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「日本文化原論 真なる調和への道 」 美粋書房 横山俊一

私は神道や仏教を根にする伝統文化慣習に携わりました経験を軸に『日本文化原論』と題し執筆活動を展開しております。

文化政策

2019-02-07 20:05:43 | 日記

1-1根本性:感性と論理の相関

変な劣等感を抱き金さえ持てば人よりも優位に立てる等と願望を抱くと金が入れば何でもする類の性質を産み根の気質の病んだエネルギーを広げられる。外界への利益を遂げ外界から喜ばれ相応のリターンが回り更に意欲が持続する感性を基礎にした規則性に主体性形成のポイントが定まる。動力源の良し悪しが根源の観点となり二次三次の発想や論理と行為を引き出される。根の質が各種力の活用方法に現れる。機能面の吸収に偏り感性面を問う教育が希薄化すると土台の可笑しなエネルギーを産み、やればやるほど悪性の世界を招かれる。感性や精神を問わぬ教育体系に外れるほどに歪な世界を広げる。根本思想についてある程度同一性を求めるニーズが出現する。あらゆる現象の根源へ思慮が回り根源からの適正策へ高める規則性の様式が固まる。技能に偏り精神面を軽視すると正よりも負のエネルギーが広がる。空間の基軸に適する要件が絞り込まれる。感覚的質感は比較的一過的な因果に留まる事に対し精神的因果はいつまでも消えず後々の現象に影響を齎せる。負の感性を広げる現象を作る性質に陥らぬ根幹の良好な習慣と規則性が様式化される。確かな基準を求め探究し作り上げる事物と過程に文化なる概念が適用される。

1-2過程の適正

個々の正負の体験を通し反省と改善を重ね良性化の原理が包括的な枠組みと集約される。ありのまま等身大の姿を内外へ表す在り方に適正が映る。馬鹿も晒しながらリスクを取りリターンを得る過程が起こる。妙に防御反応が強く腹の内を明かせぬ閉鎖性は利己性の強い感性と伝わる。良い所だけつまみ食いする歪な精神性が浮かび上がる。内外の一致に基本形が生まれる。妙に高いものに見せる心理が映る。良いも悪いもネチッとする質感より、カラッとした質感に清々しいエネルギーが回る。長期原理は結果面よりも過程面へ割合が進む。繰り返し起こる発想や習慣や規則性に自然律が出現する。思考の筋道や思考と行為の相関の適正な型式の探究と導出へ進む。多くの場合、感性的概念の形成と論理構成と前者と後者の検証から感性の質実が出現する。そして良く思慮の練られた感性的概念の産出からそこに感性の質実が伝わる言葉や概念や体系が示される。こうした倫理道徳の質実を真正面から問い適正への思慮を及ばせる科目が構成され然るべき見解を導出し確かな性質を作る過程が進む。動静概念と規則性等として集約される。

1-3動静概念と規則性

根源性と全体観と特定観による静的体系を浮かべ概念形成と観測評価と予測と方法を回す動態を投じ動静の循環を持続する中で、確かな基準と稼働が内蔵される。頭で浮かべる適正概念に対し動態性を投じ実感を遂げる完結的な生産概念において健康な心身性を作る枠組みが備わる。動静概念と規則性を基礎基盤として実際的な規則性が内蔵される。人間を主題にあるべき姿の認識が基軸に入り生命観や活動観を基盤に添えた産業経済観や政治行政観や教育観及び社会の大局観等の見解が作り出される。根源の生命観の良性を不動的な動力基盤と固め特定観や全体観の適正を模索し作る習慣と基調が定まる。「永続思想と文化政策と主体性学と動静概念」等という抽象概念と具象的原理と現れ主体性の根幹が導出される。

1-4力と責務の均衡性

大きな力や影響が強い配置に及ぶほどに根幹の健全性へ視線が集まり、健康な感受性を動力基盤にした論理の形成や力の活用をもって空間や生態の永続性が進行する。これが脆弱であると混乱した現象が増発し長期基盤の狂った産業経済や政治行政や教育を招かれる。感性の良し悪しを問わぬ教育の欠陥が各種現象に出現する。基礎のない根無し草が作られる。生態系の永続の問いとそれに及ぶ根源性の見解と全体観の適正を描き大枠観が備えられ特定技能の適正な配置や制御に回る。この基礎を取り違えると歪な性質が進み根の悪性と負のエネルギーを広げられる。個々の生い立ちの違いに対し公の機関における平準化の作為を加え万人的同一性の基礎を揃える工程を図り、あまりにかけ離れた性質に陥らぬ長期基盤の安定を遂げる。

1-5纏め

以上のように、根本性への見解が次第に定まりそれを基に過程の適正を作りそれが習慣や規則性と及び動静概念と規則性等という観念に集約される。これを経ながら力と責務の均衡性を遂げる道筋が生まれる。平等の理性の実態的な出現を常態する主体性が作られる。真っ当な根を作る過程が整理される。


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