自転車のって、えんやこら

なんとなく、なんとなく

なんだかホントに心配だ・・・

2009-11-13 | たまに書くならこんなこと
枯渇するレアメタルの世界的な争奪戦は熾烈を極める戦いだそうですが、

ついにお上(経済産業省)が旗を振って、眠ってる「たんす預金」ならぬ「たんす携帯」を掘り起こす期間限定事業を始めた。

しっかり補正予算まで組んで、最高5万円の商品券が当たるとか・・・

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経済産業省HPより

経済産業省では、使用済み携帯電話をインセンティブを付けて回収し、
その効果を検証する「平成21年度使用済み携帯電話の回収促進実証事業」(今年度補正予算事業)を
「たんすケータイ あつめタイ\(^o^)/」と銘打ち、来る11月21日(土)から開始します。
来年2月28日(日)までの間、全国の家電量販店・総合スーパーなどの店頭において、
商品券(最高5万円)が当たる抽選に申込みできる応募券と引き換えに、使用済み携帯電話の回収を行います。

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携帯のリサイクルとかリサイクルしやすい携帯を作るというのはメーカーやキャリアが既に取り組んでますが、それはあくまで企業レベル。

期間付きとはいえ、一般市民をターゲットに、しかも餌までぶら下げてレアメタルを回収しようと国が取り組み始めるって・・・そんなにヤバいのか

まるでかなり前にあったアジア通貨危機の際に韓国で国中から「金」を集めてたかのような、もっと大げさにいうと、第二次世界大戦時に武器や弾を作るために国中から「鉄」をかき集めてたかのような、そんなヤバさか

そういえば、ほんの数年前に「銅」の需要が高まり、高く売れるとかで電線やマンホールを盗む事件が頻発してましたね

資源争奪というと一番最初に頭に浮かぶのは「原油」。

今や世界的な「脱原油」の流れがあり、これからまだまだ長い過渡期を経て「原油」需要は低くなって価格の下落があるのかなとも思いますが、

対してレアメタルはこれから益々、確保が難しくなり、需要に対して供給が逼迫し、価格高騰していくのではないかと想像すると

携帯電話なんか、そのうち高級品になって買えない時代がくるんじゃないかと思ったりします。携帯電話に限った話ではないと思いますが

そうなると・・・

消費者に合わせて薄利の商売を続け、そのうちどこかに無理がでて、つぶれる会社が出てくるか

バカのひとつ覚えのように、ひたすらに値下げ競争をし、どっちが先にくたばるか心身を削り消耗し、安い安いと嬉しがっているが巡り巡って、自分に降りかかってくる、デフレスパイラルへ再び全開でぶっこむか。

消費者の立場云々というが、大体は消費者でありながら生産者(労働者)でもあるんじゃないの?消費行動オンリーの人のほうが少ないと思うけど



・・・こんな夜中に(笑)

とりあえず10年以上前のメールもできない時代の携帯でも処分しようか。

受け付けてくれるかな

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