グアムから西へ 2月17日

2007-02-17 16:19:42 | Weblog
2月下旬にグアムへ行って、懸念の問題を1週間くらいで終了させて、
2月末にグアムからミンダナオに向かう予定です。 
今回も同じような陣容で望みます。 
これからの航海は今までの観光旅行と少し違って、準急なみの
スピードで走りたいと思っています。
幸い船には最たる問題もありません。
12月に燃料タンクからエンジンまでの燃料ホースを交換ました。
メインアンカーのチェーンは待望の250フィート全チェーンに
変更出来ました。 
グアムにも日本にもヨット用のチェーンはなくて、やはりアメリカ
からチェーンを送ってもらいました。 
電子チャートの予備プロッターとして、高速ノートパソコンを用意
出来ましたので、それ専用に用意してあったフルタGPSが役に立つ
ことになります。
HF-VHFアマチュア無線のアンテナには、どうもバックステーが
アンテナ用に絶縁されているらしいので、試してみたいと思っています。
衛星電話を利用してインターネットにつなぐのは諦めました。 
むしろ最近ヨット専用にアマチュア無線のSSBバンドでインターネット
につなぐボランティア局が世界ネットで開局されたと聞きますので、
この辺を研究したほうが良いかもしれません。 
今ではヨットの中ではインターネットを諦めて、陸に上がったら
インターネットカフェで接続することになるでしょう。
あと10日後にはグアムを離れて外洋を走走ることが出来ます。
どうぞ皆様、今まで同様ご声援をお願い致します。
Webは今まで通り、このサーバーで行います。
メールアドレスは:
blackjack@levelmeter.co.jp
ですが、ブログ投書でもメールでもご声援を歓迎致します。
日本サポートは今まで通り山本さんです。
マーク様、時々ご声援を感謝致します。 行って参ります。

BJ 光瀬


グアムから西へ 2月12日

2007-02-12 02:17:46 | Weblog
グアムからフィリッピン:第3レグへ

2007年も2月の半ばになり、出航の日が近づきました。
今年の航海はグアムから西へ行くことになります。
第3レグの目的地はマレーシア・サバ州のクダットですが、
問題が無ければクダットの先、コタキナバルまで足を伸ばします。

途中にフリッピンのミンダナオ島北端スリガオ、ネグロス島南端
ボンボノンに短期間停泊し、そのままクダットに向います。
スリガオはそんなに大きな港ではありませんが、電話で確認した
ところ、イミグレーション、通関などが出来るOPEN PORTで、
フィリッピンへの入国が出来ます。
ボンボノンはヨットに最適なとても静かなハーバーがあると聞いて
ますが、知る人ぞ知るヨッティーの溜まり場で、何時も6-10艇の
ヨットが止まっていると聞きます。
ボンボノンから4-5日の行程でクダットがあります。 
ここはマレーシアですが、クダットで入国出来るし、ここには
Penuwasa Shipyardと云う、大変都合の良い上架の出来る設備の
修理ヤードがあります。
さらに問題が無ければ、このクダットから南にシンガポールの方に
下がると約1日のところ(約130マイル)にコタキナバルがあって、
ここは成田や関空から週2回くらいの直行便があります。
コタキナバルには立派なヨットクラブがあって、長期係留をする
ことが出来そうです。

グアムからフィリッピンなどの西行きは北東に貿易風と東から西への
赤道潮流の関係から、1月―3月が最適時期と成っています。 
また、フリッピンからクダットまでのスル湾は3-4月が最適。 
クダットからシンガポールへの南下はやはり、1-4月が
南西モンスーンの無い時期として最適。
これらを考慮すれば、自然と出発時期は2007年2月末グアムを出発
して、フリッピンを抜けて、コタキナバルへ3月中に係留することに
なります。 
今年はどうも私の仕事が忙しくて、一挙に目的マレーシア・ペナン島
に行けません。
ペナン島から西を見れば、ベンガル湾、スリランカ、インド洋があって、
細長い紅海が口を開けて居ます。
このベンガル湾・インド洋は1月~3月の間、南西モンスーンの来ない
内に渡らなければなりません。 
従ってどうしても来年お正月にインド洋を渡りそのまま地中海まで
走りこむ計画を立てるしかありません。
今年はペナン島まで行って、そこから紅海を望む形になります。
南洋のノンビリした島々と違って、宗教色や戦乱、政治問題が複雑で
海賊が出没するところを走るのは誰でも嫌ですが、ヨット仲間は力を
合わせて乗り越えて行くようです。

2月22日にグアムへ向い、月末には出航したいと思っています。