はサイレントなのに
「わーわー」とも言いたくなった。
この展開は冷や冷やする
観客が何もできないのがもどかしい。
北村(野村周平)中野(吉村界人)の存在も重要。
恋愛ドラマか?人間ドラマか?
結末は感動か?涙か?さて?
サイレントで教えないよ~
 

 

 

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福間健二監督作 映画「きのう生まれたわけじゃない」

2024-01-22 22:10:56 | シネマ(邦画)
(C)2023 tough mama
 
 
福間健二監督作
映画「きのう生まれたわけじゃない」
 
(HP)
 
(予告編)
 
<冒頭あらすじ>
母と二人暮らしの七海は中学 2 年生。
七海という名前をつけてくれた父は、
ずっと前にどこかに行ってしまった。
今日も学校には行かない。
河原で「夫を亡くしたばかりの人」
岬と出会い、心が通じあう。
77 歳の寺田は、
若いころに妻を亡くした元船乗り。
老年にさしかかって、
忘れていいわけではない過去が、
不意に彼を不安にかき立てる。
最近、老人たちが集まって飲み食いする
「憩いのベンチ」に参加するようになった。
そこにやってきた七海は、
老人たちのありきたりの言葉に
「きのう生まれたわけじゃないよ!」と反発する。
七海は寺田とともに「憩いのベンチ」を抜け出して、
二人の時間を持つことになった。
寺田は、人の心を読むことができる
七海におどろく。
そして岬が、寺田の
「大切な人」に似ていることも、
七海に読まれる。
その夜寺田の前に、亡くなった妻綾子が現われる。
 
 
<高橋裕之のシネマ感>
”よりどころがテーマかな?
いや”自由”
不思議な出会いであり
不思議な絆の話。
現実的な内容かと思うたら
ファンタジーであった。
七海は中学2年生なのに
大人であり、しっかりしている。
ユーモアのある
魅せるシーンが多々あるなあと感じた。
意外と食べ物が登場する。
終盤30分で様子が変わる?
終始、不思議な映画だったけど
さらっとしているが
”生”を感じる作品だ。
個人的に
エンディングテーマも気に入った。
 
 
 
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