今週も面白かったです。
ここ数週間は破綻寸前?とも思わせる急展開が続いていたけど
収束へ向けて、キャラがそれぞれの落ち着く先へ向かい始めました。
重要なシーンが多くて目が離せない緊張の回でした。
ルルは作戦続行中。つまりアヴァロンだけ後退させつつ
その他の機体をすべて囮にして、単純にフレイヤ弾頭の数を減らす為に撃たせ続ける。
でも、そのフレイヤを撃ち続けて罪を重ねているのは、最愛のナナリー。
シュナイゼルがナナリーに指示を出すのが、とても不快でおぞましい。
そんなにフレイヤを撃ちたいなら自分で撃てばいいのに、シュナイゼル。
シュナイゼルに比べたら、シャルルは楽しくて微笑ましかった(本気です)


ダモクレスのATフィールド…じゃない、防御シールド「ブレイズルミナス」を
打破出来ず、苦戦するジェレミアとスザク。
ルルはロイドさんとニーナの仕事が一段落したと見てアヴァロンごと突撃することを決めます。
その頃、学園。
「スゴイよね。うちの生徒会メンバーが、世界を相手に闘っているなんて」
世界を相手にっていうか、戦争を起こした張本人が生徒会メンバーですから!!
ミレイさんにとっては、全員まだ生徒会メンバーなんだな~と感じさせる場面。
この二人が一緒にいる限り、生徒会は不滅です。

対・神虎。対・斬月。たった一人で次々に現れる強敵と闘うスザク。


藤堂さんのスザクに対する怒りは凄まじい。
教え子として可愛がっていただけに、許せないのかも。
それにしても何かもう、このシリアスな状況下で笑いをとりにくる玉城がスゴイ。
さすが「コードギアスの羞恥心」!玉城にはこの言葉を捧げます。
紳助風に「お前はしゃべる前に『ヘキサゴン!!』って言え」
藤堂さんも玉城も脱出装置で命拾い。


星刻の進入を許したアヴァロンを乗り捨て、ルルは蜃気楼でダモクレスに向かうことに。
皆には「ミッション・アパテ・アレティア」(って何だ?)を命じ
太平洋に着水するアヴァロンに残るように言う。
ルル「これまでよく仕えてくれた。君達の覚悟に感謝する」
R2での咲世子さんの活躍と、ロイドさん達がニーナをサポートすることで
科学者として一つのけじめをつけたと思うと
3人の「イェス・ユア・マジェスティ」がずっしりと重い。
そして、ルルは部下に感謝の気持ちを言葉にするくらい、大人になった。
今のルルーシュは、以前よりも多くの血を流しているけれど
同時にその責任の重さを理解し、自分で引き受けようとしているんだと思う。
ニーナも『ユフィの死を悼むこととフレイヤ開発は別の問題なのだ』と気付いたみたい。
あれほどヒステリーだったニーナが冷静に状況を見つめ、ニーナにしか出来ない責任の取り方をした。
ホッとするけど、何だか物語の終わりって感じで寂しいです。

ここでも一つの物語が。
CC「ルルーシュ、恨んでいないのか?私のことを」
ギアスを与えたことで、運命が大きく変わってしまった…と、ルルに問うCC。
ルルは「お前がいてくれたから俺は歩き出すことが出来たんだ。
そこから先のことは、すべて俺の…」
安堵したように笑むCC。CCには自分が死にたいが為に他人の運命を変えるという
負い目がつきまとっていたのかもしれない。ルルがそれを解消してくれた。
CC「初めてだよ、お前みたいな男は…」
数百年生きてて「初めて」だから、これは希少価値があるw
ルル「CC…」
歩み寄る魔女と魔王。いや、歩み寄る二人。これはいい感じに…と思ったら


壁を突き破ってカレン登場。
え、あ~~っと、空気読もうよ、カレン!…って無理か。


カレンも涙を浮かべてルルを撃ちに来たわけですが。
CCは紅蓮が相手では勝ち目が無いとわかっていながら、カレンを足止めしてルルを逃がす。
CC「嬉しかったよ、心配してくれて。早く行って、そして戻って来い。私に笑顔をくれるんだろう?」
ルル「ああ、約束しよう!!(無駄に大袈裟なポージングで帽子を払うw)」
この約束がかないますように。
来週、ルルとCCが笑顔で会えると良いんだけど…。
誰もが不可能かと思った運命のフレイヤ阻止。
ニーナの科学理論では、原理的には可能だが
19秒間での現場環境データ入力や0.4秒の実行時間など、条件は厳しい。
命を懸けて実行に移したルルーシュとスザク。
「二人で力を合わせて、出来ないことなんか無い」
と、本気で信じてる二人のお互いに対する評価とか信頼って、どんだけ大きいんだろう?
フレイヤ消滅を見て、二人の共闘が今更ながら嬉しかった。


