2007年カレンダー

この時期になると書店などには天井からさまざまな来年のカレンダーが展示されている。
かくいう私も生まれて初めてタレントさんのカレンダーを予約してみた。
※蛯ちゃんではない

ネットで予約したので、関係ないのだが、書店でサンプルをぱらぱらみてみるのも楽しい。
そこで気がついたことが一つ。

「カレンダーの予約は完全前金です！」

とでかい張り紙をしてある書店に何軒か出くわす。
そりゃ、カレンダーなんて時期を過ぎれば売り物にならないから当たり前だろうと思っていたが、そんな当たり前だと思えることが、かなりでかい字で書かれているので、会社の帰りによく寄るいわゆる商店街の本屋さんでおばちゃんに聞いてみた。

スナ「なんでカレンダーは前金じゃないといけないの？」
おばちゃん「とりにこない人がいると困るからねぇ」
スナ「とりにこない人って多いの？」
おばちゃん「前は前金なしで予約を受け付けてたんだけど・・・」
ちょっと歯切れの悪いおばちゃん。
おばちゃん「韓流スターのカレンダーをとりに来ない人がたくさんいたのよ」

ようは大量に予約はあった。
おばちゃんも韓流サマサマと大変喜んだ。
が、ぺなどのカレンダーを取りに来る人が予約に大して1割、2割程度だったそうだ。
当然返品がきかないカレンダーはお店の買い取りとなり大打撃。

おばちゃん「最近は、韓流に限って写真集やらエッセイ集も前金にしてもらってるのよ。ほんとはこんなことしたくないけどお店つぶれちゃうからね。」

確かに小さな書店にとっては単価が2000円～3000円程度になるカレンダーやら写真集やらの在庫を抱えまくるのは大打撃だ。
この話を聞いたあとに色々検索してみると嘘か真か実際につぶれたという小売店もあるようだった。

そういえばネットの売り上げ（予約？）ランキングにも、どこにそれだけファンが隠れているんだってくらい、韓流のカレンダーが上位にランキングしている。

皮一枚でふくらませた風船はいつか割れるのだ。