「消費しない20代が日本を滅ぼす!?」という記事があった。これは最近の若者の生活様式を表現したもので、「最少限度の生活」という意味。この消費しない若者達をミニマムライフ(またはシュリンク)世代というのだそうだ。
以前に「シンプルライフ」という言葉が流行ったことがある。生活の質を簡素化しようという意味であった。それに対して、ミニマムライフは「生活にかかるお金と時間を節約しよう」という、より現実的な意味を持っているのだそうだ。
非正規社員が増加し、ミニマムライフにならざるを得ないというのではない。大企業に勤めていて高収入にもかかわらず、消費を抑えているという人が増えているそうだ。高給なのに家賃の安い古アパートに住み、食費も切り詰めて何百万円もの預金を持っている。その上、「車は要らない、お酒も飲まない」という人が増えているという。
つまり、収入があるのに消費に消極的で「必要最低限の生活」をし、節約したお金は堅実に貯蓄するという。若いのに感心するのだが、縮み思考の世代、シュリンク世代という見方もある。このミニマムライフ世代の特徴は下記。
1)生活や人生を縛るものを持ちたくない
2)「ラク」が一番
3)傷つくのが嫌い
4)損をするのが嫌い
5)人生に手ごたえを求めている
この世代は、小学生の時にバブル崩壊、中学生頃に阪神淡路大震災、大学卒業時は超就職氷河期と、受難の世代でもある。そのためか、将来に対するリスクを過大に見積もる傾向があり、消費を抑えて将来に備えて貯蓄しようという気持ちが強いのだそうだ。
息子と娘も20代であり、ミニマムライフ世代の特徴を感じる部分がある。堅実な生活で将来の為に貯蓄することは良いことなのだが、何が問題なのだろうか。「消費しない20代が日本を滅ぼす!?」という記事では、消費低迷で日本経済がなりたたなくなるという。
消費を抑えているのは、何も若者だけではない。日本人全体が消費を手控えているのであり、若者だけの責任かのような論調こそ問題だ。大前研一氏は著書「大前流心理経済学」で 貯めるな使え! と主張。日本の個人総金融資産は1500兆円と世界に稀なほど巨額なもので、しかも殆んどが低金利の預貯金に塩漬け状態。この個人資産が消費でなくとも、投資に廻るだけで日本経済は大きく変るというもの。
経済云々はともかく、若者が「縮み思考」になっていることの方が心配。若さとは大きな可能性を秘めている。大きく羽ばたける可能性があるにも係わらず、小さく纏まろうというのは残念である。
若いときの失敗なら挽回も可能なのだから、失敗を恐れずにチャレンジして欲しい。新しいことをやり遂げるには大きな壁もあるだろう。壁を避けてばかりいては事を成し遂げられない。
もっと身近な話しで言えば、車が好きなら車を買えばよいだろう。一生懸命に働いて、貯めたお金で好きな車を買う。その車でドライブを楽しむのも良いだろうし、車を持つことで得られる経験もあるはず。我が息子、仕事が忙しくて稼いだお金を使う時がない。ある時、貯めたお金で欲しかった車を購入し、ご満悦。ところが、ローンは嫌だと現金払いにしたため残金ゼロ。暫くは友人との飲み会も断っていた。お金の使い方に計画性がなかったことを実感したようだ。これも人生経験だろう。
かって大前研一氏は「節約よりも自分自身に投資すべきだ」と言っていた。将来の収入増の為に、お金を使って語学研修とか資格取得などをした方がよいと主張。何事もやってみなければ判らないのだから、チャレンジしたらいい。チャレンジするなら若いうちが良い。
以前に「シンプルライフ」という言葉が流行ったことがある。生活の質を簡素化しようという意味であった。それに対して、ミニマムライフは「生活にかかるお金と時間を節約しよう」という、より現実的な意味を持っているのだそうだ。
非正規社員が増加し、ミニマムライフにならざるを得ないというのではない。大企業に勤めていて高収入にもかかわらず、消費を抑えているという人が増えているそうだ。高給なのに家賃の安い古アパートに住み、食費も切り詰めて何百万円もの預金を持っている。その上、「車は要らない、お酒も飲まない」という人が増えているという。
つまり、収入があるのに消費に消極的で「必要最低限の生活」をし、節約したお金は堅実に貯蓄するという。若いのに感心するのだが、縮み思考の世代、シュリンク世代という見方もある。このミニマムライフ世代の特徴は下記。
1)生活や人生を縛るものを持ちたくない
2)「ラク」が一番
3)傷つくのが嫌い
4)損をするのが嫌い
5)人生に手ごたえを求めている
この世代は、小学生の時にバブル崩壊、中学生頃に阪神淡路大震災、大学卒業時は超就職氷河期と、受難の世代でもある。そのためか、将来に対するリスクを過大に見積もる傾向があり、消費を抑えて将来に備えて貯蓄しようという気持ちが強いのだそうだ。
息子と娘も20代であり、ミニマムライフ世代の特徴を感じる部分がある。堅実な生活で将来の為に貯蓄することは良いことなのだが、何が問題なのだろうか。「消費しない20代が日本を滅ぼす!?」という記事では、消費低迷で日本経済がなりたたなくなるという。
消費を抑えているのは、何も若者だけではない。日本人全体が消費を手控えているのであり、若者だけの責任かのような論調こそ問題だ。大前研一氏は著書「大前流心理経済学」で 貯めるな使え! と主張。日本の個人総金融資産は1500兆円と世界に稀なほど巨額なもので、しかも殆んどが低金利の預貯金に塩漬け状態。この個人資産が消費でなくとも、投資に廻るだけで日本経済は大きく変るというもの。
経済云々はともかく、若者が「縮み思考」になっていることの方が心配。若さとは大きな可能性を秘めている。大きく羽ばたける可能性があるにも係わらず、小さく纏まろうというのは残念である。
若いときの失敗なら挽回も可能なのだから、失敗を恐れずにチャレンジして欲しい。新しいことをやり遂げるには大きな壁もあるだろう。壁を避けてばかりいては事を成し遂げられない。
もっと身近な話しで言えば、車が好きなら車を買えばよいだろう。一生懸命に働いて、貯めたお金で好きな車を買う。その車でドライブを楽しむのも良いだろうし、車を持つことで得られる経験もあるはず。我が息子、仕事が忙しくて稼いだお金を使う時がない。ある時、貯めたお金で欲しかった車を購入し、ご満悦。ところが、ローンは嫌だと現金払いにしたため残金ゼロ。暫くは友人との飲み会も断っていた。お金の使い方に計画性がなかったことを実感したようだ。これも人生経験だろう。
かって大前研一氏は「節約よりも自分自身に投資すべきだ」と言っていた。将来の収入増の為に、お金を使って語学研修とか資格取得などをした方がよいと主張。何事もやってみなければ判らないのだから、チャレンジしたらいい。チャレンジするなら若いうちが良い。
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