2つほどお店を見繕ってたんだけど、一つ気になる料理があったのでそこへ行く。
こじんまりとしたリゾートに併設されたレストラン。
とってもいい雰囲気。
ここでのお目当てはマクウェーンと言う実を使った丸鶏唐揚げ。
1人だし、鶏1羽分の唐揚げなんて食べ切れなそうだし、どうしようか迷ったけど、マクウェーンと言う実が気になっていたのだ。
มะแขว่นと書くのだけど、色々検索するとどうやら中国の花椒(ホアジャオ)の亜種で、タイ北部では古くから使われているらしい。
ホアジャオと言えば四川料理によく使われると思いますが、麻婆豆腐のあの山椒の様な風味の元、最近では流行ってる中華火鍋や麻辣などにもよく使われてます。
ここの唐揚げはおそらく揚げる前にこのマクウェーンを入れた漬け汁に漬け込み、漬け込んだ鶏をマクウェーンも一緒に揚げたものかと思います。
ホアジャオって強すぎるとクセが有りすぎて、日本人の口には合わないと思います。出てきた料理を見るとかなりのマクウェーンが入ってる。
ところが、食べてみると確かにホアジャオの風味はしますが、棘が無いというかまろやか。ホアジャオに比較的強い体質の私にとってはちょっと物足りないくらいかも。
それでも美味しいので丸一羽、ほぼ完食。
主食はかぼちゃのバターロースト。唐揚げとは対照的な優しさでちょうどよかった。