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高橋裕之のシネマ感goo

シネマコミュニケーター称号授与から18周年
感じる×感想×伝道×映画館=シネマ感
尼崎から全国へ映画情報を発信中!

映画「みなに幸あれ」amazonプライム会員特典配信中

2025-01-18 23:43:08 | シネマ(邦画)
©2023「みなに幸あれ」製作委員会
 
現在公開中
映画「みなに幸あれ」
 
(予告編)
 
<あらすじ>
看護学生の孫は、
ひょんなことから田舎に住む
祖父母に会いに行く。
久しぶりの再会、
家族水入らずで幸せな時間を過ごす。
しかし、どこか違和感を覚える孫。
祖父母の家には「何か」がいる。
そしてある時から、
人間の存在自体を揺るがすような
根源的な恐怖が迫って来る…
 
 
<高橋裕之のシネマ感>
村ホラーです。
ビックリさせるが
不気味さが漂い
物音がいややね。
祖父母が
こんな事になっていたら
一晩で逃げ出しても良いのにね。
現実と知りたくないのか?
孫が必死で恐怖を耐えているのが
逆に怖い。
ひゃーと思う
気色悪くなるシーンもある。
話がえげつない方に
進んでいくのが怖い。
信じがたい展開に・・・
村ホラーではなく
家族ホラーだ!
観ている方が
おかしくなっていく~
主人公”孫”以外はおかしい?
それとも”孫”だけがおかしい?
観ていて解からなくなる。
「げーイター」と叫んでしまった!
 

 

 

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映画「花束みたいな恋をした」

2025-01-10 22:11:33 | シネマ(邦画)
映画「花束みたいな恋をした」
 
https://youtu.be/iDJ-ANwVsG4?si=VCvKb3fN6UYwpnm5
 
高橋詳細感想を。
 
まあ名作になるでしょう。
 
2015年~2020年が舞台だけど
映画ネタ、本ネタ、サブカルネタ
が多いね。
凄い引き出しの数。
それを、どれだけ把握し
スルーする事はして
鑑賞するかが大事。
 
「東京ラブストーリー」
「いつかこの恋を思い出して
きっと泣いてしまう」の
坂本裕二さん書き下ろし脚本。
 
すべての台詞が、タマラン。
その時々の言葉が
5年間にかかってくる
伏線マジックにやられる。
 
主人公二人の
心の想いもセリフ化
5年間、過去に戻らず
時系列に展開するのも良い。
 
奇蹟→理想→現実→未来
 
ファンタジーであったり
現実ドラマであったり
内容的にはアカデミー賞か?
 
監督も「罪の声」の
土井裕泰監督で安定。
 
主演二人はモチロンの事
意外と豪華俳優人が出演❗️
 
個人的プッシュの
萩原みのりさん
大下ヒロトさんも出演‼️
 
俺の点数は高い⁉️
 
ひとつの疑問は
主人公のふたりは
2015年まで
どんな恋をしてきたんだろう?
その辺が白紙(笑)
 
気になるのは
主人公ふたりの名前
 
山音麦(やまねむぎ)
八谷絹(はちやきぬ)
 
漢字で三文字ひらがな五文字
 
相性が良い。
 
ふたりの名前をかけると
山あり谷あり
八分音符
麦酒(ビール)と絹豆腐
 
言葉遊びやろか?
 
 
多くの人に見て欲しい‼️
 

 

 

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黒沢清監督フランス版セルフリメイク映画「蛇の道」

2025-01-04 12:07:45 | シネマ(邦画)
(C)2024 CINEFRANCE STUDIOS - KADOKAWA CORPORATION - TARANTULA
 
 
黒沢清監督
26年ぶりに
舞台を
日本からフランスへ
セルフリメイク
 
映画「蛇の道」
 
 
<あらすじ>
何者かによって 8 歳の愛娘を殺された父、
アルベール・バシュレ(ダミアン・ボナール)は、
偶然知り合った
精神科医・新島小夜子(柴咲コウ)の協力を得て、
犯人を突き止めて復讐を果たすべく殺意を燃やしていた。
やがて2人はとある財団の関係者たちを拉致し、
次第に真相が明らかになっていくが……。
“必ずこの手で犯人に報いを!
”その先に待っているのは、人の道か、蛇の道か
 
<高橋裕之のシネマ感>
柴咲コウがかっこいい女性を演ずる。
 
展開が早いが
それが逆に良い感じになっている。
 
やはり邦画ではなく
フランス映画、洋画を観ている感覚。
 
ある財団の組織ぐるみの犯行か?
 
