『Dr.パルナサスの鏡』:公式サイト
想像力の扉
正直言って、この監督の硬質で品のない描写が多い作風がどうも苦手・・・。
(もっと寓話的な世界観を築けるティム・バートン監督で観たかった気もしてしまいました。)
シネコンの暖房が気持ちよくて中盤まではかなりウトウトしていたからか
観終わった後「あれ?ジュード・ロウはどこに出ていたんだろう?」と思ったんだけど、
ハシゴに登っていたのがジュードだったのね。
鏡の向こうの三人のジョニー・デップ、ジュード・ロウ、コリン・ファレル(下写真)は
同じ白スーツ姿でメイクを似せているからか時々、見分けがつきにくい時があったな。
ヴァレンティナ役のリリー・コールがキレイ☆
『マンマ・ミーア! - goo 映画』でメリル・ストリープの娘役を演じた
アマンダ・セイフライドに少し似ているような?
~♪『マンマ・ミーア!』♪~ ※ネタバレ有
多分、ヒース・レジャーの場面は全て本編に入れたのかな?
だからなのか、トニー役のヒースが居る鏡の外の場面と
ジョニー・デップ、ジュード・ロウ、コリン・ファレルがトニーを演じた
鏡の向こうの場面の間合いのバランスがちぐはぐだったのよね。。。
ヒースの場面を出来るだけ多く残したいという監督の想いは伝わってはきたんだけどね。
ジョニー・デップ、コリン・ファレル、ジュード・ロウは
三人共、ヒースの役作りのテイストを尊重して演じていて良かったです。
ジョニー・デップに死者へのメッセージの重要な台詞を言わしているという事は
監督からの信頼が一番厚かったからなのでしょうね。
P.S.
テリー・ギリアム監督作と言えば
『ラスベガスをやっつけろ(1998) - goo 映画』がトラウマになるぐらい受けつけられなかったし、
『12モンキーズ - goo 映画』の良さもさっぱりわからず・・・。
でも、『ロスト・イン・ラ・マンチャ - goo 映画』を観た時に
様々な困難に見舞われた映画製作の実情を知り、なんか気の毒になっちゃって
「頑張ってね。」と声をかけたくなるほど同情しちゃって。。。
まっ、なんだかんだ言っても気になる監督ではあるんですけどね。^^
『ラスベガス・・』『12モンキーズ』『ロスト・イン・・』この3本観ていれば十分ギリアム・マジックにかかっているのかも~(笑)
という私も、ジョニーファンだけど『ラスベガス』はかなりキツくて、、、観てるとヘンな汗が出る~~~。><;
今回は、普通の世界ではなく鏡の中の幻想世界~っていう設定で、摩訶不思議でも全然無理なかったと思いました。
現代なのか、大昔なのかよく分からない不思議な世界にどっぷり嵌れました~~。
前半は退屈してきつかった。。
もっとブラックなら受け付けたかもしれない。
3人の俳優、ヒースが演じてるようにみえましたよ。
私はこのてのシュールな映像が大好きなんでむしろもっと観たかったぐらいでした。
でもおもったよりトニーが出てくるのが遅くて、前半は退屈だったな~。監督には悪いけど、流石にこの作品はヒースと3人目当てだったんで…。
ほんとにバカ騒ぎの映画でした。
トラックバック&コメントありがとうございました。(*^-^*
>『ラスベガス・・』『12モンキーズ』『ロスト・イン・・』この3本観ていれば十分ギリアム・マジックにかかっているのかも~(笑)
あはは、そうかもね。^^
私はジョニーの出演映画であっても当たり外れはあるんだけど、
『ラスベガス~』は絶対に受けつけられない作品だったの。。。
『Dr.パルナサスの鏡』はメルヘンでファンタジックな作品でしたね。
トラックバック&コメントありがとうございました。(*^-^*
内容的には一度観ただけでは理解しにくい作品だろうね。
私も前半はだるかったです。。。
>3人の俳優、ヒースが演じてるようにみえましたよ。
3人が個々に鏡の中のトニーを演じたのではなく、
3人がヒースと一緒にトニーを演じたような気がするよね。
トラックバック&コメントありがとうございました。(*^-^*
私はシュールな映像は嫌いではないんだけど、
口の中に食べ物以外の物を入れたり、巨像の長い舌とか
そういう品が良いとは言えない描写がなんか苦手で。。。
ヒースの出番は思ったよりも多かったけど、登場するまでが長かったですね。
お返事遅くなってしまってすいません。m(_ _)m
『ラスベガス~』は10年以上前の作品になると思うけど、
映画館で観てしまったからか今でもトラウマになっています。。。
ヒドイ内容でしたよね。。。
お返事遅くなってしまってすいません。m(_ _)m
風子さんはテリー・ギリアム監督作がお好きなのですね。
私はどちらかというとティム・バートン派なので
ギリアム監督作はあまり観ていないのですが、
私が今までに観たギリアム監督作の中ではこの作品は観やすかったです。
私は宗教的な事は詳しくはないのですが、
哲学的思想を広げていく探究心のある監督のようですね。