HITACHIの炊飯器

　年末に生まれて初めての掃除機を買ったのだけど、それがHITACHI製だった。それとは全然関係ないのだけど、今度は冷蔵庫を買いなおさないとならないので電気製品売り場へ行ったら、気になるものを見つけた。

　HITACHI“PREMIUM極上 対流黒厚釜”という炊飯器。前回の掃除機でHITACHIのイメージが良くなってたので目に留まりやすかったのだけど、何が気になったのかというとその機能。

　タイの白米は高級で美味しい“カーオ・ホームマリ(ジャスミンライス)”とそれ以外の“カオ・カーオ(白米)”にだいたい分けられるのだけど、その“カーオ・ホームマリ”を炊く用のモードが設定されているのだ。しかもそのモードは“ジャパニーズ・ライス(日本米)”と共有になっている。確かに僕がいつも食べている田舎で作ってるカーオ・ホームマリは、日本のカレーをかけて食べてもイケるくらいに粘り気と美味しさがあって、日本人のタイ米に対するイメージとはぜんぜん違うものなのだけど、その炊き方も日本米と一緒だったなんてちょっと驚き。と言うことは、タイ人が日本米を食べたらやはり美味しいと思うのだろうね。
　そしてもっと驚いたのが“スティッキー・ライス(もち米)”のモードが付いていること。日本から来た人たちはタイのもち米を食べると皆美味しいと言ってはまるのだけど、もち米を蒸すのはちょっと面倒なので普段は外で買うことになる。でもバンコクでは白米に比べてかなり高いし、冷えてて美味しくないことが多いのだ。その点もち米が主食の北部や東北部ではいつでも炊き立てのもち米をキロ単位で安く売っていて、おこわ好きの僕としてはなんとも羨ましいのです。でもこの炊飯器があれば自宅で気軽にもち米を炊ける(蒸せる)！今使ってる炊飯器ももうだいぶ古くなったので、かなり欲しくなった。