びこうらん

「私的なつかしもの図鑑」からタイトル変更になりました。なつかしものに縛られず、なにものだって有りなのです。

微妙な大きさ

2006年03月15日 11時07分59秒 | Weblog

その46 微妙な大きさの手編みの?

上の子が生まれた時、夫の実家にとっては初孫でしかも約30年ぶりの女の子だったので、それはもう喜んでくれました。

悲しいかなものすごく毛深くて、クマのような子で、一言目に「かわいい」と言った人はほとんどいなかったと思います。「○○似らわ」とか「立派な毛らねっけ」とか。

私も夫も元々子供好きな方でな無く、浮かれることも無く、かなり冷静でしたので(天使だわ♪とか思ったこと無いです。”人間だ”と。)自分たちは「元気でなにより」と思ってました。

でも夫のおばあちゃんだけは、生まれたばかりの時に撮ったポラロイドを見て、「おや、いとしげら(かわいらしい)~」と頬を緩ませてくれたそうです。私はおばあちゃんにひ孫を見せてあげることができて、嬉しかったです。

そんなある日、夫の実家のほうから写真のピンクとベージュの手編みの物を頂きました。

夫の実家のそのまた知り合いの、私にとっては全然知らない人が(ちなみに夫も知らない)ウチの子の為に編んでくれた物だそうです。

子は夏生まれなんですが、この手編みの物がものすごく微妙な大きさで、敷物として使用したらいいのか、掛け物としてなのか、見当も付かない大きさなんです。

で、冬になった頃には子も成長してて、尚更使い道が分からなくなっていきました。

・・・そして現在。
寒~い車内にいる時の、小さな膝掛けとして愛用してます。
「これで、いんだろっか?」と思い、見る度に”一体誰が?”と謎めきつつありがとございました♪

撮影協力:ラムチョップ