二人が行動するたびに
真相ではなく謎が多くなる。
 
「SAW」シリーズの
原案か?と思ったりもした。
(あれほど痛さはないけど)
 
後半になって
益々展開がわからなくなってきた。
 
復讐劇とゲームのミックス。
 
一番の狂気は
精神科医・新島小夜子(柴咲コウ)なのか?
 
全然、安心、落ち着いて
観れないぐらい
次々と展開する。
(それが面白いが~)
 
吉村(西島秀俊)は
何に絡んでくるのか?
鑑賞中は読めない。
 
観客も渦中の中に
放り込まれてしまう。
 
なるほどと思う
真実が明かされる。
 
久しぶりの
最後に「えー」と唸る作品。
 
<蛇の道(1998)>
幼い娘を殺された男と、
彼に手を貸した謎の男が繰り広げる
復讐劇を描いたバイオレンス・ドラマ
哀川翔、香川照之出演
1998年製作/85分/日本
配給:大映
劇場公開日:1998年2月21日

 

 

 
<蛇の道(2024)>
2024年製作/113分/G/
フランス・日本・ベルギー・ルクセンブルグ合作
原題:Le chemin du serpent
劇場公開日:2024年6月14日
 

 

 

 
 
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加茂さくらさんも出演 角川映画「結婚案内ミステリー」

2024-12-23 21:31:59 | シネマ(邦画)
今年の春
「結婚案内ミステリー」を
DVDで鑑賞。
 
劇場公開から39年目で
2回目の鑑賞です。
渡辺典子ファンだったので
彼女が出演しているだけで充分。
渡辺典子、赤川次郎三部作は
原作から、かなりズレますが
それが当時の角川春樹戦略でした
上映時間90分
開始、約30分で
主人公、寺澤紘子(渡辺典子)が殺人を・・・
その後も
紘子だけがミステリーを感じるが
話は意外な展開に。
途中で、わからないことが~
でも後半も面白い
謎解きもあるし。
一番、悪いのは誰か?
相手役は若い渡辺謙。
今は塚口に住んでいる
加茂さくらさんも特別出演。
松永好訓は
ずっと角川映画の助監督だったが
この作品で念願の監督に。
主題歌
渡辺典子♪野ばらのレクイエム
渡辺典子主演
×
赤川次郎原作
×
第3弾!
角川春樹事務所映画
「結婚案内ミステリー」
 
<あらすじ>
深田ブライダルコンサルタントに
務める19歳の紘子は、
関根家の親族お披露目に際して
偽のフィアンセを頼まれる。
女実業家・関根恭子の別荘で
束の間のシンデレラ気分を
味わっていた紘子だったが、
やがて謎めいた
殺人事件に巻き込まれていく。

 

 

 
 
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映画「成れの果て」

2024-12-22 00:17:04 | シネマ(邦画)
 
 
映画「成れの果て」
これも衝撃作でした。
 
もともと舞台作だったようで
それの映画化。
 
一種の「村映画」的な展開も。
 
姉が婚約したのは、
絶対に許せない男だった。
から始まる物語。
 
過去の事件の詳細が
大体わかるけど
すぐに明らかにしてくれない
じれったさが
観客の神経を刺激する。
 
成れの果て=落ちぶれはてた姿
 
一体、誰の成れの果てを
描いているのかわかった時
「ドーンと重い」衝撃が
のしかかる。
 

 

 

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是枝裕和監督作 映画「怪物」

2024-12-21 19:22:19 | シネマ(邦画)
是枝裕和監督
映画「怪物」
 
 
映画『怪物』 公式サイト

映画『怪物』 公式サイト

監督・是枝裕和 × 脚本・坂元裕二 日本屈指の映像作家&ストーリーテラー、夢のコラボレーション実現! 映画『怪物』 2023年6月2日(金)公開決定!!

