栃木発「ちゃりあん」ブログ2

日常の「あたりまえ」を、より深く。

宇都宮にもダムがある!① 森林公園「赤川ダム」と「赤川ダムカレー」の話。

2022-01-10 22:23:29 | ダムめぐり

2022年1月9日。

世間で言う「3連休」の真ん中の日に

私たちは宇都宮市へ出かけました。

 

宇都宮・・・っていっても

インターパークとか大谷観音とか、オリオン通り・・・とかじゃないんです。

 

宇都宮にも自然がたくさんあって、ほんとうに「ここが宇都宮?」っていうような場所に

私は彼女を連れてきました。

「ダム行く?」

・・・普通、こんな誘い方、しないですよね?

 

でも、ダムの形に魅了されてしまった私たちには・・・ちょっとワクワクする話、なんですね。

 

宇都宮市の北西部に位置する、古賀志山。

その麓に位置する「森林公園」

そこに、今回訪れる、ダム「赤川ダム」はありました。

 

実は、宇都宮市の森林公園には私は過去に何度も足を運んでいます。

 

ジャパンカップサイクルロードレースの有料観覧チケットを地元のラジオ局のプレゼント企画で当てて

親友と自転車レースを観覧したり・・・

古賀志山に一人で登山したり・・・

 

でもね、恥ずかしい話、ここにダムがあることを、ずーっと知らなかったのです。

 

ここにダムがあることを教えてくれたのは

なんと「ダムカレーマップ」でした。

栃木県に「赤川ダムカレー」なるものがある。

赤川ダム?

どこにあるんだ?

・・・ここから始まったのです。

ですから、存在を知ったのは、つい数年前のこと。

 

いつかは行きたいな。

ずーっと思ってました。

けど、きっかけなんて、なかなかやってこない。

 

ならば・・・

2022年、通常モードに戻った最初の日曜日。

特に行く予定がなかったので、こういうときに「いざ、ダムめぐり!」って

彼女に声をかけてみたのです。

 

もう、すべての栃木のダムを網羅したと彼女は思っていたようですが

そんなわけがない。

ダムカードこそないけども、ダムカレーがあるダムなら一度は攻略しなくては!

 

・・・てなわけで

一路、国道293号線を西に

 

宇都宮市田野町交差点から。

行き先はダム・・・ですが表示は「森林公園」ということで。

 

山道をゆっくり上ってゆくと

駐車場には多くのクルマとヒトが。

トイレを借りて

到着がお昼の時間帯だったので

まずはダムカレーをいただくためにレストランへ。

 

※案内に「レストランでランチを利用の方はクルマで進入可能」とありましたが

彼女が「歩いてもいい」というので歩きつつ、レストランへ。

 

登山、ハイキング、ウォーキング、イヌの散歩・・・

それぞれの装いで多くの人が山の方に進んでゆきます。

 

この先に古賀志山の登山口があります。

 

私は2010年に古賀志山登山でここから重いリュックを背負って歩き始めた記録が残っています。

 

右は車道、左は散策路。

 

いわゆる「歩道」のほうが「車道」よりも幅広という珍しい道路です。

 

 

あ、看板が見えました。

 

サイクリングターミナル

 

ここに目指すレストランはあります。

 

おぉおお、ダムあったよ。。。

 

知らなかった。

 

登山するとき、明らかにこの道を歩いていたのだけど

その時は、あまりダムダムしてなかったのかな。。。

 

この奥が登山口

 

私たちは左折。

 

レストランの名前は「彩来」(さいくる)

初めて利用します。

 

この日のメイン「赤川ダム」です。

 

いきなり現れました。

 

これから「天端」を渡って、レストランへ。

 

これが天端。

 

許可された車は通行可能とのこと(もちろん、レストランでランチするクルマもここを通れます)

 

下流側の堤体。

 

こうみると、ダムって感じがする。

 

上流側の堤体

 

このダムは国交省や県、東京電力などが管理するダムとは異なり

土地改良区が管理している農業用のダムのようです。

 

放流部が見えないので、ダムっぽくないという口コミが多いです。

 

ここに階段がありますが

ここを下るのは後で。

 

これ、宇都宮市の風景です。

 

おやおや、柵の中に入って釣りはするなって書いてあるのにね。

万が一、溺れても、自己責任となるので、その点は知っておいたほうが良いです。

 

ワンちゃんと記念撮影するご夫婦がいました。

 

ほんとうに温かい、まったりとした宇都宮の日曜日です。

 

下流部を天端から。

 

なんか、この風景、以前訪れた、矢板市の「塩田ダム」によく似てる。

 

ダムの下が田んぼで・・・ね。

 

あの高い山が古賀志山かな。

 

電波塔がUFOみたいなのは羽黒山と一緒。

 

青空がキレイ

 

端の方は水が凍っています。

 

そうとう、朝は冷え込んだんですね、ここも。

 

ちなみに、地元は-7℃まで下がりました。

 

これが「余水吐」

 

大雨などでダムの堤体を水があふれ出しそうになったときに、ここから水を下流に排水します。

 

下流部は樹に隠れて良く見えない

 

ここも凍っている!

