tech talk

今日はWITの定例会でした。
分科会テーマは技術ということで、ゲストに
携帯電話研究家の山根 康弘さんを招いた講演会スタイルです。

今回から定例会をustream配信してtwitterで議事を取るという試みも始まり通信業界の会らしくなりました。

山根さんは香港を拠点に世界の携帯電話を買い集め12年、コレクションしている端末の数は700を超えるそう。
今日はアジア 、特に香港と韓国の携帯電話のトレンドと海外から見た日本の携帯電話について語ってくれました。
好きだからこそここまで調べられるし、話に説得力があって、どんどん引き込まれていきます。ネットでは得られないリアルで多角的な評価、急速に変わっているモバイル環境にどう勝負をしかけていくか試行錯誤している私たちは身を乗り出して聴き入りました。

講演会の後の懇親会では香港と日本の文化のちがいを熱く語ってくれました。競争のある資本主義、それが働く姿勢や家庭に対する意識、国の成長、国民の生産性に強く影響しています。

香港では共働きが普通で奥さんだけが家事をすることは基本的になく外食率が平均週7回を超えるそうです。対し日本は2回以下。いいか悪いかはともかく、そこまで生活習慣が違えば
市場も全く違うのは当然、その国に合わせた商品で勝負しないとなかなかガラパゴスケータイから抜け出すのは難しいなぁと考えさせられました。