映画『怪物』 公式サイト

 
 
〈あらすじ〉
大きな湖のある郊外の町。
息子を愛するシングルマザー、
生徒思いの?学校教師、
孫を亡くした校長先生、
そして無邪気な子どもたちが
平穏な日常を送っている。
そんなある日、学校でケンカが起きる。
それはよくある子ども同士の
ケンカのように見えたが、
当人たちの主張は食い違い、
それが次第に社会やメディアをも
巻き込んだ
大事へと発展していく。
そしてある嵐の朝、
子どもたちがこつ然と姿を
消してしまう。
 
〈高橋裕之のシネマ感〉
是枝裕和監督作なので
しっかりした映画である。
カンヌ国際映画祭で
受賞しただけあって
坂元裕二の脚本も良い。
そこに坂本龍一の音楽に
安藤サクラ、田中裕子、永山瑛太の
名演と贅沢に詰め込み過ぎ(笑)
 
 



そこに子役が絡みます。
是枝監督も
様々な家族+αを描いてきましたが
今回も家族がテーマにあり
そこに色んなエピソードを加え
展開していきますが
今作は”転調“しますね。
サスペンス調の謎解きも
面白さの一つですが
伏線の回収は
観客に委ねられているとも思います。
 
映画ファンの悪い癖で
和製○○的やんと
勝手に勘違いしたり〜
 
クィア·パルム賞を
受賞した事も、お忘れなく!
 

 

 

 
 
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奥山大史監督作 映画「ぼくのお日さま」

2024-12-18 19:41:17 | シネマ(邦画)
(C)2024「ぼくのお日さま」製作委員会/COMME DES CINEMAS
 
 
奥山大史監督作
映画「ぼくのお日さま」
 
 
(あらすじ)
吃音をもつホッケーが苦手な少年。
選手の夢を諦めたスケートのコーチ。
コーチに憧れるスケート少女。
雪が降りはじめてから雪がとけるまでの、
淡くて切ない小さな恋たちの物語。
雪が積もる田舎街に暮らす小学6年生の
タクヤ(越山敬達)は、すこし吃音がある。
タクヤが通う学校の男子は、夏は野球、
冬はアイスホッケーの練習にいそがしい。
ある日、苦手なアイスホッケーで
ケガをしたタクヤは、
フィギュアスケートの練習をする
少女・さくら(中西希亜良)と出会う。
「月の光」に合わせ氷の上を滑るさくらの姿に、
心を奪われてしまうタクヤ。
一方、コーチ荒川(池松壮亮)のもと、
熱心に練習をするさくらは、
指導する荒川の目をまっすぐに見ることができない。
コーチが元フュギュアスケート男子の
選手だったことを友達づてに知る。
荒川は、選手の夢を諦め東京から
恋人・五十嵐(若葉竜也)の住む街に越してきた。
さくらの練習をみていたある日、
リンクの端でアイスホッケー靴のまま
フィギュアのステップを真似て、
何度も転ぶタクヤを見つける。
タクヤのさくらへの想いに気づき、
恋の応援をしたくなった荒川は、
スケート靴を貸してあげ、
タクヤの練習につきあうことに。
しばらくして荒川の提案で、
タクヤとさくらはペアで
アイスダンスの練習をはじめることになり……。
 
 
<高橋裕之のシネマ感>
先に言います「秀作」でした。
 
面白い映画は
他に話題になってるのがありますが
”良い”映画に巡り合うなら
この作品を鑑賞して欲しい。
 
特に劇映画製作に
携わってる方は観ておくべきだと
上目線で言ってしまいます(笑)
 
観客は
雪が降りはじめてから
雪がとけるまでの物語と言う
まずは”魔法”にかかります。
 
夏は野球で
冬はアイスホッケーをすると言う
二面性の設定も良いですね。
 
特に野球が上手いわけでもなく
アイスホッケーが上手いわけでもない。
 
監督は観客に余白を与えたとも
言っているのですが
深堀りする映画は多いですが
これは”浅堀り”の映画
監督に才能があるので
それが中途半端にならないのが
この映画を「秀作」と言う理由です。
 
コーチの過去も描かれますが
ちゃんとした答えがなく
コーチと恋人と言われている男性と
BLなのか?深い友情なのか?
そこも”浅く”表現されている。
タクヤと友人との友情の比喩か?
 
