ITイノベーション芳江

IT関係のネタを拾いつつ、今後のIT業界について書いていこうと思います。

PC業界では新参者。普及には「時間がかかる」

2018-02-28 00:20:06 | 日記


どうも~

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PC業界では新参者。普及には「時間がかかる」
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ファーウェイがMobile World Congress 2018に合わせて、WindowsノートPC「MateBook X Pro」などを発表しました。それを受けてファーウェイのモバイルブロードバンド・ホームデバイスプロダクトラインのプレジデントであるワン・ビャオ氏が、日本の報道陣の質問に答えました。
モバイルブロードバンド・ホームデバイスプロダクトラインのプレジデント、ワン・ビャオ氏。MateBook X Proを手にしています
「MateBook X Pro」はキーの一部にWebカメラを内蔵し、物理的にポップアップするギミックを備えたハイスペックなWindowsノートPC。外付けGPUの採用など、スペック的には日本でも欲しいというユーザーが多いでしょう。ただ、バルセロナで開催された発表会で、コンシューマビジネスグループのCEOであるリチャード・ユー氏が示したスライドには、第1弾の販売国に日本が含まれていませんでした。
これは残念なので、ビャオ氏に日本での発売予定について質問してみました。するとビャオ氏は「発表で日本が含まれていませんでしたか? 日本は最初の販売国だったと思いますが、確認させてください」とのコメント。
確認の結果、グローバルの第1次販売国に日本も含まれていたことがわかりました。「MateBook X Pro」はもともと中国が最も早く発売され、その後グローバルの第1次販売国で発売される、という流れとのこと。そしてプレスカンファレンスの第1次販売国スライドには中国、米国、サウジアラビア、ドイツ、スペイン、イタリア、ノルウェーのみでしたが、この中国を除く各国と同時期に日本でも発売される、とのことでした。
MateBook X Pro
MateBook X Proの天板はちょっとシックな感じ
実は今回、MateBook X Proにはタッチパネルが搭載されていますが、従来モデルのMateBook Xはタッチパネル非搭載でした。これに対して以前、ビャオ氏に要望を伝えていたのが。今回のインタビューで山田氏と会ったビャオ氏は、真っ先に「山田さんに言われて搭載したんですよ」と笑顔を見せました。
ビャオ氏は、日本市場のPC事業について「売上は大きくはないが、口コミなどの評判は良くて満足している」と好意的に話しました。キーボードの問題などもあってどうしても新製品投入が遅れがちな日本市場なので、今回は早めの投入ということになりそうです。
世界的にもまだ発展途上の同社PC事業ですが、「あらゆるシーンで使える多種多様なスマート端末を提供するのが目標」(ビャオ氏)という同社にとって、ノートPCは重要なデバイスであり、スマートフォンとは違い「ファーウェイのブランドでノートPCを受け入れてもらうためには時間がかかる」(同)として、短期的な売上で事業の判断はしない方針を示しています。
「PC業界では新参者なので、やるべきことを着実にするという製品作りで、販売パートナーを増やして販路を拡大していきたい」とビャオ氏は話し、ファーウェイ全体の戦略の中でPC事業を着実に育てていきたい考えです。
ちなみに、ほかに気になった点として、モバイル通信には対応しないのかという質問には「グローバルでニーズが少ない」、Windows on ARMの登場に向けて、KirinのWindows対応を検討しているかという問いには「予定はない」との回答でした。
発表会場がどよめいたWebカメラのギミック。キーボードの中央、[F6]キーと[F7]キーの間に位置しています
使用する際は下から見上げる形で撮影されます




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「かぶせ」「つめたて」「つまみ」... どの持ち方でも握りやすいマウス2018/2/27 14:00
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パソコンおよびスマートフォンなどの周辺機器を手がけるバッファロー(名古屋市)は、マウス「NEO FIT(ネオ・フィット)」を2018年3月上旬から順次発売する。
「かぶせ持ち」「つめたて持ち」「つまみ持ち」3種のどの持ち方でも握りやすいよう設計し、誰もが握りやすい形状を追求したという新デザイン「3Wayホールド」を採用する。
マウス上部を尖らせることで、「かぶせ持ち」の際に手のひらの中央に当たって安定感やフィット感を高めるという「バックボーンフォルム」形状とした。また「つめたて持ち」「つまみ持ち」の場合に親指で保持することを考慮し、親指グリップ部を広くしたほか、外側に傾けた形状が手首への負担を軽減するという。
2つのサイドボタン、ホイールボタンにショートカットキーなどの機能割り当てが可能なソフトウエアを用意する。上部中央に「カーソル速度変更ボタン」を備え、1000dpiと1600dpiの2種類の速度を切り替えられる。
動きを読み取る光学センサーは高感度BlueLEDセンサーを搭載。また全ボタンに音圧レベルを抑えクリック時の「カチカチ音」を低減する「静音スイッチ」を採用する。
有線モデル、単3形アルカリ乾電池1本で約3年使用できるという2.4GHz無線モデルを用意。M/Sサイズをラインアップする。カラーは黒、赤、白の3色。いずれも価格はオープン。

