鶴仙渓を離れ、バスを待つ間にお団子屋さんへ。 隣にある喫茶店で食べられるとの事。 どうやら親子でタッグを組んで経営しているようです。 コシヒカリ100%の団子。 焼き立てでモチモチしていて美味しい。 と、いつものように〆は食べ物ネタで。 初の石川県上陸、閉幕でございます。
鶴仙渓は大聖寺川の中流にあり、『こおろぎ橋』から『黒谷橋』に至るまでの、約1kmの区間を指すそうです。 砂岩の浸食によって数多くの奇岩が見られる景勝地。 その名は、明治時代の書家、日下部鳴鶴が好んだ渓谷に由来しているのだとか。
ソフトクリームを食べながら歩くこと数分。 鶴仙渓へやってきました。 ここは『こおろぎ橋』。 檜造りの橋で、かっては行路が極めて危なかったので『行路危』と名づけられたとの話も。 秋の夜に鳴くこおろぎにも由来するといわれているそうです。 秋頃に来ると紅葉が見事でしょうね。
最終日。 いったん加賀温泉駅へ行き、コインロッカーに荷物を預けると、バスに乗って山中温泉へ。 松浦酒造は1772年創業の松浦酒造にて『大吟醸酒粕ソフトクリーム』を頂きました。 日本酒好きにはたまらない一品でしたよ。
ホテルに入り、ひとっ風呂浴びた後に夕食。 結構量がありましたね。 特にご飯が...。 食事を終えて落ち着いていると、「ドーンッ!ドーンッ!」という音が。 非常階段に出てみると、なんと裏のホテルで花火が上がっているではないですか! ここ数年、花火を見ることがなかったので、これには感激しましたね。 しかも、特等席で。 嬉しい誤算でした。
冷たい水で体を冷やしながら、『ひがし茶屋街』へ。金沢に残っている3つの茶屋街の中でも最も規模が大きな茶屋街。 石畳の道の両側に紅殻格子のお茶屋並んぶ。 江戸時代の雰囲気を残していて、重要伝統的建造物群保存地区にも指定されているそうです。 夜が綺麗だと聞いていたのですが、時間の都合で一番暑い時間帯になってしまいました。
俵屋本店から程近い所にある『箔座』。 店内には金箔に覆われた見事な茶室がありました。 思ったとおり、豊臣秀吉の茶室をイメージして作られたそうですよ。 細部にわたり、金箔が綺麗に貼られていました。 とにかく眩しかったですね。