タクヤの吃音も特に重要でないが
その設定がないと物足りない。
※この辺も一瞬だけの協調※
 
タクヤ→さくら
さくら→コーチ
コーチ→タクヤ
このトライアングルも△のままや。
※〇でも✕でもないのが余白※
 
そしてスタンダードサイズで魅せる力
画面の中心に、いつも何かがある。
 
映像の部分部分を撮って
チェキで置いときたい。
※写真サイズではダメ※
 
奥山大史監督の
世界にハマると浸れる。
 
シャーが晴れた後の
”お日さま”で心も晴れる。
 
 
 
 

 

 

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野本梢監督 映画「愛のくだらない」Movie's cafe MATERIAL 2024.12.20(金)~22(日)公開

2024-12-18 14:20:42 | シネマ(邦画)
Movie's cafe MATERIAL 2024.12.20(金)~22(日)公開
 
12月20日(金) 19:00〜  
12月21日(土) 12:00〜  
  14:30〜  
  17:00〜  
  19:30〜 アフタートークあり
12月22日(日) 12:00〜 アフタートークあり
  15:00〜 アフタートークあり
  18:00〜

野本監督ご来店予定!!

 

21日(土)19:30~
22日(日)12:00~
15:00~

料金:1,500円(税込)+1オーダー制
※特別鑑賞券ご利用できます!

 
 
野本梢監督の
映画「愛のくだらない」
 
(作品HP)
https://kudaranai-movie.com/
 
いやぁ〜良い作品です。
 
面白さの中に
真面目なテーマを掘り込んでいるのか?
真面目なテーマを
面白くしてるのか?
絶妙なバランスです。
 
一人の女性映画でありながら
二人の恋愛物語
多数多様の人間ドラマで
業界の裏事情など
この豊富さは何なんやろう?
 
田辺・弁慶映画祭
グランプリと映画com賞
ダブル受賞に納得。
 
この作品「くだらない」とは
誰も言わない!
 

 

高橋裕之のハイシーン「野本梢監督インタビュー」|高橋裕之のシネマ感ノート(シネマコミュニケーター)

高橋裕之のハイシーン「野本梢監督インタビュー」|高橋裕之のシネマ感ノート(シネマコミュニケーター)

映画「愛のくだらない」野本梢監督インタビューbyシネマコミュニケーター高橋裕之

note(ノート)

 

 

 
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映画「死刑にいたる病」Amazonプライム特典配信中

2024-12-06 21:55:52 | シネマ(邦画)
映画「死刑にいたる病」
 
 
129分釘付けになる
サイコ・サスペンス。
 
主人公 榛村大和は
24件の殺人容疑で逮捕されたが
立件されたうちの1件は
冤罪だと言う。
その事を、ある大学生
雅也に伝え
他に犯人がいる事を
証明して欲しいという。
 
そこから先は
何も言えません。
 
多数な登場人物
散りばめられた相関とキーワード。
 
それぞれが解けていくけど
予想がつかない展開に。
 
痛いグロシーンもあるのでPG12
 
阿部サダヲ×岡田健史W主演
 
意外な役柄の岩田剛典
 
母親役が多くなった中山美穂
 
お会いしたことのある
鈴木卓爾さん
大下ヒロトさんも出演。
 
白石和彌監督作は
安心して観れる。
今回は淡々としてるパターンですが〜
 
 
和製レクター博士か?
 
いや和製レクター ぱん屋

 

 

 
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映画「ひとつぼっち」amazonプライム会員特典配信中

2024-12-03 00:24:21 | シネマ(邦画)
 
映画「ひとつぼっち」
 
 
〈概要〉
 
施設で介護士として働いている
波子の前に、
幼い頃自分を虐待し捨てた
母親が認知症となって現れる。
母は全てを忘れていた。
過去の記憶を全て失った
母を介護する日々が始まる。
現在と過去が交差する毎日に、
波子の心は
少しずつ疲弊していく。
 
〈高橋裕之のシネマ感〉
 
シネスコサイズで
強烈なテーマで
迫ってくる。
子虐待か?親虐待か?
一貫して心が乱れている中での
物語かもしれない。
施設の介護の要素も
描かれている。
何もない部屋、心に何もない。
親が子の記憶 発想の逆転
凄い展開は予想外。
記憶の屈折。
見ていた記憶が自分の記憶に
なってしまったのか?
感動が~衝撃に・・・
そして時空を超えたりも
全ては生きた証。
 
1本の作品の中に
意外と多数のジャンルが
含まれていた様に思う。
俺的には
ダークファンタジーの
要素を見つけてしまった。
 
主演
広山詞葉
監督
副島新五
原案・脚本・企画
波流じゅん
プロデューサー
前田和紀「ソワレ」「ちょき」
音楽
小野川浩幸
「ある町の高い煙突」
「飢えたライオン」
 

 

 

 
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