’０５．０５ 浅間嬬恋 １０

海野宿のすぐそばには千曲川が流れています。その流れは実に優雅で、ついボーっと見てしまいました。
山梨県、埼玉県、長野県の３つの県の県境が交わる甲武信ヶ岳を源とし、佐久、上田を経て飯山盆地にて最大の支川犀川を合流。新潟県境にいたり信濃川と名を変えます。流路延長２１４ｋｍの日本最長河川である信濃川の長野県内部分の呼び名なんですね。

’０５．０５ 浅間嬬恋 ９

海野宿は寛永２年（１６２５年）に北国街道の宿駅として開設された。北国街道は、中山道と北陸道を結ぶ重要な街道だったようで、佐渡で採れた金の輸送、北陸の諸大名の参勤交代のほか、江戸との交通も頻繁で善光寺への参詣客も多くあったそうです。
海野宿の町並みは、江戸時代の旅籠屋造りや茅葺き屋根の建物、明治以降の堅牢な蚕室造りの建物とがよく調和した伝統的な家並み。道の中央を流れる用水とのバランスが絶妙で、心が落ち着きます。

’０５．０５ 浅間嬬恋 ８

散策をすると、少しお腹がすいてきた。向かった先は『海野宿』にある福嶋屋という蕎麦屋。腰があってなかなかのお味。蕎麦湯もしっかり頂き満足でした。ほんとはビールでも頂きたいところでしたが、運転されている方に悪いのでやめておきました（当然ですね）。

’０５．０５ 浅間嬬恋 ７

湿原には小さな『鏡池』があります。天気が良ければ抜けるような青空や緑の木々が湖面に映るとか。

’０５．０５ 浅間嬬恋 ６

浅間山麓にある湯の丸高原と高峰高原の間にある池の平湿原は、浅間山の噴火によりできた湿原です。１０００種類以上もの高山植物の宝庫で、季節により、コマクサ・レンゲツツジ・アヤメ・ヤナギラン・マツムシソウ・リンドウ等が見られます。この時期はそれらの植物が花をつける前。ちょっと早かったか。

’０５．０５ 浅間嬬恋 ５

　別荘の主と先乗りしていた友人と共に、地元の人でもあまり通らないというダートな道を通り、池の平へ出向いた。駐車場から２０分程で木道のある池の平が見えてきた。途中、カッコウが木の上で鳴いており、その姿も確認。のどかですねぇ。

’０５．０５ 浅間嬬恋 ４

この日はあいにくの曇り空。浅間山から立ち上る噴煙がかすかに見受けられます。

’０５．０５ 浅間嬬恋 ３

緑のトンネルを抜けると、その先は．．．．．崖を転がり落ちてしまうので要注意。手前の緑の奥には向かいの山の緑が淡く映り、色彩の豊かさを感じる一枚です。

’０５．０５ 浅間嬬恋 ２

　同じく山間に咲いていた山ツツジ。朱色のツツジの花びらが緑に映えて綺麗でした。この辺りを通ったのが午前９時頃。行きかう車も少なく、道端に車を停めてのんびり撮影してました。

’０５．０５ 浅間嬬恋 １

　昨年、お客様の別荘を訪れたときのものです。関越自動車道高崎I.C.を降り、倉渕を抜けて北軽井沢へと向かう道のりを選択。時間に制約があり、今回は倉渕を素通り。途中の二度上峠のあたりには山藤がモリモリ咲いていた。