~青いそよ風が吹く街角~

映画(主にミニシアター映画)の感想文を軸にマイペースで綴っていきます。

~『ラヴソング』~ ※ネタバレ有

2009-01-02 15:31:58 | 映画【中国・香港・台湾】

 

  ラヴソング(1996) - goo 映画

慕情
テレサ・テン


香港返還前、大陸(中国)から香港へ渡ってきた男女のラブストーリー。

私はこの作品観るの初めてだと思っていたけど、
レオン・ライが耳にお花つけて自転車こいでいる場面は
記憶の片隅に残っていました。
私は10年ぐらい前ハリウッド映画や日本映画に飽きてきて、
香港映画やフランス映画を監督名や俳優名を知らずに観ていた時期があったので
その頃にこの作品を観ていたのかもしれない。

レオン・ライ若い☆
少年ぽさが残っていて素朴な笑顔がかわいい♪
涼やかで白目が澄みきっているキレイな瞳は今でも面影ありますね。(*^-^*

香港の激動の時代を反映した物語でありながらも劇的さを感じさせず、
淡く温かく描かれていたのは演出が丁寧なのでしょうね。

ラストに映る1986年列車で香港に着いた二人は違う方向へ歩もうとも
また寄り添え逢える事を物語っているように感じました。


12 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
DVD? (kira)
2009-01-02 18:57:59
これ!
大好きな作品なんですよ~!!
時々無性に観たくなって何度かレンタルしたんですが、
去年、行きつけのショップで、ビデオを処分したといわれて
とってもショックでした。

何度観ても感動してしまうラスト
またこんなラブストーリーに出会いたいです~
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素敵なラスト。 (BC)
2009-01-02 22:56:14
kiraさん、明けましておめでとうです
今年もヨロシクお願いしますね♪

この作品、随分前にDVD購入していたけど、
評判の良い恋愛映画なので実家の大画面テレビで観たいと思い、
帰省しているお正月の今観ました。
ラストシーン素敵ですよね。(*^-^*
テレサ・テンの曲も良かったです
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黎明 再熱 (mihyon)
2009-01-03 09:24:52
新年快楽 !!
『梅蘭芳』前に気持ちの準備として、黎明作品を見たりしてました。

この『甜密密』は、喜びや悲しみを押しつけるところが無いのが、結構 好きなところです。
香港の生活に慣れなくて、ちょっとオドオドするところなんて、まさに黎明そのものに見えました。
(彼自身 北京から来た人ですしね)

二人が最初に親しくなる場面、
張曼玉の服が安物で化繊?の衣ずれ音が、まさに時代だったと感じさせるところでした。
どこに住んでも、そこに楽しみを見出し、力強く生きていける民族なんだと、
香港はそんな場所・・・私も何回も感じました。
だからこの映画はすごく共感できたのかも。

香港に着いた列車の後ろと前に坐っていた二人、
他人でも会いそうな狭い街、縁のある同士なら更に確率はUP、だから同じ服を着てる人に何度も遭遇しちゃいます。

ひとつだけ、吹替えでなければもっと良かったかな。
彼の台詞まわし(声質)が好きだし、広東語も聞き易いのに。
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大好き (ふく)
2009-01-03 18:15:28
BCさん、お久しぶりです!
なぜ、登場したかというと、これ、大好きなんです。
韓国ドラマばっかり見ていた時に、これを見直して、
なんて言うのか、直接的な愛情表現(?)にちょっと
とまどったのが2年前くらいでしょうか。
時の流れと巡り会いが、韓国ドラマに似ているけれど
もっとリアリティがあるのですよね。
まあ、ドラマと映画は違いますが。
期待してこの監督の「ウィンター・ソング」を見に息ましたけど、ちょっとこちらはだめでした。
同じように時が流れるのですけどね。
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息吹。 (BC)
2009-01-03 21:07:05
mihyonさん、明けましておめでとうございます。(*^-^*
今年もヨロシクお願いしますね♪

