視線の先にあるものは…

気になるニュース等を書き綴る日記です。

素晴らしい それが常識 当たり前

2006-11-08 11:24:09 | Weblog
 だと思っていたことなんですが、それをいまさら言う本音が不明です。

 何のことかと言うとノ大統領の発言です。

盧大統領「韓米連合防衛態勢を維持、韓半島の平和に重要」

 と、中央日報に記事がありました。
 現実問題、朝鮮戦争は停戦しておらず、休戦状態です。
 いつ軍事的衝突が起きてもおかしくない状態です。
 朝鮮戦争中、お互いに殺し合い100万人以上の人が犠牲になったそうです。
 前線が大規模に移動して、首都が陥落すること2回。置き去りにされた民間人がどうなったかを考えると、かなり悲惨な状況だったと思います。
 アメリカ軍をメインとした国連軍が無かったら、今の韓国はありません。
 その後も、独自の軍隊を持とうと努力して、上手く行かなかった国が韓国です。
 アメリカ軍が抑止力となって、北の侵略を防いできたと、客観的にはそう見えます。

 それなのに、北の核実験後の南の行動はおかしいです。
 北朝鮮は、南朝鮮に核兵器は使わないと思っているみたいです。
 北の将軍様に資金を献上する事業を、今後も続けていくと言っています。
 朝鮮戦争の原因は、アメリカにあると、政府の人間が発言しています。
 アメリカは、一番沢山戦争をした国と、非難した人間を、政府の要職に就けました。
 一部の政治家が、北の金日成の生家を訪問しました。
 核実験後に、そこを訪れると言うのは、北を非難すると言う意味は無く、北に忠誠を誓ったようなものです。
 北関係のスパイ事件もあります。
 ノ大統領は、この操作を邪魔していると見られる人事をしています。

 これだけのことが、核実験後に起きています。
 北より先に、南が崩壊する可能性もありそうです。
 ただ、日本のマスコミはこれらのほとんどを報道していません。
 時に、金日成の実家を韓国の政治化が核実験後に訪れたという事は、日本の靖国問題以上に、国際感情を逆なでする出来事だと思うのです。

 話を戻します。
 ノさんは、これらの以前に、アメリカから軍の統制権を取り戻すと言って、強気な態度で望んでいました。
 この時期は、まさか北が核実験をするはずがないと思っていたので、かなり強気でした。
 で、実際に北が核実験を行ったことにより、安保問題は、一大事になりました。
 このまま、統制権の返還が実行されっれば、米韓同盟の消滅と言う可能性まで米韓感情は離れています。
 弱体はしないと、アメリカ軍は行っていますが、いったん変更されれば、弱体するのは目に見えています。
 この辺は、アメリカも流石に怒ったので、核実験後も姿勢を変えません。
 多少、時期が遅れるかなと思っていたのですが、早まる気配さえもあります。
 韓国は、逆に遅くしようと必死になっています。
 この発言も、統制権関係の焦りが出ている可能性です。

 もっとも、北に対して何の制裁をしない韓国に対して、かなり回りの国が冷ややかになっています。
 資金援助は続ける、船舶検査はしない。
 それが、韓国の方針です。
 国連決議に従って、行動するといった結果が、上の行動で、そうしながら、アメリカと強力な同盟でいたいと言っています。
 この国の、今後がかなり不安です。

 こんな所で、こんな事を言ってもあまり意味ないですが、北問題、日本も六カ国協議復帰と言う発言で解決したようなムードがあるので、少しでも意識して欲しいと思っています。
 まだ何も解決してないし、問題は山積みです。
 

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