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映画 るろうに剣心

2012-09-09 08:25:30 | 映画

映画 るろうに剣心 (佐藤健 武井咲 江口洋介 香川照之出演 202年8月25日より上映)

1994~99年に「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載され、テレビアニメ化もされて人気を博した和月伸宏の剣客漫画「るろうに剣心 明治剣客浪漫譚」を実写映画化。伝説の「人斬り抜刀斎」と名高い緋村剣心が明治維新以後、殺さずの誓いをたて、決して人を斬ることのできない「逆刃刀」を携えて町から町へ流浪の旅を続ける姿を描く。主人公・剣心役に佐藤健、ヒロイン・神谷薫役に武井咲。NHK大河ドラマ「龍馬伝」や「ハゲタカ」で知られる大友啓史監督がメガホンをとる。(映画.comより)

原作を一通り読んでいる者としての感想。剣心・薫・刃衛・観柳の演技は良かった。殺陣のアクションシーンも素早い動きの中で良く頑張っていたと思う。

ただコミックス5・6巻分の内容を2時間余りの映画にしているため、他の人物(左之助や恵)についての詳細が描かれていないため、一日前まで争っていた左之助が観柳と戦うために急に仲間になったり、阿片を作製にかかわっていた恵の心情についても中途半端な感じだった。

残念だったのがダークヒーローになるはずだった斎藤一の扱い。あれじゃ口だけは偉そうなこと言ってるけ「政府の犬」としか見えない。特に道場を襲った観柳のゴロツキが刃衛に粛清されたときに剣心に言った斎藤のセリフは、原作では絶対に言うはずのないセリフなのでちょっとがっかり、配役が江口洋介と原作のイメージにかなり近かったのにあれならキャストに入れる必要はなかったのではと思った。

内容からして続編もありそうな気がするが、この作品は脇役のキャラクターも個性豊かに描かれていたので、続編を作るならもう少しそれぞれのキャラクターの心情を出してほしい。



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