この作品は感情をおしつけることなく優しく温かく描いているのが良いですね。

黎明は北京から来た人だったんですね。
彼にとっては等身大の役柄だったのかもしれないですね。

香港映画通の映画仲間が
「レオン・ライのラブストーリーは秀作が多い。」
と言っていたことがありました。
『玻璃の城』も良かったし、
この『ラヴソング』を観て本当にその通りだと思いましたよ。(*^-^*

>どこに住んでも、そこに楽しみを見出し、力強く生きていける民族なんだと、
香港はそんな場所・・・私も何回も感じました。

私は香港へは行ったことはないけど、
ラウ・チンワンとセシリア・チャンが共演した
『忘れえぬ想い』を観た時そのように感じました。
色んな事があっても自分達らしく生きていけるという息吹を感じました。


P.S.
中国映画や香港映画って吹替が多いですよね。
生声が一番自然で魅力的なのにね。
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動作や仕草。 (BC)
2009-01-03 21:55:44
ふくさん、お久しぶりです。(*^-^*
明けましておめでとうございます☆
今年もよろしくお願いしますね♪

物語に流れがあるのは韓国ドラマに通じるような気もするけど、
激しい感情を言葉でまくしたてる韓国ドラマとは異なり
『ラヴソング』は静かに流れるテレサ・テンの曲のように
日常の中の男女の心の機微を動作や仕草で表していた作品ですよね。

『ウィンター・ソング』は金城武やチ・ジニが出演しているんですよね?
雪景色の日本版ポスターがキレイですね。
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懐かしい! (まてぃ)
2009-01-04 21:17:06
BCさん、あけましておめでとうございます。
この作品、懐かしいですねえ。
大好きな香港映画の一つです。
二人がキスしてるシーンだったかなあ、くるくると回りながら上へとのぼっていくカメラワーク、印象的でした。
そういえば最近、レオン・ライもマギー・チャンもスクリーンで見てないけど、新作公開が待ち遠しいです。
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ロマンチック。 (BC)
2009-01-04 23:14:50
まてぃさん、明けましておめでとうございます。
コメントありがとうございました。(*^-^*

開かれた車窓越しに車の中にいる彼女と車の外にいる彼がキスする場面ですよね?
ゆっくり舞うように上がっていくカメラワークがロマンチックでしたね♪

レオン・ライは3月7日公開の『花の生涯 ~梅蘭芳~』が楽しみです。
マギー・チャンは『宋家の三姉妹』が印象的でした。
良い女優さんですよね。
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ミッキーマウス (yuan)
2009-01-05 00:01:05
BCさん、あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします♪

今年初のコメントはこれにさせてもらいました♪
何度見ても、初見時の感慨を覚える大好きな映画です。
香港映画を食わず嫌いな人に必ず薦める作品でもあります(笑)。
エリック・ツァンが味のある役でしたね。
あのとき、船に乗ったマギー・チャンの気持ちもわかりますし、切ないですね。
「慕情」のエピソードも素敵でした。
英語の教師がクリストファー・ドイルだったり、
映画ファンをより楽しませてくれる作品ですね。

レオン・ライの近作が公開されるのは久しぶりなので、「梅蘭芳」はファン待望の作品ですね。
私的にも《情義我心知》(2006)を現地で観て以来です。

>「忘れえぬ想い」

ちょうど昨日観ていたんです。
年末からのラウ・チンワン祭り(笑)の続きでもあるんですが、
香港の街並みが無性に観たくなったので(ジョニー・トー作品は夜のロケが多いので(笑))。
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ラウ・チンワン祭り。 (BC)
2009-01-05 21:35:43
yuanさん、明けましておめでとうございます☆
今年もヨロシクお願いしますね♪

『ラヴソング』ヨーロッパ映画のような落ち着いたテイストなので、
アジア映画を観ない人にもオススメ出来る作品ですよね。

エリック・ツァンは味があるし、独特の存在感がありますね。

『慕情』再見したくなりましたよ。

>英語の教師がクリストファー・ドイルだったり、

えっ、そうだったんだ。
全然、気づかなかった私。(^-^ゞ

『梅蘭芳』は東京と大阪が同時公開になるかどうかが気がかり・・・。

ラウ・チンワン祭り羨ましいです☆
レオン・ライ&ラウ・チンワンの『ヒーローネバーダイ』は観たいと思っています。
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