~青いそよ風が吹く街角~

映画(主にミニシアター映画)の感想文を軸にマイペースで綴っていきます。

舞台『真田十勇士』ビジュアル公開、日本映画『落陽』10月にDVD化。

2013-07-20 21:47:21 | 〔MK〕


①舞台『真田十勇士』ビジュアル公開

  『真田十勇士』:公式サイト

雅也は端っこだけど前列に映っていますね。
甲冑姿で毅然とした表情ですね。
今流行り?のビジュアル系時代劇でしょうか?

主演の中村勘九郎はお父様のドキュメンタリー番組でしか拝見した事がないので
真面目そうな印象をもっていたんだけど、ポスターではくだけた表情をみせているので
芸達者な俳優さんなのでしょうね。


②映画『落陽』10/2(水)にDVDリリース

  落陽(1992)  作品情報 - 映画.com

雅也の公式サイトには載っていないですけど、メーカーサイトには載っていましたし、
ネットの販売サイトでは既に予約が始まっています。

20代後半の雅也のオールバック姿が麗しかった。

内容的には“空虚な大作”と酷評され、興行的にも大失敗しているので
とてもじゃないけど、ファン以外の人にはオススメはしないけど、
私的には思い出深い作品です。

映画『外科室』や連続ドラマ『ジュニア 愛の関係』に続き公開された作品で
私の中ではファン熱が最も高かった頃。

 『外科室』 ※ネタバレ有

 懐かしの連ドラ『ジュニア・愛の関係』

公開当時、通学途中の駅にこの作品の大看板があったのでそれを眺めるのを楽しみで
その間は休まずに学校に通っていました。^^

正直、この作品が優れていて、大ヒットしていたなら、彼は大スターになれたかもしれない。
この当時は『タワーリング・インフェルノ』のジョン・ギラーミン監督の
ハリウッド映画『ゴールデン・サムライ』の主役に抜擢もされたけど、
冒頭の8分間の場面を撮影した時点で製作中止・・・。

その何年か後にはイギリスの恋愛映画に外交官役で主演する予定もあり、
その頃にオファーがあった日本のドラマ『星の金貨』を断り、代役の竹野内豊が大ブレイク。
結局、そのイギリス映画も製作中止・・・。

他には小林旭とW主演の日本のヤクザ映画『マフィアの杯』の企画もあって、
私は原作も読んだけど、映画化は実現しなかったし・・・。

加藤さんは自分の手元にきていた日本映画『凶銃ルガーP08』のシナリオを
当時、俳優としてスランプだった後輩の阿部寛に譲り、
役幅を広げた阿部寛が俳優として飛躍するキッカケとなったり。
(阿部さんは「加藤さんに感謝している」という旨を自伝に書いておられたみたいで
、2人は今でも友人。)

近年の香港映画『新宿インシデント』では熱演しすぎて、
主役の大物俳優を喰ってしまった為に出演場面が大幅にカットされたり・・・。

 【キネマ旬報】国際派俳優、加藤雅也が魅せた男道/イー・トンシン監督ロングインタビュー ※ネタバレ有

俳優としては演技も作品選びも決して器用なタイプではないけど、
近年はわりと素に近い?『アンフェア』シリーズの薫ちゃん役で知名度が上がり、
若い人達にも知られるようになった。
素の雅也は飄々と面白い隣のお兄さんみたいな人なので。^^ )

『新宿インシデント』の件で編集でカットされたら意味がなくなる映像の限界も知った事が、
ノーカットである舞台にも活躍の場を広げていく原動力となり、
毎年様々なタイプの舞台に出演出来るようにもなった。
また、若い頃から身につけてきた居合道の技術をかわれ、
時代劇にはかかせない俳優になり、今年は大河ドラマ『八重の桜』にも出演。
映画『モンスター』では久々にベッドシーンも演じている。

 ◇『モンスター』◆ ※原作と本編のネタバレ少々

現在の雅也は大河ドラマの撮影を終えたらしいです。
舞台公演まで半年以上あるので、他の映画かドラマをやってくれると嬉しいけど、
娘さんがまだ幼いので家族みずいらずのオフを過ごされているのかもしれないですね。
50代に入った彼のこれからの活躍も楽しみにしています☆


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