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アドビのiPad用アプリは無料なのに機能が充実
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アドビシステムズの「Photoshop」(フォトショップ)といえば、プロのクリエイターも愛用する画像編集ソフトとして有名です。Photoshopをはじめとする「Illustrator」や「Lightroom」などの同社製パソコン用ソフトは、かつて1本数万~十数万円で販売されており、高嶺の花の存在として知られていました。
そのような「高性能だけど価格も高い」ソフトで知られるアドビシステムズですが、iPad/iPhone用のクリエイティブ系アプリは意外にも大半が無料で提供されているのです。iPad Proの内蔵カメラやApple Pencilを活用してさまざまなコンテンツ制作が効率的にできるなど、「これ、本当に無料でいいの?」と思わせるほどの機能や使い勝手に驚かされます。「アドビ、変わったな…!」と感じさせるアプリのどこがすごいのか、改めてチェックしていきましょう。
アドビシステムズは、クリエイティブ志向のiPad/iPhone用の無料アプリを積極的にリリースしている。iPad ProとApple Pencilがあれば、紙と鉛筆を超える細かさと快適さで作業できる
「Capture CC」(無料)は、撮影した写真からさまざまな要素をキャプチャーしてデータ化するためのアプリです。
まず便利なのが「シェイプ」。紙に描いた文字やイラストをiPadの背面カメラで撮影すると、手間なく鮮明にデータ化できます。データ化といっても、スキャナーのように単純に画像データ(ビットマップデータ)化するのではなく、ベクトルデータ化するのがポイント。つまり、どれだけ拡大してもジャギー(ギザギザ)が目立たずなめらかな描写が保たれるほか、Illustratorなどのソフトでも利用できるのです。スケッチブックなどに描きためたイラストをデータ化して使いたい人には便利な存在となるでしょう。
手帳などに何気なくメモしたイラスト。これをそのまま電子化して使いたいと思うシーンは少なくない
Capture CCのシェイプ機能を立ち上げ、iPad Proの背面カメラでイラストを読み取っているところ。コントラストが高くなるうえ、明るさをレバーで調整できるので、手帳のマス目を白く飛ばして読み取れる
読み取ったイラスト。取り切れなかったマス目や不要なゴミは、消しゴムツールで簡単に除去できる
保存をタップすると、先ほどのイラストがベクトルデータ化された。輪郭のジャギー(ギザギザ)がなくなったのが目に見える変化だが、実は拡大縮小も自在になった
ベクトルデータ化すれば、これだけ拡大してもジャギーはまったく発生せず、さまざまな用途で利用できるようになる
面白いのが、写真から色を抽出する「カラー」機能。アルバム内の写真を選択するか、iPadの背面カメラで写真を撮影すると、写真内の5つのポイントで指示した部分の色を抽出して数値化してくれます。コンテンツ制作の際、色を指定するのに必要なRGBやHEXなどの数値で参照できるので、お気に入りの洋服の色や、街で見かけた建物や看板の色などがさまざまなコンテンツで再現できます。
東京駅の丸の内駅舎の写真。5つのポイントをタップして指定するだけで、駅舎の特徴的な色が抽出できた
抽出した色は、RGBやHEXなどの数値で参照できるので、画像処理ソフトやブログ作成などで適用できる
ユニークな機能が「パターン」。カメラで撮影した写真のなかから一部分を選択することで、その絵柄が連続して描かれた万華鏡のような模様を作成できます。人の顔などを用いても、一見すると写真から生成したとは分からないような美しいパターンになることもあり、いろいろ試してみたくなります。
写真を基に、万華鏡のような模様がワンタッチで作成できる。この写真は、並べられた料理の一部を適用したものだが、さまざまな食材が鮮やかな模様になった
利用する写真の範囲や角度、拡大縮小は自在にできるので、同じ写真でもさまざまな変化が楽しめる
AI(人工知能)を利用した面白い機能が、写真内にある文字と似たフォントを探してくれる「文字」。街で見かけた看板や、手持ちの雑誌に載っていた文字の部分を指定するだけで、似たようなフォントをズバリ弾き出してくれます。これらはアドビの各種アプリで利用できるフォントばかりなので、ほかのアプリで似たフォントを使ってさまざまなコンテンツが作れるわけです。いまのところ、欧文フォント(英数字)のみで和文フォント(漢字やひらがな)には対応していませんが、欧文フォントは種類がものすごく多いので、フォントの種類を写真からズバリ弾き出してくれるのはなかなか痛快です。
写真のなかから文字が含まれる部分を選択し、右端のチェックボタンをタップすればよい
すると、文字と似たフォントの候補をズラリと挙げてくれる

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今日はここまで。