こんにちは。
昨晩、「ラジオ深夜便」を聴いていて、羽塚順子さんの取り組みを知りました。
わたしもいろんなところのバザーへ行って、いろいろな作品(商品)を見ているけど…
積極的に「買いたい!」と思うものになかなか出会うことがありません。
以前、石橋駅(阪急宝塚線)に住んでいるときに、駅前で即売会があったときには
手袋のミニチュアをブローチにしたものが販売されていて、それは本当にすばらしく、
たくさん買って周囲に配りまくりました。
本当に可愛いの!
「ラジオ深夜便」では、刺繍が好きな人がいるのに、雑巾を縫うことしか作業所では
できない云々というお話があって、それなら刺し子の花布巾とかはどうなのかな?などとぼんやり考えました。
寝る前にもずっと考えていたのですが、朝起きてひらめきました。
手芸が好きな方には、疲れない程度に、レースを編んでいただきたい。
絹糸で、ボビンレースのような、手の込んだレースをひたすら編んでほしい。
レースはたくさん編んでも、使う先が結構あります。
わたしが考えたのは絹糸にこだわるところです。
これは、アトピーや肌に刺激がほしくない人の肌着を可憐にします。
だから絹100%で作ってほしいのです。
おそらく、今の日本で絹糸を用いたレースが編まれることはほとんどないでしょう。
ハンドニットならなおさら高価だし、どこで使うの!と言われるかもしれない。
でもいいのです。
初めのうちは、簡単なレースを編んでいって、肌着や下着、ランジェリーに使用します。
ナイロンレースは肌にちくちくとあたって、アレルギーの人には辛いものです。
装飾をあきらめなくてはいけないことが多くあります。
装飾よりも肌の健康を重視したいけど、でも、たまには、海の波のような美しいレースがあったらどんなにすてきでしょうね?
上達の早い人には、幅広の、美しいものをどんどん編んでもらうのよ。
アパレル会社やメーカーに買ってもらうのもいいけど、レースは世界共通ですもの、
海外のほしいと思っている人に届けたい。
いずれはオーダーだって受けられるのではないでしょうか。
どうかしら?レースの編み手は女性に限らないと思いますが、細かな作業の得意な方、
また、同じパターンを繰り返し丹念に編める方には、レースは本当にすばらしい作品になるかと思います。
下着や肌着は長持ちしないでしょうけれども、たくさん作って、ちゃんと使って、
肌に穏やかで、生分解性もOKです。
どうかなぁ。
伝統工芸とは離れてしまいますが、日本は絹の国ですもの、新しい伝統として、何かできるといいな…
毎度アイデアの段階ですが、わたしはこれを「服福連携」として考え続けたいな☆