『牛の鈴音』:公式サイト
業
この作品がデビュー作となるイ・チュンニョル監督が3年余りの歳月をかけて撮影、
60年連れ添っている老夫婦と40歳の老牛(牛の平均寿命は15年なのでとても長生きした牛)
のドキュメンタリー映画。
韓国では2009年1月にアート作品専門の7館で封切られ、
口コミによって話題となり、全国150館に拡大。
公開7・8週目には2週連続興行成績ベスト1を獲得。
“牛の鈴症候群”と称される社会現象になった作品です。
韓国では来年に絵本・児童書が出版されるそうです。
韓国のドキュメンタリー映画と言えば歴史が絡む題材が多くて、
今までは全く観る気がおきなかったんだけど、
この作品は予告編を観ると庶民的な内容のような印象だったので観てきました。
終始、牛は“牛”と呼ばれていたんだけど、牛に名前はなかったのかしら?
牛とお爺ちゃんの歩幅(歩き方)が同じテンポだったのが印象的。
牛を尊重するお爺ちゃん
牛にやきもちをやき、お爺ちゃんに不満をぶつけるお婆ちゃん
お婆ちゃんに小言を言われ、思わず牛に八つ当たりするお爺ちゃん
牛を使い働き続けるお爺ちゃんを心配し、牛を売るように助言する子供達
お爺ちゃんは渋々牛市場に牛を売りに行くんだけど、
あえて誰も買わないような高額をふっかけて、決して牛を売ろうとはしない。
牛が流す一筋の涙・・・。
そして・・・
牛に嫉妬し、夫に文句ばかり言っていた勝気なお婆ちゃんだけど、
「あんたが死んだらやっていけない。すぐに私も後を追うよ。」
とお爺ちゃんに言う。
お爺ちゃんの事を誰よりも理解し、認めていたのはお婆ちゃんなんだよね。
牛が息をひきとる場面の音楽は大げさだったけど、
お爺ちゃんをのせて牛が荷車を引いていく夕暮れの風景は美しかったな。
第三者によるナレーションがなかったので劇映画のような錯覚を覚えた作品でした。
でも、ナレーションによる説明はなくても充分に心を打つドキュメンタリー映画でしたよ。
一番下の写真、今、携帯の待ちうけにしているんですよ。癒されます。
実はまだ観ていないので、写真だけ拝見しました(笑)。
年明け一番がこの映画になりそうです♪
今年も楽しい時間をありがとうございました。
来年もいろんな映画のお話、楽しみにしています。
ちょっと早目ですが、よいお年を♪
コメントありがとうございました。(*^-^*
写真だけでも癒されるでしょ♪
yuanさんの劇場映画始めは『牛の鈴音』なのですね☆
ちなみに、私の劇場映画始めは
実家近郊のシネコンのIMAXシアター(IMAXシアターは全国に4館だけなの)
で『アバター』を観に行く予定です。
今年もお話出来て嬉しかったです。(*^-^*
今年は香港映画の公開が少なかったので、
来年は香港映画がたくさん公開されると良いですね。
P.S.
