~青いそよ風が吹く街角~

映画(主にミニシアター映画)の感想文を軸にマイペースで綴っていきます。

『春夏秋冬そして春』・・・ ※ネタバレ少々

2007-01-03 20:47:32 | 映画【韓国】
欲望と執着・・・
   春⇒夏⇒秋⇒冬⇒そして春
それぞれの季節(人生)の情景が奥深く遷って(映って)いました。(*^-^*
もしも、季節の流れが逆(冬⇒秋⇒夏⇒春⇒そして冬)だったなら
全く別の物語になっていたのかなぁ?

キム・ギドクは拠点を他国に置いたとしても
東洋の美や韓国の精神、
そして女性を神聖な存在として見つめる恋愛観を描き続けていくような気がします。
キム・ギドクのこれからの作品も期待しています。(*^-^*


P.S.
秋で愛する妻に裏切られ殺してしまった青年役を演じたキム・ヨンミンを観ていて、
日本映画『手紙』の玉山鉄二に似ている!
と思った私です。
影のある表情や長髪⇒坊主頭になるのも共通しているような・・・。

2 コメント

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四季 (kimion20002000)
2007-01-19 14:18:30
TBありがとう。
四季になぞらえて、ドラマをつくるという手法はよくあるものですが、人間の輪廻と四季の風景を暗喩させるという考え方に、とても共感しました。
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人間の輪廻。 (BC)
2007-01-21 14:14:28
kimionさん、ようこそ♪

この作品は心に感じた事を言葉で表現するのが難しくて、
あっさりした短文感想しか書けなかった私だったのですが、
トラックバック・コメント頂けてとても嬉しかったです。(^-^)

人間の輪廻という奥深いテーマを四季折々の情景に映し出す考え方、
東洋の映像美が秀逸でしたね。(*^-^*
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