 

橋の下から「チョロチョロ」音がする正体は、この水でした。

 

レストランはこの階段を上がります。

 

階段を上りきると、建物が見えてきました。

 

振り返ると、赤川ダム湖が。

 

いやー・・・字が消えて見えないwww

 

なんて書いてあったのだろう・・・

 

手前の建物は「自然休養村管理センター」

森林公園内でのBBQやキャンプ場の利用受付をしています。

 

 

レモン牛乳アイスも売ってますw

 

なんとなく・・・下の「昆虫展」って気になるけど・・・

この日は「ダム」がテーマなので断念。

 

あれなんだろう?

 

そして

隣接する建物が「サイクリングターミナル」

 

ここに・・・

 

山のレストラン「彩来」(さいくる)があります。

 

営業中のようなので入ってみます。

 

 

訪問日のメニューはこちら。

もりそば   700円

天もりそば 1000円

醤油らーめん 600円

お子様ラーメン  400円

お子様カレー   400円

赤川ダムカレー(普通) 720円

赤川ダムカレー(大盛) 950円

 

後はサイドメニュー

フランクフルト

フライドポテト

たこ焼き

焼きそば

 

・・・ちなみに、後から来たお客さんが「たこ焼き」注文したら「今日は用意して無いんです」って断られていました。

1月・・・ちょうど閑散期ですからね。

 

料金は「先払い」ということなので、注文をして席に。

 

もちろん、私たちは「赤川ダムカレー」1択で即決ですけど。

 

水はセルフサービスです。

 

蕎麦アレルギーの方は残念ですが、ご利用できません。

 

この「彩来」さんも、地産地消推進店のようです。

 

赤川ダムカレー 普通盛りです。

 

入口入ってすぐに左

リュック等の荷物置き場があります。

 

 

当店は「宇都宮のお米・ブリッツェン米を使用しています」だって。

実は、このブリッツェン米、プロサイクルチーム「宇都宮ブリッツェン」のお米。

けっこう、販売数量が限定的なので、すぐに売り切れてしまう、貴重なものなんです。

 

なお、トイレは記名制。

 

ちょっと面倒ですが、コロナ対策ですのでご理解ください。

 

12時代と言うのに、利用者は私たち2人だけ。

 

これなら、密にもならないので、安心して食べられます。

 

穴場中の穴場ですね。

 

仕切りもちゃんとあります。

 

はい、やってきました

赤川ダムカレー(普通盛り)

 

恵産業さんは指定管理者

 

下流から上流を望む

 

上流から下流を望む

 

こう見ると、堤体がわかるかな?

 

以前は「謎のウインナー」が添えられていたようですが

 

この日は粉が舞っていましたwww

 

最初は甘く感じたカレーですが

 

けっこう、シブい辛さが後から来ます。

 

これはおいしいかも。

 

素揚げ野菜がゴロゴロ。

 

けっこうたっぷりあります。

 

外から、レストランの様子をうかがう人は多いですが

 

なかなか入ってこないようです。

 

結局、後から「持ち帰りのポテト」買って帰った女性だけしか中に入ってきませんでした。

※私たちが出た後はもちろんわかりませんが。

 

 

はい、ごちそうさまでした。

 

続いては・・・

 

同じ建物の、反対側

 

サイクルスポーツセンターへ。

 

すでにレンタサイクルの受付時間は過ぎていたために

 

館内は閑散としていました。

 

あ!

 

ベロタクシー

 

記念撮影できます

 

左側には

 

雷バイク(らいばいく)

 

 

左奥はさっきのレストランへの入り口になります。

 

 

では外へ

先ほどの

 

赤川ダムの天端から

 

今度は、赤川ダム湖を1周ぐるっと散策してみることに。

 

左に進みます。

※通常、自転車は反時計回りなので、進入できません。

 

キツツキの仲間がトントン枝を突いていました。

 

ストックを使って歩く人とすれ違う。

 

その人のレベルに応じて歩けるのがここの魅力だ。

 

太陽が当たらない部分はずっと霜が。

 

懲りない面々がいます。

 

ここから古賀志山まで2.5キロ。

 

山登りの2.5キロは長いですし、きついです。

 

流路工

 

この小さな橋は何?

 

思い当たるのは水生植物園かな。。。

 

いまは水が無いけど

 

歩く人とサイクリングの人

 

冬って気がする。。。

 

 

・・・と

 

こんな感じで赤川ダム湖のぐるっと1周散策は続きます。

 

まだまだ終わりませんので

 

どうぞよろしく。。。

 

続きます。

 

コメント
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