シュナイゼルの恐怖政治計画はフレイヤの威力を利用するのが条件だったから
これを止められたことはシュナイゼルにとって少なからずショックだったはず。
ブレイズを突破しダモクレスに進入したルルに立ちはだかったのは、何とジノ!!
当然、ルルはすぐ負けます。弱いから。
助けに来るのは、勿論スザクなんだけど
何て言うか、このジノ対スザク、超萌えました…。
実は反転して萌え叫ぼうかな、とかも考えたんですが
反転しても携帯なら読めるし(そう、読めるんだコレが)
ここに来る多くの方が腐女子では無く、腐女子だとしても「3×7」じゃない
ということが分かっているので(別に私も普段は3×7じゃない)
叫ぶのは止めておきます。でも少しだけ。
スザクが「ジノ、どうしても闘う気か?」とか確認したり
ジノが他の人みたいにスザクに対して安易に罵ることをしなかったり
ジノがいつに無く凶悪な顔だったり。
そういう細かい部分のすべてが、ジノスザの今までのストーリーをドラマを感じさせる。
今回の二人の対決だけで、いくつ裏設定(注・非公式/笑)が思い浮かぶことか。
このシーン、大好きです!!
その頃ジークフリートはアーニャとぶつかっている。勝敗の行方は??
そしてCC対カレン「女の闘い」紅蓮、強過ぎる…!!


戦闘中のカレンの畳み掛けるような言葉の応酬は、味方の時は小気味良かったけど
敵になると憎らしい。
脱出装置を使用したCC。一体、何処に落ちて行ったのだろうか?


ナナリー。この頭の動きは…?まるで「見えている」みたいな動き?(矢印参照)
一方、脱出を図ろうとするシュナイゼルを先回りして迎えたのはルルだった。


再会を喜ぶ星刻と天子様。脅されていたんです、と言って身の安全を確保する咲世子達。
これが「ミッション・アパテ・アレティア」だったらしい。泣かせるじゃん、ルルーシュ皇帝



?はて…この「寝てても巨乳」は誰?ま、まさか……姫様ーー!!やっぱり生きていたんですね!!


で、何故かギルまで!

や、別にギルフォード普通に好きだからいいけど、フレイヤ直撃の中、何でどうやって生きてたの?
もはや、聞いてはいけないのだろうか??恐るべし、コードギアスキャラの黄泉返り率!!
もう何をもって「死んだ」と思っていいのか、分からなくなってきました。
「恐怖によって戦争をやめさせ平和を実現」させようとするシュナイゼルに対し
ルルーシュは「シャルルは昨日を求めた。貴方は今日。だが俺は明日が欲しい」と反論する。
ルルーシュは「幸せになろう」とする人間の本質に、未来を委ねたいということだよね。
シャルルは神を倒そうとしシュナイゼルは神になろうとした。
でも、ルルーシュは人間の存在を守ろうとしている。
そう、ルルーシュは世界を守っているんだよ。
スザクとCCしか知らないことだけど。
そんな議論も突然終わった。何故ならルルは初めからビデオだったから。
マオの時と同じ戦術なのに、まったく気付きませんでした(汗)
シュナイゼルを奴隷にしたルルーシュ。勝った!!


ディートハルトは…これは確実に死んだ…よね?最後にルルの力を思い知った様子。
で「ゼロ…最後に…ギアスで…私にも」…って、ディート、キモイよ!!
ジノスザ。
スザク「例えどんなに機体を強化しても君は僕に勝てない!!」
ナイト・オブ・スリーを相手に、すごい自信のスザク。
何か裏にドラマが隠されているに違いない…と
夢を見ていたのも束の間、ジノはカレンとタッグ組んでました…

どうやらランスロットの「ブレイズルミナス」のシステムに、致命傷を与えられたようです。
これでスザクの勝敗の行方も分からなくなった。次回、スザクはどうなる?


ダモクレスの鍵を握る、ナナリー。或る意味ナナリーがラスボス?
そのナナリーが今、眼を…!!お……


思ったより、可愛くない…!!

ユフィ同様、純粋・優しさ・善意の象徴であるかのようなナナリーは
やはりユフィ同様に戦争に巻き込まれ、大量殺人を行ってしまった。
そしてユフィ同様、いやユフィ以上に、自らの意志で、ギアスに抵抗するんですね。
ルルがここでナナリーを殺したら、1期と同じになってしまう。
ルル、どうする?
次回『Re;』
最終回に向けての、ポイント。
・ルルーシュはナナリーにどう対応する?
・ルルーシュは何故シュナイゼルを生かしたのか?
・ルルとスザクは「勝とう」とはしているけど
それは邪魔者を排除するっていう意味であって権力や人材はどんどん手放している。
じゃあ、勝った後のゼロ・レクイエムとは一体…何?
・ジェレミアは無事なのでしょうか?
・シンクーの身体は大丈夫?
・CCは笑って生きるのか?それとも笑って死ぬのか?…どうやって?
・今や、コードを持っているのはCCのみ。ギアス嚮団を壊滅させ、CCは残されたコードを、どうするつもりなのか?
・生徒会、まだ集まれると思う。…あると思います(苦)
・ネタばれに根強い『アーサーが鍵を握る』説。アーサーにも注目!!
