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エアコン工事料金に驚いた! アスベストに注意

2025年03月28日 | 家庭一般
昨今は暑い夏が続き「エアコンが無いと生死にかかわる?」状況になってきました。そこで今までエアコンが無かった部屋につけようと家電量販店に行ったのですが、その工事費用に驚きました。

それは「エアコン用の穴が開いていない部屋の工事はアスベスト(石綿)対策が必要」だということでその費用が追加でかかるというものです。
これはアスベストの健康被害対策として輸入禁止になった2006年以前に建てられた家屋の工事については、アスベスト使用の有無を調査して対応することになったそうです(エアコン穴あけ工事もこれに該当する)。

これは壁に穴をあけるエアコンの新規工事(取替でも新たに穴をあける場合も含める)では、まずアスベスト使用の事前調査を行い、その対策を行うことになりました。ふむふむ、そういうことなら調べてアスベストを使っていなければいいんだな? と軽く考えていたら、そうではなかったのです。

まずアスベストが使われているかどうか、建築時の見積もりに記載されている断熱材を調べてみるとロックウールと記載されていました。そこでこれを見せたところ、
アスベスト使用の有無を調べるには公的機関に持ち込むのでうん十万円かかります」とのこと。でどうするか、というと「アスベストがあってもなくても、アスベスト対応の工事をします、なのでアスベスト対応工事費がかかります」とのこと。

そうか、あってもなくてもアスベスト対応工事なのか、と実際の工事を見ていたら何のことはない普通と同じ穴あけで10分もかかりませんでした(実際のアスベスト対応工事は周囲にシートを張って大掛かりになるはず)。そしてこの工事について2枚の書類をもらいました。一枚目は調査結果報告書で結果は「不明のためアスベストありとみなす」ということになっています。
そしてその工事結果報告書では何と「除去した」と書かれています。
ウソですよね、分からないので開けてみたらそうでなかった、というのが本当ですよね。でもその工事代金は¥19,500、アスベストがあってもなくてもこの料金です。嫌なら工事しませんよ、ということらしいですね。

ここで上の書類をよく見ると、1枚目に「建築物石綿調査者」とあり、2枚目には「石綿主任技術者」とあります。つまりこのような穴あけ工事にはこの両方の資格が無いとできない(もう一つ電気工事士資格も)ことになっているようです。

さて全体の工事代金ですが、この工事は2階に室内機があり室外機がある地面まで垂直にパイプ・コードを下ろす、というものですが、標準工事費を含め総額は税込みで約¥70,000になりました。

余談ですが、昨年夏にホームセンターでエアコンを買おうとしたところ、このような「2006年以前建築で穴が開いていない工事はできない」と断られました。つまりアスベスト工事関連の資格を持っていないか、取るつもりが無いということなんだ、ということがやっと分かりました。



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