全日本サッカー選手権 4回戦
川崎フロンターレ 3-0 サガン鳥栖
[川崎F] 中村 (77分)、鄭 (80分)、ジュニーニョ (89分)
等々力陸上競技場 5,026人
主審 松尾一
全日本サッカー選手権、今年の初戦は J2 現在5位のサガン鳥栖でした。
結果を見れば3対0の快勝だったわけですが、鳥栖に攻め込まれるシーンも多く、何とか勝ちあがれたという試合でした。
J2 が確実にレベルアップしているということを感じさせる一戦でした。
今日は選手権ということ、そして3連休の中日ということで観客数はかなり少なめ。2階スタンドは中央のSゾーン以外閉鎖という状況でも応援エリアにさえ空席が目立つ寂しさでした。
試合は立ち上がりから鳥栖が積極的に攻撃を仕掛けてくる流れで15分くらいまでは完全に鳥栖のペース。
その後はフロンターレが主導権を取り返しましたが、鳥栖のディフェンスが堅く、シュートまで持っていけない展開が続きました。
その中で鳥栖のファールから中村選手がほとんど助走もなく直接フリーキックを蹴るといった思いがけないプレーが出たのですが、これは惜しくもクロスバー。
ということで前半はともに得点のないままハーフタイムへ。
後半は一方的な流れになることもなく緊迫した試合が30分過ぎまで続きます。途中谷口選手がミドルシュートを打ってみるのですが、これはクロスバーの上。
しかし30分過ぎに中村選手のミドルシュートで先制すると、試合は一気にフロンターレのペースに変わります。中村選手の先生のすぐ後、原田選手からのコーナーキックを我那覇選手に変わった鄭選手がヘディングで決めて2点目。その後もボールを支配し続けたフロンターレがロスタイムにジュニーニョ選手のゴールで3点目と危なげなく勝利をかちとりました。
今日の試合、結果だけを見れば3対0と快勝だったのですが、自分たちのペースに持ち込むまで75分は長すぎ、というか鳥栖の狙いが良かったのだと思います。
ジュニーニョ選手へのパスはジュニーニョ選手をマークしていたディフェンダーにことごとくカットされていましたし、突破を仕掛けても二人、三人のディフェンダーに囲まれ、ボールを奪われて、シュートまで持ち込めず、カウンターの形には入れませんでしたし、パスをまわしていても最終ラインの前できちんと囲まれてそこから先へは入れてくれないという守備がされていて、シュートまではいきませんでした。
こういった試合の流れをミドルシュートで変えられるようになったことは大きな進歩だと思います。
しかし、厳しく守ってくる相手に対して流れの中から崩していける力を持つことが必要だということを改めて感じさせる試合でした。
その他雑記。
というか、パスやトラップの精度はまだまだ高めていける気がします。
主審はやっぱり松尾さんでした。何がどうとは言いませんが。
選手権、次の試合は甲府と山形の勝者。開場は丸亀。勘弁してください。
川崎フロンターレ 3-0 サガン鳥栖
[川崎F] 中村 (77分)、鄭 (80分)、ジュニーニョ (89分)
等々力陸上競技場 5,026人
主審 松尾一
全日本サッカー選手権、今年の初戦は J2 現在5位のサガン鳥栖でした。
結果を見れば3対0の快勝だったわけですが、鳥栖に攻め込まれるシーンも多く、何とか勝ちあがれたという試合でした。
J2 が確実にレベルアップしているということを感じさせる一戦でした。
今日は選手権ということ、そして3連休の中日ということで観客数はかなり少なめ。2階スタンドは中央のSゾーン以外閉鎖という状況でも応援エリアにさえ空席が目立つ寂しさでした。
試合は立ち上がりから鳥栖が積極的に攻撃を仕掛けてくる流れで15分くらいまでは完全に鳥栖のペース。
その後はフロンターレが主導権を取り返しましたが、鳥栖のディフェンスが堅く、シュートまで持っていけない展開が続きました。
その中で鳥栖のファールから中村選手がほとんど助走もなく直接フリーキックを蹴るといった思いがけないプレーが出たのですが、これは惜しくもクロスバー。
ということで前半はともに得点のないままハーフタイムへ。
後半は一方的な流れになることもなく緊迫した試合が30分過ぎまで続きます。途中谷口選手がミドルシュートを打ってみるのですが、これはクロスバーの上。
しかし30分過ぎに中村選手のミドルシュートで先制すると、試合は一気にフロンターレのペースに変わります。中村選手の先生のすぐ後、原田選手からのコーナーキックを我那覇選手に変わった鄭選手がヘディングで決めて2点目。その後もボールを支配し続けたフロンターレがロスタイムにジュニーニョ選手のゴールで3点目と危なげなく勝利をかちとりました。
今日の試合、結果だけを見れば3対0と快勝だったのですが、自分たちのペースに持ち込むまで75分は長すぎ、というか鳥栖の狙いが良かったのだと思います。
ジュニーニョ選手へのパスはジュニーニョ選手をマークしていたディフェンダーにことごとくカットされていましたし、突破を仕掛けても二人、三人のディフェンダーに囲まれ、ボールを奪われて、シュートまで持ち込めず、カウンターの形には入れませんでしたし、パスをまわしていても最終ラインの前できちんと囲まれてそこから先へは入れてくれないという守備がされていて、シュートまではいきませんでした。
こういった試合の流れをミドルシュートで変えられるようになったことは大きな進歩だと思います。
しかし、厳しく守ってくる相手に対して流れの中から崩していける力を持つことが必要だということを改めて感じさせる試合でした。
その他雑記。
というか、パスやトラップの精度はまだまだ高めていける気がします。
主審はやっぱり松尾さんでした。何がどうとは言いませんが。
選手権、次の試合は甲府と山形の勝者。開場は丸亀。勘弁してください。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます