流行の泣ける本につられて

梨木香歩著「西の魔女が死んだ」を読んだよ。
泣ける本だと紹介されていたので、つい。
最後の１ページで、ジーンと来た。それまでは、テンポよく読んでたんだけど。
読みやすかったし、お勧めだよ。

涙流して鼻詰まらせたのは、浅田次郎著「プリズンホテル」。
全４巻なんだけど、３・４巻にやられた。

そういえば、先月あたりに読んだ奥田英朗著「ウランバーナの森」。
今まで読んだ奥田英朗の作品とは全く違う感じ。

ジョン・レノンには空白の４年間があったらしく、
その空白の４年間を奥田英朗がフィクションとして書いたみたい。

作品の中では、ひとつもビートルズとか出てこないんだけどね。
ちょうどジョン没後２０周年ってこともあり、読んでるときに「もしかして」とは思った。
本来、ビートルズの世代でもないし、興味もないし。