(仮)しだらない話

戯れ言日記

侵略

2005-09-12 | 


舎人 周(著)
老化を左右する遺伝子テロメアを巡り、日米で繰り広げられるサイエンスサスペンス。
つまらなかった。以上。

お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方 ― 知的人生設計入門

2005-09-04 | 

橘 玲(著)

この本を読んで落ち込んだ。サラリーマンは決して読んではならない。だって人生投げ出したくなるもの。
大半の自営業者・企業経営者が経費の水増しで税金をろくに納めていないとは聞いていたけど、改めてそのからくりを認識した。
サラリーマンなんて江戸期以前でいえば農民でしかないのだ。そして公務員も労働者・納税者としては同様である。

所得課税なんか無くしてしまって、ぜーんぶ消費税でまかなう方がよっぽど公平なんだろうな。

台湾論

2005-09-04 | 

小林よしのり(著)

黄文雄の「台湾は日本人が作った」と情報的には同じもの。漫画であるぶん、より情緒に訴えるものがある。

ところで、最近金城武やビビアン・スーをテレビで見ないな。中国の陰謀だったりして(笑)

日本を呪縛した八人の政治家

2005-09-04 | 

平野貞夫(著)

著者は衆議院事務職から政治家となり、自民党→新生党→新進党→自由党→民主党と渡り歩きながらも、一貫として小沢一郎を側で支え続けた人物。55年体制の崩壊から小泉内閣の成立までの舞台裏を、小沢一郎の側近としての視点から語る。現在は政界を引退。
圧巻は細川内閣から羽田内閣を通じての、社会党や新党さきがけの造反劇をつぶさに叙述しているところ。
社会党は単なる「なんでも反対党」でしかなく、決して「政権準備党」ではなかったが為に、ひょんなことから細川内閣を構成する与党となった時にあわてふためき、党内左右の派閥争いから政権離脱に傾いてしまったとのこと。決して小沢の社会党はずしなど無かったという。
さきがけは猟官主義者の党首武村正義と細川首相との仲違いから連立離脱を決意し、自民党と社会党を結合する接着剤としての役割を成したのであり、非自民党政権による改革などといった理想など持ち合わせていなかったようである。