この夕暮れの風景は縮小したものなので
↓オリジナルの大盤画像を貼っておきます。
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/cf/1b64a4b33ac503f667bcd728133b4990.jpg
よろしければ、PCの壁紙にでもどうぞ♪
大きな感動だとか心が揺さぶられることはないけれど、見ていてほのぼのと心に染み入るんですよね。こういう映画も好きです^^
ところで年始がIMAXX3Dの『アバター』ですか!私は30日に2回目を109シネマズ川崎に行ってきました。マヂすごいっす!思わず2度目なのに「すげぇ。」ってつぶやいてました。^^;とにかく視野が広いんでむちゃくちゃ体感、臨場感ありますよ。楽しんできてください^^
一年間お世話になりました。
来年も良い映画に巡り合いたいですね♪
それでは良いお年を~^^
今年からKLYさんと色んな映画のお話が出来て嬉しかったです。(*^-^*
>何ともにんとも。韓国映画では見たことがないようなタイプ、というかここまで素朴なドキュメンタリーは見たことがないかも。
そうですよね。
第三者によるナレーションもなかったし
農業をしている老夫婦と牛の暮らしを見つめていただけのドキュメンタリーでしたね。
だけど、素朴な生活風景の中に愛情が満ちていましたね。(*^-^*
『アバター』とても評判良いですよね☆
大阪のシネコンのIMAXシアターは夏の『ハリポタ』以来二度目になるんだけど、
このシアターの『ハリポタ』の3Dは上映開始30分間だけでガッカリさせられたので
ちょこっと不安です。。。
『アバター』は全部3Dで上映してくれると良いんだけどね。
地元の友達(幼なじみ)と一緒に観に行ってきます♪
楽しみ☆
来年も良い映画にめぐり会い、ブログを通じて語り合いたいですね♪
良いお年を☆
こちらでは満員御礼で立ち見が出るという
大盛況ぶりです。8割がた、お婆さんの
ぼやきでしたが。これがまた映画を素晴らしく
しているんですよね。お爺さんと牛の絆も
感動もんで。。。。そうそう牛には名前が
なかったですね。TBありがとうございました!
この作品、京都では大盛況だったのですね。
こういう微笑ましい作品は年明けに観るにはピッタリなのでしょうね。
お婆ちゃんはぼやきながらも、お爺ちゃんの生き方を誰よりも認めているのでしょうね。
“嫌い嫌いも好きのうち”なのかな。^^
牛に嫉妬しているところが少女ぽくて可愛らしかったです♪
予告通り、今年の初映画となりました。
いや~、泣けちゃって。
エンドロールでも涙が止まらず、化粧直しが大変でした(笑)。
夫婦愛、いいですねえ。
おばあさんのぼやきは愛情の証。
おじいさんにはBGMなのでしょうね。
何十年と積み重ねられた、素朴でつつましい暮らし。
丁寧に生きることの大切さが、心に沁み渡りました。
パンフも買いました。
牛の平均寿命は15年とか。
40年って奇蹟のような年月ですね。
壁紙、ありがとうございました♪
この景色はもちろん、素敵な風景の映画は数あれど、
老夫婦と牛だけなのに、心打つ景色がいっぱいでした。
今年の一作目、心から観て良かったと思える映画に出会えてとても嬉しいです。
映画始めとなったこの作品で感動出来て良かったですね。(*^-^*
私は泣けはしなかったけど、良い映画だと思いましたよ。
既婚の人はこの作品を観て感涙した人が多いようです。
夫婦や家族を映し出す作品は
既婚者のほうがより一層共感出来るモノがあるのでしょうね。
>おばあさんのぼやきは愛情の証。
おじいさんにはBGMなのでしょうね。
きっと、そうなのでしょうね。^^
>牛の平均寿命は15年とか。
40年って奇蹟のような年月ですね。
平均寿命の2倍以上も生き、働き続けた牛。
もし、人間だったらならば勲章をもらえただろうな。
最近何が出てくるかわからない韓国映画ですが、これまた個性豊かで、味わい深い作品でしたね
極めてシンプルで穏やかな映画でしたが、不思議と退屈せずに観られました
長城のようなところを進んでいく夕暮れのシーンは印象深いですね。あと笑ってしまったのは、牛肉の輸入反対のデモの前をゆっくりゆっくり横切っていくシーン(笑)
あそこはもしかしたら演出が入ってるんじゃないかな、と勘ぐってしまいました
そう言えば、今年に入ってからははじめましてになりますね。
本年もヨロシクです♪
日本で公開される韓国映画はインパクトのある作品が多いけど、
この作品はのどかな雰囲気が良かったです。(*^-^*
>牛肉の輸入反対のデモの前をゆっくりゆっくり横切っていくシーン(笑)
あはは、そうですよね。^^
それと、“牛の涙”も演出が入っているかも?
ナレーションのないドキュメンタリー映画なので、
日々の生活風景を延々と映すだけでは味気ないから
演出とまではいかなくても所々さりげなく創意工夫するだろうし
ドキュメンタリーと劇映画の中間的なコンセプトの作品なのかもしれないですね。