~青いそよ風が吹く街角~

映画(主にミニシアター映画)の感想文を軸にマイペースで綴っていきます。

『硫黄島からの手紙』・・・ ※ネタバレ少々

2007-01-03 20:44:35 | 映画【アメリカ】
結局、反戦なの?家族愛なの?
この作品を通じて
   何を言いたかったのか?
   何を伝えたかったのか?
主題がよくわからないまま終わった作品だったなぁ~。(^-^;
(↑まぁ、これはクリント・イーストウッド監督の
他の作品にも言える事なんだけど。。。)
クリント・イーストウッド監督は演出に無駄がないし、質の高さは認めるけど、
私の心には響かない作品ばかり・・・ (^-^ゞ

配役的に二宮くんはミスキャストに思えてしまった。
彼は小柄だからかもしれないけど、見た目は少年にしか見えない。
どう見ても子供を身ごもっている妻を残して出征してきた夫には見えないというか・・・。
演技的にも次々に亡くなっていく仲間を見るそれぞれの場面の
ポカンとしたワンパターンの表情にはドン引きしてしまった。
泣く場面もさらっとわかりやすく涙を流しているだけで哀愁が伝わってこない。
(↑二宮くんのファンの方、スイマセンm(_ _)m )

元憲兵役:加瀬亮は儚げな雰囲気が漂っていて憂いがあり印象に残りました。(*^-^*

裕木奈江は昔、ドラマで女性に嫌われるような女々しい役柄を演じてしまった事で
イメージ的に不利になってしまったけど、
役に染まりきれる彼女の表現力を私は認めていました。
この作品では戦争という時代と夫を案じる気持ちの狭間で葛藤する
女性のまっすぐな気持ちを力強く表現していてとても良かったです。(*^-^*

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